会えたらいいね・・(336) 楊貴妃が来た
携帯がなった。
「風子さんですか・・・、Sです。今日 時間有りますか?」
「ありますとも、ありますとも・・・、無くったってつくります。」 内心遂に・・・、と。
「忙しいんですよー、これから用事が入ってるんですけれどね、ちょっとなら時間あるので来ませんか」
唯一 お茶のみのお誘いを下さる方・・・,と言っても どうという事のない方で 暇になると勿体つけて 必ず 「忙しい」 という一言いれて 携帯に連絡をいれてくれる。
陶芸教室の先生で 風子は 生徒さんには言えない愚痴や自慢の聞き役になっている。
先日 風子の年齢が気になるらしく 干支で聞いてくるので 「パンダ」 と言っておいたが
その後 めんどくさいのではっきり言ってしまったので 気が楽だ。
10歳ほど風子が歳上と言ったら 「5歳くらい上かな・・、と思ってたんですけどねー」と。
それなら そう言ってくれれば 「そうです」 と言ったのに・・・。
内心 遂に・・・、というのは ずーっと待っていたことがあったから・・・。
それは 楊貴妃というめだかが卵を産んで孵ったという話を聞いていたので いつか分けていただけるのではと期待していたからだ。
ペアで一万円で買ったそうなので 風子からは 「下さい」 とも言えずにいた。
「18匹孵ったんです。生徒さんに少しずつあげたんですが 風子さんには特別8匹取って置いたから・・」 とペットボトルに7,8ミリに育っためだかを入れて待っていてくれた。
「生徒さんには黙っていてくださいね。特別ですから・・」
「わかりました。有難うございます」
生徒さんのことはどなたも知らないので 言うわけはないのに・・。
まあ、特別に戴けたのだから有り難い。
買えば気が楽で 死なせてしまっても割り切れるのだけれど
知人から戴いたと思うと大切に育てるから不思議なことで 花も同じことが言えて
買ったものより愛おしく思えるのは何故だろうと いつも考える。
去年 同じ方から戴いたパンダめだかは 毎日老眼に拡大鏡で卵チェックをしているが 2ミリ程に育ったものが 30匹くらいはいるようなので どなたかに分けてあげられたらと思っている。
それにしても 最初に絵の先生から戴いた白めだかと普通のめだかは 一番大事にしているのに卵を産まないのはどういうことなのだろう。
人間と同じ室内に居るので 今はやりの草食系めだかになってしまったのだろうか。
今日もまた 「忙しい」というから 「お忙しそうなので じゃあ、」 というと お茶を入れ替えてくれて 一度上げた腰をまた降ろす結果になってしまった。
結局 風子は暇な時の茶のみ相手なのだ。
写真 上 楊貴妃 7,8ミリ (動きが早くてピンボケになってしまった)
下 パンだめだか 2.5センチ
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積読(つんどく)だった「風姿抄」 を 入院中に読んだことで ひとつ物知りになった。
小皿は手びねりで 形も模様もみんな違っていて楽しかった。




まるで 立ち雛のような チューリップの芽。



ストールは 白の羽二重と絹の着物を使い 裂く巾も羽二重の部分は 7ミリ程で切れないぎりぎり細さにして 薄く空ける効果をねらっている。
手提げは 柿渋だ。
面白いのは 額。







最近 痛み止めなしでも手の具合が落ち着いてきているし 足もそこそこ立ち仕事ができるようになってきたので 始めようか・・と思っていたところ 見たいといってくださる方もいて すぐ煽てに乗る性質で 暇が有るので その気になってきた。





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