2012年11月14日 (水)

会えたらいいね・・(639)  描けないのか 描かないのか・・・ 

本当に 勝手だ・・・・と思う。

毎日が暇なので悩んでしまっているのに 時々用事が立て込んでくると また焦って悩んでしまう。

結局 我儘であるということ。

週一で待ち遠しいくらいが調度いいのに・・・・、といつも思うのだが そんな勝手なことは カルチャーくらいしか無い。 

カルチャーといえば 絵を再開しようと五年も先生を選んで やっと見つけた先生だったのに 生徒は風子ひとり。
気の毒に思ったのは 先生かカルチャーか判らないけれど 開講してくれ どちらにしても生徒は風子ひとりで最後まで増える事は無く 次期は閉鎖になってしまった。

私のようなものでも 上手に扱える指導者は無く また風来坊になってしまうと せっかく乗り始めた意欲も消えて  「もう絵なんてどうでもいいや・・・」と言う気持ちになってしまい 人には描かない言い訳として 「油絵って厚みが有るから溜まってしまうし もうあの世へいく準備として 捨てる時期ですもんね~~」 と言っている。

そんな時に 昔の仲間から年一度 喫茶店のギャラリーをお借りして催す「七人の会」のお知らせを頂き困っている。

「風子も 出しまーす」 なんて 調子の良い返事をしておきながら 「抽象ではな・・・・? 」 と 何を出品したら良いのか迷っている。

抽象が好いと思ったり やっぱり具象かしら~~と迷うのは どっちつかずの性格がいけないのだ。
「どっちみち素人なのだから 好きな事をしていればいいの・・・ それに・・・歳だしね! 」というおまけが最近はついてしまう。

「一枚の紙の上で したいことは ひとつの事にしなければ・・・・」 神の声が何処かで聞こえてくるような気がしている。


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むか~~し描きたかった一枚の絵。↑
ずーっと場所を探していた。
その場所を探して旅に出たが やっぱり現場は寒くて止まって描いてはこられなかった。

「写真から描くしか方法はないのだろう」 と この年齢で素人の風子が思った。
探しているうちに何年もかかってしまい過ぎたのだ。

 

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2012年8月18日 (土)

会えたらいいね・・(614)  暇つぶし

連日の猛暑が続くと エアコンを使わない風子は 自衛するのみで太陽の動きをみながら部屋を移動するのだが・・・・。

リビングは日当たりが悪いけれど 四方に開口部があって 夏場は非常に快適な場所だった。
ところが 裏に越してきた方が 僅かな距離に室外機を3台置き一日中使っているので 音と温かい風が入ってきて 給ったものではない。

そんなわけで 午前中は2階の南西向きの部屋に逃げる。

テレビも無いし 本も読む気がないので CDを聴きながら色遊びをしている。
子供の頃 夏になると 炎天下でもコップに折り紙を契って入れて 色水やさんごっこをしたのを思い出すが・・・。

陽が回ってくるまで2時間は遊べるので 暇つぶしと 首に巻いたタオルとTシャツがぐっしょりなる汗なのでダイエットになる。

先日はケント紙で試してみたが 最近は和紙に凝っている。

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描いて・・ではなく 他の紙に塗った色鉛筆やパステルを霧吹きで濡らして 和紙に移して翌日乾いたらまた色を重ねていく。
時間の経過による思いがけない形と色の重なりに 待つ楽しみもある。

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なんとなく 風景に見えてきた。

ただ自分が面白いだけで 結果はどうなっても 売るほど買い集めた和紙の処分にもなるので 暫くは遊べる。

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先日から通い始めた受講者二人のカルチャーは 本来スケッチなのだが こう暑くては外で熱中症になっても困るので 写真から描くことにして 用意していただいた写真を2枚お借りしてきた。

遠近法だの消失点だの難しい理屈は苦手で 近距離の風景になってしまったら もう一人の方に 手厳しく 「遠近感が無いわねー」 と言われてしまったが・・・・。

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描けない負け惜しみだけれど こう言う絵は好きではなく 写真から描くにしても何だか判らないこちらのほうが気に入っている。

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建物は特に苦手な風子だけれど 初めて絵にしてみたいと思った 「日高市にある太平洋セメントの購買部の廃屋」 を 何年か前に木炭で描いたことがある。
それを思い出して写真を元に 二日掛かりで描いてみた。

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スケッチに行った日は やはり暑い日で 絵はそっちのけにして 木陰を散歩してきた事を思い出す。
みんなで買い取って 「アトリエ」 にしようか・・・と真剣に考えた日が懐かしい。

もう取り壊されて 跡形もないのだろうか・・・・。

色で遊ぶ事は 楽しい。

油彩は気軽に描けないし キャンバスという荷物が増える。

これからは 淡彩で楽しむのも好いかな・・・と 思っている。

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2012年8月 4日 (土)

会えたらいいね・・(611)  暇つぶしのその後

始まった講座は 月2回で 本来は「川越を描く」講座なのだが 生徒は風子一人しか居ないので 先生とデートでお散歩・・・と言うのも変だし 暑いということもあって 教室での講義にしてもらった。

もともとこちらは本命ではなく 「開講できなかった講座」 が目的だった事をはっきりお伝えしたら 先生も 「実は自分もそちらをしたかったんです」 ということで 急遽 内容変更になった。

スケッチの方も そういうタイトルにしないと生徒が集まらないのでは? と言う事もあったらしく 小江戸で有名な場所を描くつもりはなかったようだった。

案内に載っていた先生の絵が独特な描き方で それを真似したかったというだけのこと・・。
風子は そういう名所は描く気は更々無いのだ。

そんなわけで 先日は 「デカルコマニー」 という技法を教えていただいた。

今までも そんな方法で軸の本紙を描いていた事はあったが。
墨や顔彩で自分で見つけた描き方だと楽しんでいたが きちんとした技法だったとは・・・・。

「何でも有り」 の世界なので 押し付けられる事が嫌いな風子にとっては 実に楽しく 想像できない結果に 魅力を感じている。

朝 涼しいうちに 画用紙に色鉛筆や有り合わせの画材で色を塗り 筆や霧吹きを使って溶かし 本紙に貼り付け色を移していく。
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「それが何だ?~~?」 と訊かれても応えられないが 偶然の色の混ぜ合わせや 滲み などが 美しいのだ。
結果 風景や人物に見えたりもする。
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↑  何となく 風景にも見える  (あれっ? 逆さま・・・・)

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↑ だいぶ前に描いた 油彩の山積みの林檎をイメージしたのに 
   世界地図のようになってしまった

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↑ これは??    何にも見えてこない

先生の先生は 「無言館にも関わった有名なN氏」 だそうで 去年ブリジストン美術館へN氏の展覧会を観に行ったが 実は良く解らない絵だった。

何が良くて悪いのか判断できる美意識は持ち合わせてないので せっかくの講義も面白半分なので勿体無い気もするが・・・・。
(そう言えば・・・・、「いい絵かどうか判らないうちは いい絵は描けません」 とある先生に言われた事を想いだした。)

6年ほど前 県展に洩れた50号の抽象をイメージして 画用紙にこの技法で色を移してみた。
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とにかく 子供が新しい遊びを与えられたのと一緒で 毎朝 昨日塗った色が乾いてどうなったか・・、そしてその上にまた重ねて 翌日の朝には・・・の繰り返しで 暫くは 暇潰しには 恰好の遊びが出来た。

昔の絵の仲間と 年一回 小さな作品展をするが きっとまた 顰蹙を買って 「傲慢な絵だ」 と言われるだろう。

自分一人で 楽しんでいるだけにしよう。

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2012年8月 2日 (木)

会えたらいいね・・(610)  暇つぶしに

毎日が 「ひま」 の連続で 腹が立ってくる。

一月に骨折してから 月一回の秩父の雑木林ウォーキングも止めているし 毎月のように出かけていた一人旅も行かなくなったので 日々退屈をどう過ごすかが課題になっている。

草むしり 掃除 片付け などなど・・・・、 山積みになっているけれど 「この暑さでは 熱中症に成りかねない・・・」 と たま~~に 首に冷タオルを巻いて汗を流すが それは風子の心を満たすものではない。

絵のお教室を辞めてから 4年あまり。

描いても お教室に通ってないので展覧会があるわけでもなく つまらないので 下手なりに 「県展」 に出品していたが それも 辞めた。

たった一人のわが尊敬するK先生のアトリエまでは車で4,50分。
寄る年波で 運転が恐くなって辞めたが 他に先生の教えているお教室は都心にあって遠いので 画材を持って通うのは不可能。 
辞めてからずーっと4年も他の先生を探していたが・・・・・。

思いつきで覗いたカルチャーで 新規の講座が開かれるので ダメモトで二講座申し込んでおいた。

最低5人から開講するようなので 連絡を待ったが 問い合わせると 「どちらも 風子さんお一人なんです~~。開校日一週間前にご連絡します」 とのこと。

連絡が入った。

受付 「片方は風子さんだけでしたが もうひとつは開講しますから 開校日にいらしてください」 

当日 指定されたお教室で待っていたが 誰もみえないので 受付へ行って 

風子 「お教室間違ったかしら・・・?」 
受付 「先生は電車が人身で遅れているので もう直ぐみえます。もうお一人は体調が悪くて  今日は欠席です」

風子 「5人から開講・・・と聴いてましたが 二人ですかァ? 今日は私だけ? いやだな^~、」 
受付 「先生が二人でも開講して下さるとおっしゃったので・・・・」

やおらして 受付さんが跳んできた。

受付 「一人でも大丈夫! すごーいイケメン先生よ! とってもいい方!」 

受付さんひとりで喜んで 風子の肩を叩いて戻っていった。

風子 (内心) 「イケメンって 好きじゃ無いんだけどな~~、 何となく軽そうで嫌なんだけど・・・・」

先生が 見えた。

風子の想像するイケメンではなく 感じの好い先生で ほっとした。

途中 見学さんが一人入ってきて 1:2 の窮屈な2時間半だったが 久々に充実した時を過ごすことができた。

初心者のとんでもない質問にも 真剣に応えて下さって 
「おもしろい! わ~~、楽しい!!」 と言う風子に 「それが大事な事です!」 と 子供を扱うように 指導してくださった。
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フランスで25年も暮らして 去年帰国。
絵の本拠地はフランスに置いているらしいが そんな感じもなく さわやかな方で お世話になったK先生と通じるものがある。

風子を 「おばあさんのお絵描き遊び」 と思っているかも・・・? だけれど。

どちらにしても 2時間半 遊ばせてくれるのだから 有り難いことだ。
願わくは 5人にはなって欲しい。 

   

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2012年7月28日 (土)

会えたらいいね・・(609)  ばかみたい・・・?

P1040892 黙っていても うんざりする夏なのに わざわざ 『夏』 などと書いた軸をかけて

“涼しげな絵ならともかく ばかみたい~~” と 思いながら 眺めている。

整理していたら出て来たので掛けてみたが かといって 冬に掛けるのも可笑しな話で やっぱり今なのかな^~?  

天袋に押し込んである掛け軸を 少しずつ処分しようと思っているが 出してみてはまた仕舞い込んで 結局 数は一向に減らない。

小さなお寺を構えている知人に 「軸 要らない?」 と聞いたら 掛けてくれるそうで 暫く癖を直すため掛けたので 序でに出した。


もともと 軸装をしようと習い始めたわけではなく 裏打ちだけ覚えたかったわけで
「本紙を持ってくるように」 と言われて はたと困ってしまい 「墨詩まんだら」 を描くご住職にお願いして創っていたが 「もう 自分で描いたら・・・?」 と言われ 当時 書も絵も心得の無い風子は 何を描いたらいいか迷ってしまった。


思いついたのが お経!

写経と言うには不心得千万。
まあ、字も絵のうち・・・と思って許していただこうと 描き始めたら面白くなって 何枚も描いた。
合計 何万字描いた事だろう。
不思議な事に 般若心経に始まって ほとんど法華経になってしまった。

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わが家は曹洞宗なのだけれど 本紙を描いて頂いたご住職が 池上本門寺のご出身と言う事もあって 一応 お経の解説書は何冊か 目を通させていただいた。

積読や 飾っ読 ばかりで 読んだ・・・とは言い難く 今もって 良く解らないのだが~~。

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今回 引き取ってくださる方は日蓮宗ではないので 無難な般若心経にしようか・・と思っている。

これなど↑は小さなほうで 半切で床の間の天井から下に着くほどの軸もあって 自分ながら 「よく描いたものだ・・」 と 根気の有った若い頃を懐かしく思い遣っている。

 

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2012年3月26日 (月)

会えたらいいね・・(586)  ブーケ

美術館の帰り 一坪にも足りない三角の小さなフラワーショップ

看板も無く 華やかさも無い

ブリキのバケツに 無造作に何種類かの花が挿し込んであるだけで 
センスの微塵も感じられない肥ったお姉さんが立っていた

黄色い花が 人目を引く

ミモザ、

P1040314     

そう言えば・・・・、
いつだったかあちこちの花屋さんに 「ミモザの日」 と書かれた貼り紙が揺れていた。

ブーケや リースに仕立てられて 「へ~~、こんな日があったんだー」 と始めて知った。

庭に植える花も黄色は水仙があるくらいで 夏の日差しの下で咲く大輪のひまわりに魅力を感じるけれど 黄色の定番のレンギョウもエニシダも我が家にはない。

見事なミモザの枝に引き込まれるように ショップの前で立ち止まった。

「何か お探し?」 と言われて 「いえ・・・、べつに・・・、ちょっと探している花があって・・・」

心にも無い事を言ってしまってから 「そうだブーケにする花を探してたのに・・・」 思い出した。

よく見ると 知らない花ばかり。

「これなあに ?」    
    
        「フェチドウスって言って クリスマスローズの原種なんです」

「おいくら・・?」  

         「一本1500円です」

「あら、ずいぶんいいお値段ね、   こちらは?」

         「ノーブルです。     ロータスリリーとも・・・、これは高知産です」

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「そうか・・・、それで 蓮みたいな形なのね。あの木はなあに? 黒もじに似てるけど・・」

         「青もじ・・・、楊枝にするのは黒もじで これは茎が青い・・・・・」

「色を統一したいの・・、緑系と白で・・・。 ちょっと淋しいかな~~?
  アクセントに何か・・・、地味目のね! あのフリージヤみたいな変わった色は?」

         「ピンクパッション、フリージヤですけど。 山形産です」

「これは? こっちは・・・? 」    

いろいろ訊く風子を嫌がりもせず 丁寧に応じていただいているうちに 結局 ミモザの大きな枝も含めて大枚はたいてしまったけれど 楽しい時間だった。

「花の名前 忘れるので書いていただける?」 丁寧にメモした紙をポケットに入れ 抱えて帰る。

「水上げが悪かったら 言ってくださいね・・・!」  と後ろから追いかける声に 

「ありがと!  でも出先なので 家遠いのよー、来られないわー!」

言ってしまってから 余計な事だった・・・、また一言多かった・・・・苦笑した!

帰宅して 花瓶に頭でっかちに入れたが 何か物足りない。
近所のショップで有り触れた花を追加して イメージがすっかり狂ってしまった。

Photo
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取り合えず 準備は出来た。  あとは 描くだけ・・・・と思ったら力が抜けてしまって まだ腰が上がらないで居る。

こうして いつも花を枯らしてしまうという結果だけが残る。 

「花って 難しいんですよね・・、 、綺麗に描こうと思ってしまうし 枯れてしまうし・・・、ただ綺麗に描くだけではね・・・」

いつだったか耳にした先生の言葉が聞こえてくる。 

綺麗に描くこと自体 風子にとっては難題なのだから・・・・。

 

         

         

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2011年11月27日 (日)

会えたらいいね・・(566)  ミニ展覧会

友人の展覧会の案内をあちこちから頂いて 忘れないようにと手帳に書き込んで居るが
このところ 体調がはっきりせず失礼する事も多く 残念な事を重ねている。

少し落ち着いてきたので さて何処へ行こうかな~~と 手帳を繰っていたら 「27日6時搬入」 とメモしてあった。

あれ~~! 自分の展覧会を忘れていた! 

10年程前 絵を始めたばかりのころの仲間と7人で会を作って リーダーさんが毎年企画して下さって もう止めてしまった風子にまでお誘いをくださる。
去年は 都合があって出せなかったので 「今年は・・・」 と連絡いただき 「搬入も参加します」 と言ったのに まだ額装もしてなかった。
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今年の初め 元先生の生徒さん達の大きな展覧会にも出品させていただいたので 油彩は出し切ってしまって 新しいものが無い。 

スケッチブックの中の 鉛筆デッサンを出す事にしたが 切り取っただけで忘れていた。
慌てて 無理を聞いてくれる画材やさんへ 昨夕走った。
明日搬入前に頂きに来ますから・・・・と。

孫にも衣装なので 額やマットの色、カットの位置に拘るので あるもので・・・とはいかないので苦労する。(それも楽しみなのだけれど・・・)
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昨日 手帳を見なかったら・・・と思うと 冷や汗が出てくる。
前にも ミニクラス会の日にちを間違えていて 
「今 何処に居るのー?」 と携帯が入って 「家よー」 と言ったら 「何やってんのよ、みんな待ってるのよ」 と 叱られた事があった。
結局 会場までは時間が掛かるので欠席させてもらったが その後も時々そのことを引き合いに出され 頭の痛い思いをしている。
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年々 こんなことが増えて 自分でも大丈夫かしら~~? と不安が重なって 慎重になれば成るほど 変なところで注意深くなって逆にびびったりする。

最近は 体調が悪かったり考え込んだりしている時は 車には乗らないようにしているが
額をいくつも持っては歩けないので 今日は取りに行ってその足で搬入に向かわなくては・・・。 
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仲間にも2年ぶりで会えるけれど みなさん他の先生について活躍しているし・・・、ちょっと落ちこぼれたような淋しい気がしないでもない。

こじんまりした画廊喫茶なので 絵や写真に精通したマスターと話すのも楽しみだし 黒カレーが美味しいのだ。
会期中は 何回か足を運ぶようなので まだダイエットとは遠のいてしまいそうだ。

         ::::::::::::::::::::::::::::::::::

      山茶花と侘び助が 今年も見事に花をつけている。
      この山茶花もわが家へ来て26年。
      風子も少々ぼけてもしかたない歳だな・・・・と。
      
      花は老化って無いのだろうか 
      季節がめぐってくれば いつも忘れずに 
      美しく咲いて 年を重ねた花と違わない気がする。
 

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2011年10月29日 (土)

会えたらいいね・・(557)  アブチロン

放りっぱなしだった夏枯れの花をやっと整理して 来春に備えていくつかの苗を買ってきた。  
色取りと 伸び具合 冬を越せるかを見極めながら 配置を考えて ポットのまま置いてみる。
園芸店で 頭の中に描いて買ったはずなのに いざ配置してみると気に入らない。

また探しに行く。   思う花が無い。

もう二日も経ったのに まだポットのまま並べて放ってある。
何となく 花の勢いがなくなって このまま枯れてしまうのかな~~と思っている。

今年は 当てにしていた花が咲かなかったり 思いがけず頑張ってくれた花があって 先日の台風でひっくり返ったアブチロンが こんな綺麗な品種だったことに気がついた。

Img_1943 何年も前からこの花が好きで買っていたけれど やっと大きくなったと思うと あっという間に消えてしまって 我が家には居付かない花だった。
枝がお行儀悪く真横に延びてバランスが悪く 花も咲かないので隅に追いやっておいたのだ。
引き起こそうと鉢を傾けたら 見かけない花が揺れている。

「えっ? アブチロンの筈なのに・・・」 と よく観たら変わった品種の絵がついていた。

2,3センチの提灯のような花は 全開しないままで風に揺れ 慎ましやかな優しい色だった。

Img_1938_2 絵を描き始めたころ キュービズムだのシュールだのと 勝手に決め込んで おかしな絵を楽しんでいた事があって 今でも取ってある絵がアブチロンなのだ。
今みても おかしくなる気持ちの悪い絵なのだが・・・・。

それとは 全く異なった品種で これをシュールで描くには余りにも綺麗で柔しすぎる。







はみ出した枝を伐って 挿した。
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部屋にとって返し 久しぶりに絵の具を開けた。
F6のスケッチブックには 白いページが何枚か残っていた。
使わなくなって4,5年になるのだろうか ほとんどが固くなって使えない。
絵の具を調達に行っていると気が変わるので 使える色で何とか描いてみた。
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久々の絵の具は使い方も忘れていて 自分らしくない絵になってしまったが ちょっと描きたい気持ちが沸いて来た。

いつまで この気持ちが維持できるのだろう・・?

それにしても また花たちは ポットのまま放られて 今夜も眠るのことになってしまったようだ。 

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2011年10月19日 (水)

会えたらいいね・・(554)  お江戸を歩く

また 通院日がやってきた。

3ヶ所の病院へ通っているが このK先生とのお付き合いは10年を越え 特別 命に係わる病気ではないにしても(係わるかな・・・?) 冗談を言えるので 勤務場所が変わるたびについて回ってきた。
世渡りの上手な先生で テレビ、雑誌、講演会と引く手数多のようで いまはK大学病院の教授にまで上ってしまった。

ある医療関係の新聞に「最もなりたくない病気は ガン、心疾患ではなく認知症」という記事がK先生の特集で書かれていたので 
「風子もそれが一番恐いんです」 というと 
「風子さんは大丈夫です。検査数値からも心配ないし 好奇心が大事ですからね」 と。

毎回 高い検査込みの診療費と薬代を払って文句を言いながらも通っているのは 日本橋(東京駅)と言う立地条件から 周りには美術館、デパート、公園など 好奇心を満たすものに事欠かないから・・とも言える。

そんなわけで診察後の行程を考えて 早い時間に予約する。

「妙法院門跡 障壁画完成記念 石踊達哉展」 は帰りに寄る事にして 先に出光美術館で 「大雅、蕪村、玉堂、仙崖 の笑いのこころ」 で笑ってから・・・と 東京駅からお江戸をぶらり歩きながらお堀端の出光美術館へ向かう事に。

ところが 三菱一号館美術館の「ロートレック展」 が目に付いて ちょっと覗いて・・・と思ったのがいけなかった。
以前「ロートレック展」が来た時も見ているので ざーっと見流すつもりが 
独特なタッチの線と退廃的な色のリトグラフの面白さに魅了され 時間を取ってしまった。

3階の通路から見下ろす中庭は別世界のようで パリなど行ったこともなく関心も無いのだが こんなお洒落な街並みかな・・・とおもいながら 珈琲でもと 庭へ降りてみた。
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お腹も空いたので レストランへ一瞬目を向けたが 一人でぽつーんと食べてもつまらないなあ^~と セルフのランチにしたが やはりわが家近くのセルフのショップとは一味違う雰囲気。P1030789
木々の影さえ お洒落に感じる。

出光美術館へ向かう逆光のお堀端風景は 都会にあっても贅沢な空間で 美術館のロビーに用意されたお茶を戴きながら見下ろすお堀や森が ここならでの落ち着いた佇まいだ。
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「笑い、無邪気な咲い、呵呵大笑、知的な嗤い、」 笑いにもこんなに意味が・・・・。
ひとつずつ解説を読まなくては笑いの意味が取れないなんて まだまだだめだな~~と疲れてしまって 自分に哂ってしまった。

帰り道 有楽町交通会館で催されていた(スケッチしていた方から戴いたので)水彩展に寄り 駅の階段の手すりに摑まってやっとの事で電車に辿りついた。

「今夜はまた足が痛くて眠れないかな~~」 と思いつつ 「炎症がなくても 骨の破壊は進んでる事も有りますよ。なるべく足を使わないように・・・}という R科の担当医の顔が浮かんでいた。
 
「その時はその時! 生きてる今が大切。 元気な若い先生には 風子の気持ちは解らない」 と一人言い訳しているのだ・・・。

「歩けなくなったら 好奇心も満たされなくて 即 認知症!」 頭の中を過ぎった。

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2011年7月19日 (火)

会えたらいいね・・(530)  論語入門講座

先月始まった論語講座(入門)が あっという間に7回が終わってしまった。

一回1時間、しかも参加者は風子前後の高齢者ばかりで 牛歩のごとく進むので 脱線を含めると一日一章で終わってしまった事もある。
そんなわけで ほんの触りで終わってしまった感もあるが 風子にとっては新しい出来事で 一時間が早く 次回が待ち遠しかった。

だからといって しっかり覚えているわけではなく その日慌てて書き取ったノートを 次週までに 近くのMcで涼をとりながら珈琲を飲んで もう一度整理して書き直す程度で それが済むと全て満足で はいさよなら・・・という繰り返しだった。

受講者の中には 「では もう一度読んで見ましょう」 と解説後に講師が言っても どこを読むのかまごついて 近くまで行って 「ここです」 と指されて 改めて何の解説だったか納得している方もいるので まあ、風子の場合 そこまでは行かないから 良しとしている。

翌週どこを解説するか おおよそのヶ所が解るので 読み方くらいは指で辿っていくようにしているが 何といっても 漢字が読めないので 電子辞書は放せない。
「絶対に 指しません!」 という約束なので 安心して参加できるのが楽しい。

10年周期で 「論語」 は流行るらしく 今がその時期らしい。
そんな事は知らず たまたま講座を知って 受講料が安かったから申し込んだら聴講できただけで 論語がどんなものであるか 講義を聴いてから 「あ~~、これも論語だったか・・・」 と認識したようなもの。

そもそも サンデー毎日を長年繰り返すと 「今日は何日?何曜日?」 になってしまう。
決まった曜日に決まった事をして 一週間のけじめをつけるために 何かしたかったので 取り合えず 昔好きだった漢文・・・、なら何とかついて行けるだろうと始めた。

P1030308  木曜日は 月一回秩父の雑木林ウォーキングだったので その日は欠席の予定が 7回全部出席で 最終回には「修了証書」 まで配られて 笑ってしまった。
市が絡んでいるので 形式だけはきちんとという証なのだろうが・・・・。







P103030210年以上前になるが 「お経はお坊さんにとって何ですか?」 と日蓮宗のお坊さんに恐る恐る伺った事がある。
[迷った時の物差しです。」 と禅問答のような答えが返ってきて 「ふ~~ん、法華経が物差しね~~」 と 法華経の解説書を何冊か読んだ(眺めた) ことはあるが・・・。

趣味の掛け軸創作の練習に 半切の大きな本紙が欲しかった。
思いついたのがお経で 字と絵と組み合わせたかったが 目も通さずでは失礼に当たると思って解説書に一応触れたわけで これも論語と一緒で 不心得な始まりだった。

意味は無いが 「薬草喩品第五」 が好きで 心ここに在らず・・・の写経をしたが 結果的に絵が足りないと指摘されてしまった。
「大きな樹にも 小さな草木にも 隔てなく雨は降りそそぐ」 と言う事なのに 大木が無かったのだ。
風子が 山野草が好きだから そればかり描いてしまった。

まだ論語は入り口に立っただけだけれど 遅ればせながら「物差し」 になるのかもしれない・・・?と思っている。

「子曰、學而時習之、不亦説乎。有朋自遠方來、不亦樂乎。人不知而不慍、不亦君子乎」。

最終日までに 「指さないけれど暗記してくるように」 と宿題が出され やっと一章だけ暗記した。
意味が解ってみると 「不亦楽乎」 と思えてくる。

10月から また講座が再開されるというけれど それまで風子の気持ちが持続できるかが問題だ。
論語は 「こうあるべきだ」 ではなく 「こう思うがどうだろうか・・・?」 という問いかけだそうだから 気が楽だ。
法華経ではないが 「短い物差し」 になるといいのだが・・・・・。

P1030310 講師の話の中に  常に「ポケット論語」を携えていたと言う渋沢栄一の 「論語と算盤」の紹介があったので 同S県住人としては読んで見ようかと買ってきたら 既に書棚に並んでいた。

一時 流行ったらしいので買ったのかもしれない。
いつもの 積読(つんどく)や並べ読(ならべとく)に満足して 同じ本をまた買ってしまった。
洋服も同じものを買ったりするから そろそろ○○が始まっているのかもしれない。

危ない、危ない・・・・・・・。

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