2007年10月14日 (日)

会えたらいいね・・(150) 映画

子供の頃から映画館が嫌いで 娘時代も 友人達が映画やジャズ喫茶に出入りしているのを尻目に 青空の下 ヒッチハイクをしていた。
だから その当時の話題には仲間入りできず 今になって淋しい思いをしている。

最近になって ぼちぼち見るようになってはいるけれど いくつかの決まった映画館に行くので 傾向が決まっている。
ここ一週間の間に 2回も行ってしまった。

ひとつは 長編ドキュメンタリー映画 「ひめゆり」
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2006年に上映され またポレポレで上映されているというので 集団自決云々・・の折 「ひめゆり学徒」についても知りたいと 最終日近くなって腰をあげた。

第二次世界大戦末期 沖縄での地上戦に15歳から19歳の女学生達が戦場動因され献身的な看護活動の末 多くが亡くなっている。 「ひめゆり学徒隊」として むごい体験をへて 生きのびた生徒達の沈黙を 柴田昌平監督が 13年の時をかけて 22人の言葉を丹念に紡いだ作品。
その証言の中で 辱めを受けるより自決 という教育をされ 手榴弾も持っていた と話している方もあり 生き残った方たちの証言を 多くの人達に聞いて欲しいとおもわずにいられなかった。この映画の完成を待たずに 証言者のうち 3人が亡くなっているという。


もうひとつは  アンコール・ロードショー 「郡上一揆」
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何年か前に上映されている。

これは ひめゆりの時 予告編で 初日に神山征二郎監督と主演の緒方直人さんが挨拶に見えるというので 野次馬で行ってみたのだけれど・・・。

歴史に疎い風子は 教科書の中で 「年貢高の決め方に不服を抱いた農民達が 郡上一揆を起こした・・」 と その程度の知識だけだった。

定次郎(緒方直人)は父(助左衛門)に 幼少の頃から 「村の役に立つ人間になれ」と育てられる。一揆の中心人物になるには死を覚悟しなければならない。
一人娘の生まれたばかりの妻かよ(岩崎ひろみ)の じーっとこらえる可憐な姿に 涙腺が緩む。
脇をかためる 林隆三・古田新太 他 錚錚たるメンバーで ダイナミックな農民群像の描写にも圧倒された。

自分の事だけ考えることが精一杯な 現代の私達の生き方について問いかけられているような気がした。

もう一本 次の時間上映される 秩父事件の 「草の乱」 も観る心算で行ったのに あまり力を入れて見たので すっか疲れてしまい 日を改めて行こうと思っている。




 

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