2011年9月 6日 (火)

会えたらいいね・・(543) 「小室等の聞きたい聴かせたい」 小菅正夫

「小室等の聞きたい聴かせたい」 今回のゲストは前旭山動物園園長の「小菅正夫さん」

過去最悪の入園者数を日本一の入園者数を誇る動物園にした方 と聞くけれど さて どんな方・・・?  とお話を楽しみに参加。
かわうそ3きょうだいのふゆのあさ旭山動物園というと 飼育係の「あべ弘士

」さんの絵が浮かんで 園長さんの影は薄かった。

まずは ゴキブリの話から

昆虫好きの小菅少年は 北海道ではゴキブリは見たことが無く 東京のおばさんの家で見つけた時は 見たことも無い黒光りする大きな甲虫に感激し 北海道まで大事に持ち帰って友達に自慢したという。
何万年も姿形を変えず自己主張をしてきて リニヤモーターカーのように走り まさに昆虫の王者だと絶賛。 人間は汚いというけれど ピュアーな昆虫だという。

「蝶は好きでも蛾は嫌い」 「蝶はよくても青虫は嫌」 というのもおかしな話で あれほど高蛋白、高脂肪 なので 食べるようになるときっと愛着が沸いて好きになると目を輝かせて「命を戴く」 という事では みな同じ生き物なのだとも。

蟻は何故行列して歩くのか・・・?(夏休みラジオ子供相談室みたい)

基本的に? 前の人(蟻)に付いていけば 穴には落ちないから・・・らしい。 
一匹で行動する蟻は 足の裏の匂いで来た道をマーキングしておくそうで 摘まんで窓から捨てたら そこに自分の匂いを見出さない限り 巣へは戻れなくて死に向かう。

象の歩き方は? と言われて ふと考えてしまった。

一本の足に約一トンの体重をかけて歩くので 象は足の裏が弱いので 慎重そのものだとか、
右と左を平行に がに股で歩いているかと思ったら そうではなく 先に出した足に近づけて次の足を運ぶそうだ(4歩の足の動きを想像したが よくわからない。動物園で観察しなくっちゃ~~!)。先の足が安全確認をしているので追従するらしい。

絶壁に巣を作っていた隼が 鉄塔の上に巣を作りはじめているという。それは一番安心なところになりつつあるということなど 生き物好きの小菅氏の実体験を交えての話は 感心するばかりではなく 爆笑するほど話は面白かった。

動物園の役割として 

人間は単体では生きていけない。
懐かしい地球を描いて未来に向かうために動物達を絶滅させてはいけない。
せめて動物園で維持して行く事を使命とし 人間とは交わらないぞ という野生の姿で返して行きたいと思いを語る。

Amur Leopard Panthera pardus orientalis Facing Forward 1761px.jpgアムールヒョウは絶滅寸前で 世界で野生は30頭前後(うち雌は2頭) 世界の動物園では200頭くらい居るから増やして・・・と 懐かしい地球に戻したいという話は尽きない。

話の切れ目に小室さんのギター弾き語り、今日は動物が少し出てくる歌を・・・・と。

P1030511 放射能を浴びた牛が殺されていくが 動物自体は決して死を選択しないのだから 生きる算段を考え そこから多くのデーターを頂いて 生きている価値を役立てて行かなくてはいけない。
人間の都合で原発を作り 人間の都合で動物達の生き方を決めている。

乳牛、食用牛として生きてきても その使命を果たせずに抹殺されたのでは 牛だって生きる意味を果たせなかったわけだから・・・・。

楽しい話の中にも考えさせられる事が多く 台風の中 帰りの電車を心配しながら出かけたが また聞く機会があったらいいな・・・と 傘を煽られながら駅に向かった。 

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2011年2月21日 (月)

会えたらいいね・・(485) 小室等の聞きたい聴かせたい

ロビーで受付をすませていたら 軽く会釈して通り過ぎた方がいらした。
後姿を見送りながらあわてて頭を下げたけれど、どなたかしら・・・? 初老の小柄な男性に見覚えはなかった。

ふと気がついて おかしくなった。
少し離れた所に小室さんの姿が見えたので 遠くから会釈したのを その方はご自分にされたと思い会釈なさったので 申し訳なかったが。

講演が始まって 出ていらした時 「アッ! 先ほどの方は 脚本家の山田太一さん だった・・・、」 と。

テレビで見ている方とは違って 小柄な好々爺という感じだった。

昭和9年生まれで山田太一さんは戦前派、18年生まれの小室さん(K氏)は戦中派・・ということからトークは始まり 山田太一さんは 「疎開していたので 戦前派なのに戦争を知らない後ろめたさがあった」 と 。
浅草で食堂を営む家で いつも母親は水で手を濡らして忙しく 熱があると言っては額に手を当ててもらい 注射を我慢したご褒美に美味しいものを食べさせてもらったことが母親との思い出だと 懐かしい記憶を辿ってらした。

その後湯河原に疎開し 父親が「指圧の心は母心の浪越徳次郎」に指圧を習い収入源とし その後 父の才覚でパチンコ屋をはじめて大儲けし 諦めていた大学も行くことが出来たのだと。
「それでは湯河原温泉に大学へ行かせてもらった訳ですね」 と小室さんの突っ込みに大笑い。 

初めて父と十国峠へ登る時 酒瓶を五つ持たされ 頂上で「酔っ払ったら大変」 と道々酒瓶をぶらぶらさせながら道端の石にこつんこつんぶつけて歩いても割れず 頂上に着いたとたん割れてほっとしたが 父には叱られなかったので 自分の根性の悪さに 今でも後ろめたさを感じているそうだ。

母上が亡くなった折も 町の人が居並ぶ前で母を裸にし湯灌をし 担いでお寺の境内を周り お祭り騒ぎのようで 自分たち疎開組みが無視されている気がして腹が立ったという。
それが 最近になって 「あの時は父の計らいで 母の生まれ故郷の方法」を町の人達にお願いして送った」 ということを知ったそうだ。

お話を伺っていると穏やかな方なのに 「ドラマ“思いでづくり(山田太一脚本)”を先に放映していたのに 同じ時間帯に “北の国から(倉本聡脚本)” をぶつけてきて 本当に腹が立ったが プロデューサーが同じ高橋一郎だったので怒れなかった・・・」 と笑ってらした。

白い影 (田宮二郎) ♪
高原へいらっしゃい  http://www.youtube.com/watch?v=EXHi-yrRNJg

早春スケッチブック   http://www.youtube.com/watch?v=GiKnv2Kg_LQ
淋しいのはお前だけじゃない  http://www.youtube.com/watch?v=CagTs_3F0p4

何作かを スクリーンに映しながらの対談だった。

なんといっても 風子の中では 

「岸辺のアルバム」 http://www.youtube.com/watch?v=3prBmvVjiVE

橋田壽賀子の「おしん」のヒットにあやかりたくて 橋田壽賀子に聞いて 同じ原稿用紙を使っていたが会社が潰れたので また聞いて 今も同じものを使っているとか、
なんとお茶目な方か・・・と。

P1010919

初の童話だという「リリアン」 は 絵が 黒井 健。
この絵が好きな知人にも・・と2冊欲張ってしまったら 品切れになってしまって 他の方に申し訳なかったが 山田氏は 「廃盤かも・・・?」 と言ってらした。 
幼い子の心象風景を 古き良き時代の下町を舞台にファンタジックに描かれていて 思いがけなく素敵な絵本に出会えて 今日もいい日だった。

いつもライブでは歌わない 小室さん作曲の 

「木枯らし紋次郎 (誰かが風のなかで)」  「蝉しぐれ (遥かな愛)」  のテーマソングも 久しぶりに聞かせていただいた。

小室さんは 山田太一のドラマの音楽担当もいくつもあり 知らずに見ていたドラマや映画の音楽も 「あれも小室さん作曲だったのだ・・・・」 と気にせず見てきたものが数あって 今さらながら 脚本や音楽に目を向けずに来たことが 悔やまれた。

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2007年11月20日 (火)

会えたらいいね・・(162) ゆめ風であいましょう

Img095_sh02 先日 「ゆめ風で会いましょう」 という企画があって 参加した。

主催は「ゆめ風基金」 で 呼びかけ人代表の小室等さんはじめ 初代の永六輔さんやコントの大田スセリさんの飛び入りで 賑やかな会になった。
スセリさんの唄をはじめて聴いた時は こちらが下を向いてしまうほどの変わった唄でびっくりしたが 慣れてしまうと癖になり 車の中でよく聴いている。
さすが 永さん推薦の芸人。 大きな体を駆使して力を抜くこと知らずの芸に 馬鹿馬鹿しいと思いながらも 乗ってしまう。

真面目な方も不真面目な方も 一見の価値ありと思う。
「良し」 とする方は 変人の部類に入るのかも・・・?

今日のゲストは 「中山千夏」さん。
昔 名子役でアイドルを経て 議員さんを6年で辞め 今は文筆活動が中心とか・・、「古事記」に関しては かなりの方で 講義や本も出されている。
千夏さんとは 「学校ごっこ」(閉校) で度々お目にかかっているけれど いつお会いしても にこにこして 話し方も可愛らしいくて その自然体が好きだ。お若い頃は チナチストに追いかけられたそうな.・・・・。

「友達の作り方」 についてのお話だったけれど 友達がどんどん少なくなっているというか 少なくしている風子にとっては 目から鱗とまではいかないけれど どこから「友達」と呼ぶかの 許容範囲の違いだなあ・・・、と考えてしまった。

続いて 小室等さんのコーナーで 介護担当?(時々小室さんは間違えるから)のお嬢さんの「ゆい」さんと 息ぴったりに 「サーカス」 他 歌われた。 
 久し振りに 小室さんの 「だれかが風の中で」 (木枯らし紋次郎主題歌・和田夏十作詞・小室等作曲) を聴いた。
最近になって この詞の良さが 良く解ってきたと言ってらしたが ほんとうに詞を大切に歌われていて 年をとると言う事も悪くないなあ・・、とつくづく感じた。 Img095_sh03

すべて 出演者は ノーギャラのボランティアで 「ゆめ風基金」に 回るのだ。

風子のブログを見てくださっている 「ムーミンママさん」 も参加ということで それらしい 方を探したのだけれど見つからず この次の 「まるで六文銭のように」 のライブまで お楽しみと言うことにして 帰ってきた。

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