2012年9月 4日 (火)

会えたらいいね・・(618)  一本の道さえあれば

一本の道さえあれば・・・・・、 ふとそんな言葉が頭の中を過ぎった。

何だったかな~~? 

「ブッダの言葉」 でもあるような・・・?  いや違う あれは 「サイの角のごとく・・」 だ。

松原泰道師の 「こころの杖言葉」の中にあったのかも・・?と 書棚を探してみたが 本は有れども 姿は見えず で どうも引っかかってすっきりしない。

なあんだ~~、    書棚に並んでいるではないか・・・・、笑ってしまった。
あの「マディソン郡の橋」 の作者のロバート・ジェームス が書いた本だった。

Img293

どんな内容だったか記憶に無いが 愛する事、生きる事について書かれていたようだ。

何で 「一本の道?」 に拘るのだろう?

立て続けに 東山魁夷の 「道」 をテレビで見た所為かもしれない。
その上 最近 毎日のように訪れているブログの写真が 「一本のレール」。
風子の好きな風景で 森の中を何処までもレールが続いている。

旅に出て見かける風景のようなのだが 何処にでもある風景ではなく 筆者は鹿児島なので 多分 ○□線 という特別な路線なのだろう。

写真のように描けるはずも無いが 汗を拭いながら 一日挑戦してみたが この結果~~。
全く別な風景になってしまった。

P1040962

振り返ると 風子も 「一本の道に」 に拘っていたことがある。

油彩を始めたばかりで 絵の具の使い方も判らないのに やたらと道が描きたくて 11年前のインドへの旅をきっかけにインドの道を・・・(左) 、いつも歩く雑木林の細道を・・・(右)と 「道をテーマにする」 など 生意気にも宣言したりしていた。

Img294

若気の至り、というには 余りにも若くは無かったが・・・。

習い始めにしては よく描いたな・・・と思う。   欲が無かったからだろう。

今は もう描けない。

あの時から もっと真面目に描いていたら こんな横道に逸れた描き方はしてなかったのだろうと思うが 過ぎ去った日々は戻ってこない。

こういう風景を見ていると 無性に列車に乗りたくなる。
今年始めの入院が気弱にさせて 今もって旅に出る事ができないでいるが そろそろ腰を上げないと 引きこもりが抜き差しならないところに嵌りっぱなしになってしまう。

おーい、だれかぁ、 旅でもしようよ

http://www.youtube.com/watch?v=5XO0Gv6FdoE&feature=player_detailpage

 

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会えたらいいね・・(618)  一本の道さえあれば

一本の道さえあれば・・・・・、 ふとそんな言葉が頭の中を過ぎった。

何だったかな~~? 

「ブッダの言葉」 でもあるような・・・?  いや違う あれは 「サイの角のごとく・・」 だ。

松原泰道師の 「こころの杖言葉」の中にあったのかも・・?と 書棚を探してみたが 本は有れども 姿は見えず で どうも引っかかってすっきりしない。

なあんだ~~、    書棚に並んでいるではないか・・・・、笑ってしまった。
あの「マディソン郡の橋」 の作者のロバート・ジェームス が書いた本だった。

Img293

どんな内容だったか記憶に無いが 愛する事、生きる事について書かれていたようだ。

何で 「一本の道?」 に拘るのだろう?

立て続けに 東山魁夷の 「道」 をテレビで見た所為かもしれない。
その上 最近 毎日のように訪れているブログの写真が 「一本のレール」。
風子の好きな風景で 森の中を何処までもレールが続いている。

旅に出て見かける風景のようなのだが 何処にでもある風景ではなく 筆者は鹿児島なので 多分 ○□線 という特別な路線なのだろう。

写真のように描けるはずも無いが 汗を拭いながら 一日挑戦してみたが この結果~~。
全く別な風景になってしまった。

P1040962

振り返ると 風子も 「一本の道に」 に拘っていたことがある。

油彩を始めたばかりで 絵の具の使い方も判らないのに やたらと道が描きたくて 11年前のインドへの旅をきっかけにインドの道を・・・(左) 、いつも歩く雑木林の細道を・・・(右)と 「道をテーマにする」 など 生意気にも宣言したりしていた。

Img294

若気の至り、というには 余りにも若くは無かったが・・・。

習い始めにしては よく描いたな・・・と思う。   欲が無かったからだろう。

今は もう描けない。

あの時から もっと真面目に描いていたら こんな横道に逸れた描き方はしてなかったのだろうと思うが 過ぎ去った日々は戻ってこない。

こういう風景を見ていると 無性に列車に乗りたくなる。
今年始めの入院が気弱にさせて 今もって旅に出る事ができないでいるが そろそろ腰を上げないと 引きこもりが抜き差しならないところに嵌りっぱなしになってしまう。

おーい、だれかぁ、 旅でもしようよ

http://www.youtube.com/watch?v=5XO0Gv6FdoE&feature=player_detailpage

 

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2012年8月30日 (木)

会えたらいいね・・(617)  蘇る思い出

こう猛暑続きだと 何をする気も起きず 涼しい部屋に移動しては 退屈しのぎに古いものを広げてみたりしている。

何年も前の手帳の間から パラっと落ちた意味ありげな紙、
きちんと折りたたんでセロテープで貼ってあるが 古びて剥がれていた。

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広げてみたら 新聞へ投稿した切り抜きで 当時が懐かしく蘇って来た。

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初めての転勤で 相談する親も親戚も居ない仙台。 
借り上げ社宅は電話も間に合わず 10円玉を貯めては電話ボックスへ走った。
秒きざみでガシャッガシャッと落ちていく10円玉は ろくに話も出来ないまま 手のひらから消えていった。

新赴任地で 水を得た魚のように夜の街の探索を重ねる家人は ただ寒さと淋しさで凍える風子の心を知る由も無く 午前様の日々だった。

唯一の楽しみは 子供が寝静まった夜中に 新聞(河北新報)の投稿欄を見ることだった。
そのうち 「私にも書けるかも?」 と 作文の苦手だった風子は大胆にも考え 端布で子供に創っていたお手玉のことを書いてみた。

よく憶えていないが その後 新聞社宛に作り方の問い合わせがあって 返事を出すのに忙しかった事を思い出した。

今はお手玉など百均でも売っているようで作る人も無く 時代が変わった事をつくづく感じる。

その5年後に 町田の玉川学園に居を移す事になった。
子供たちも学校や幼稚園で 日中は時間が出来たので体育館へ体操に通った。
運動嫌いだったが 体を動かす事の楽しさや 仲間も出来 やっと自分の生活が出来るようになった。

そんな時 また新聞に載った。

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豆粒のようだが 当時は若かったな・・・と 自分を探している。

あれからまた2度の転勤でやっと得た友人とも離れ 30年近い時が過ぎてしまったが あの頃の仲間は 今どうしているだろう。 

会ったら何というのだろう。

「お互いに 歳をとったわね~~」 といいながら 其々が 「自分のほうが元気かな?」 などと内心・・・・・。

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2012年8月27日 (月)

会えたらいいね・・(616)  恐怖の夏休みは終わった

携帯が呼んでいる。

着信を見てから掛け直せばいいか・・・?とゆっくり階段を降りる。

また 孫のHちゃんからで いやな予感!

「二階に居たの・・・、何か用だった?」 判っているけど一応訊いてみる。

H 「ばばちゃん 暇ある?」   ほらほら 恐怖の日がまたやってきそうな切り出し方。
風 「特別 出かける用事はないけれど 暇って訳でもないのよォ・・・?」

H 「あのね、 新(弟)の宿題 手伝ってくれる?  ほら、私の時 作ってくれたでしょ。
   あれと同じ、 “ママがばばちゃんに頼みなさい” って言ってるし・・・・」

風 「もう そのつもりでいるんでしょ。 肝心の新は何処行っちゃったの?」

H 「野球の練習、まったくする気無いの。 だから私が創ってるんだけど 
   私の宿題も有るし 判りやすいところまで描いてあるから 
   その間にステッチしていて・・・・・ね!  お願い」

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そういえば 2年前の夏休みも Hの卒業アルバムの表紙にするクロスステッチを創らされた事を思い出した。
その時は 布を買う事から始まって 本人の希望に合うように図案を描いて 刺繍糸まで買いに行った。
Hは クロスステッチもろくに出来ず 泣き泣きやり直していた。
ほとんど 風子が創った様なもので 何とか提出できたが 今回は弟の卒業アルバムなのだ。

先週は 問題の「新」が バッティグセンターへ行きたいと泊まりに来た。

「宿題は?」 と訊いたら 「まあ、まあ・・・、ミッキーマウスの図案にしたから・・・」 と 何の問題も無いような返事だったのに こんな事になっていたとは 「さすが大物!はたまた発育障害!」 とあきれ返ってしまった。

ママに言わせると Hちゃんはパパ似で 勉強しなくても好い線いってるそうだが 「新」は風子家似なのだそうだ。

(そんな事はない、風子は高校からミシンを踏んでいた。 スカートの裾上げをガムテープで誤魔化していたのは誰だ!・・・という事は 父親似のわが娘は・・・・・?) 

悪いところはみんなこちら似にされるが 「そうか・・・、大器晩成なんだね!」 と言ってやる。

昨夜も 今日も朝から老眼かけても見えないようなステッチを続けていたら 背中も頭も固くなって もうお手上げ。
それにしても 2年前には 製図を布に転写も出来なかったHが しっかり製図して 私に指図している。

「曲がっちゃった~~、新が創ったわけだから 上手に出来たらばれちゃうもんね」 という風子を 「いいよ、いいよ、 上手に出来てるよ!」 と慰めてくれる。

2年の歳月の孫の成長とは逆に 自分の衰えの著しさを痛感するばかりだ。

「あとは 帰って家で創るから・・・、有賀と!!」 と手を振って駅の階段を降りて行った。

それにしても先生は 本人が創っていないことを承知しているのに 毎年同じ宿題を出すとは なんて学校だ・・・と腹が立つ。

もう夏休みも終わりに近づき もう来る暇は無いだろう。

やっと恐怖の夏休みは 終わった。

 

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2012年7月15日 (日)

会えたらいいね・・(606)   やっぱりね・・・・

週一の水中ウォーキングがなくなってしまったら 気が抜けて疲れやすくなってしまった。

朝起きると何となく疲れている気がして いつも床を離れる前に30分ほどストレッチをしていたのに 無理をすると体調を崩してしまうのでは・・・・などと 妙に気持ちが萎えてしまっている。

一日中だらだらとしていたが これではいけないと 夕方散歩に出た。
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暫く 雑木林を歩いていなかったので S会が提供した散歩道はどうなったかと行って見たら 思ったとおり荒れ果てて 伸び放題の草で 道がわからないほどだった。
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そう言えば こんな回覧が回ってきていた。
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父は25年前にこの病院でなくなったが その頃は小さな汚い病院で ヘルパーさん(当時はそう呼んだ)も患者を酷い扱い方だったが 他に受け入れるとこらが無かったので 六ヶ月入院して亡くなった。
その後 老人中心の巨大な病院になり 今も工事中なのに もっと広げるらしい。
わが住宅地も高齢化しているので 優先的に特養老ホームに入れるのかと思ったが そうではないらしい。

結局 いつもの畑へ回った。

時折吹いてくる風が 背丈ほどの草を さわさわと揺らせて通り過ぎる。
(おじさんに聞いたら とうきびの種類で 漉き込んで肥料にするとか・・・・)
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見渡す限りのサトイモの葉が 夕日に照らせれて葉に影を落とす。
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ぐっしょり濡れた背中が 風に吹かれて心地よい。

ウォーキングの正しい足の運びを時々思い出すのだが ?0年の癖は直らないもので これではせっかく講習に通ったのに 駄目だな~~と 講師の顔が浮かんでくる。

朝からあんなに気だるかった体を 歩いているうちにすっかり忘れていたが 帰って食事の仕度・・・と思ったら また具合が悪いような気がしてきた・・・・・・・・。

シャワーでも浴びて 一杯呑んで・・・は、やっぱり未亡人になるまで お預けだ~~~~!  coldsweats02

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2012年6月11日 (月)

会えたらいいね・・(601)  2回目のバースディー

不定期な休日で たまにはきちんと夕食を・・・・と思っていたのに 出て行ったまま帰ってこない息子に腹が立っていた。

遅くなって 大きな袋を持って帰って来た。

「誕生日 おめでとう!」   寝ていた風子の部屋を少し開けて声をかけた。

ひとつ向こうの駅から自転車で運んできたようだった。    大きな花束!

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「えっ!? また・・? 二度も歳とらせないでよー」 と言ったものの 
「そうだ・・・、そう言えば 唐招提寺の御影堂が公開・・・、6月6日は鑑真和上の命日」

何年か前 その事に気がついた。

風子の二つ目の誕生日が 6月6日だということがはっきりしたのは 両親が亡くなって 実家を壊した時 母子手帳が出てきた時だった。
名前まで 生みの親がつけたものと 戸籍に届けた名前と二つ有るのだ。

今でこそ笑って楽しんでいるが・・・・・。

戸籍に登録されているのは2月で 実際の誕生日はそれより8ヶ月前の6月だったのだ。
というのは 子供の出来なかった両親が 風子を養女ではなく実子(当時ごまかせたらしい)として届け出た日を誕生日としたかららしいのだ。

それをひたすら隠してきた両親の苦労は相当なものだった事と 思うにあまりある。

そんなわけで 母の年齢に近づくに連れ 子供を手放した生みの親を恨む気もなくなり 二組の親が居てくれたことが 人より得したような感謝と喜びに繋がっている。

バースディープレゼントは 2度にわたってチャンスがあるし・・・。

今日は 大好きな トルコ桔梗づくし。

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Torukokikyou_kiritori

自分で買ってくるのは 一束398円のありふれた種類だが 今日はこんなにも豪華なトルコ桔梗の品種があることに感激した。

棘の無い薔薇・・・と言えるような 花びらと色。
欲を言えば 香りが無い事が残念だ。

それにしても 夜道を自転車でこの花束を運んでくるのには かなり慎重に走ってきたに違いない。

入院した直後の2月のバースディーは 歳を重ねた事にかなり気落ちして滅入っていたが 
食事やプール歩きで健康管理に気を使っている所為か 今はそれ以前より元気になった気がしている。

2月にひとつ増えたのに またひとつ歳を重ねてしまった・・・・?
2飛びで増えていったら いったい何歳まで生きる事になるのだろう?

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2012年6月 8日 (金)

会えたらいいね・・(600)   論語教室(3回目)

春・秋・また春・・・と 今回で3回目の受講も半ばを過ぎた。

・・と言っても 一時間半が6回の講習で いくらも進まない。
予習をするわけでもなく 復習はノートの整理をする程度で それでさえ自分の書き取った字が読めなくて 「先生、なんておっしゃったかな~~?」 と右から左へ無事通過で 頭の中に留める事もないのだから 先生もお気の毒なことだ。

いつも腹が立つのは 受講者の仏頂面と知ったかぶりで 質問ならいいのだけれど 関係ない中国の話など始めるから 困ったものだ。

知ってるなら来なければ良い訳で 自分の知識をご披露するために来ているようなものだ。

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お教室へは 10~30分前に入る。 
早めに入って 好きな後ろの席を取りたいからで 前に座って一生懸命聴きたいからではない。
水分を取ったり 時にはちょっと咳きをしたりして 激辛の生姜飴を口に入れる都合がある。

「こんにちわー」 と お教室へはいっても 、前席に陣取った古くからのおばさん達は ほとんどおしゃべりに夢中で気がつかない。
後ろのほうはおじさんばかりで にこりともせず顔をちょっと向ければいい方。

きっと家に居ても居場所が無く ここへ来れば自分の知ったかぶりを 風子のような空っぽのおばさんは 「へ~~、凄い事知ってるんだ」 と一目置くかも知れないから。

まあ、そんな意地悪風子も 顔だけはニコニコして 一時間半の授業が楽しいので 毎回休まず出席している。

魅力は 30代らしい講師のご自分なりの解釈が面白く 風子の高校3年間の担任は漢文学者で論語の本も出しているが あの先生だったらこういう解釈はしないな~~、といつも思っている。

教室を出ると 陽が落ちかけた学生の全く居ない女子大の構内は 校庭やテニスコートも淋しげで もったいないな・・・・と くるりと一回りして帰ってくる。

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講習よりも 公に構内を散歩出来ることが目的のような 論語教室なのだ。

帰りは 稲荷山公園へ寄って 2週する。

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四葉のクローバーを探したいところだが 夕飯の仕度が有るから主婦の辛いところなのだ。
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大体2キロ半ほど歩くだけだけれど 緑の濃くなった木々を渡ってくる風に いつも歩けることの幸せ、聞こえて見える (多少の聞こえにくさと見えにくさは有るけれど) ことに感謝する。

これも 3ヶ月も自由の身になれなかったことで得た幸せかもしれない。

そう言えば ある方に 「君は転んでも只では起きないだろうから・・・・」 といわれたけれど ちょっと拾い物をしてきたのかな??

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2012年6月 2日 (土)

会えたらいいね・・(599)   これからは・・・・。

道路にはみ出した山茶花、ハナミズキ、電線まで届いてしまった山桜。

ご近所様は 「大きくなったわね~~、あれ 何の樹? そう・・・山桜なんだ^~。虫付かない?」 と ご親切に言ってくださるが それを素直に褒め言葉として喜んでいてはいけない事を最近知った。

挨拶を交わす程度のお付き合いで 立ち話もほとんどしない風子には いろいろな話が入ってこないけれど 何かの集まりがあると ちらちらと 「わが家の事を遠まわしに言われてるのかしら~~」 などと邪推する。

息子のご機嫌を伺って 「伐らなくっちゃね~~」 などと仄めかす。
気持ちよく伐ってはくれるのだけれど 毎日仕事で疲れているし 「せっかくの休日を労働に借り出しては・・・」 と気を使ったり お腹の中では 「あなたが世帯主だったら 言われる前に気がつくのが当たり前でしょ!」 などと強気に考える風子が交錯する。

とりあえず3本を伐ってもらって 車で焼却炉まで運んでもらった。

志村ふくみさんだったら この桜の枝で美しいほんのり桜色の草木染ができたでしょうに・・と エッセーを思い出した。

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「あら、 まあるく上手に刈り込んだのね・・・」 と通りすがったご近所さまのお褒めの言葉。

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裏に有る二階まで届いてお隣にかかっている枇杷の樹は 沢山の実をつけているし ヤマボウシはまだ真っ白な花が満開なので もうしばらくご近所さまには我慢していただく事にした。

侘助や椿は 風子でも手が届くので 今日もせっせと伐った。
植木の切り方も 最初の頃は本を読んだり調べたりして気を使ったが 最近はやたらと伐るので 運がよければ来年も花が咲く・・・という事になっている。

汗びっしょりで シャワーと思ったが 体中がちくちくしているので 明るいうちにお風呂に入る事に。
温泉に行って 太陽の下で露天につかっても平気なのだが わが家で陽のあるうちから・・・は ちょっと気が引けたが・・・。

窓から注ぐ日差しが壁に窓を映す。
緑のつたまで映して もうひとつ窓があるような錯覚をしてしまう。

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こんな 美しい光景に気がつかなかったのは なんと勿体無かったのだろう。 

もうこの歳になると 元気で居られる僅かな時間を 「何でも有り・・・」 で生きたいし 束縛されず 出来れば主婦も返上したいのだ。

のーんびりと 写真を眺めていたら 

20年ほど前に亡くなった母が植えたまま 情け無い花をひとつつけただけの芍薬が どうしたわけか 今年はあれよあれよと言う間に見事な花を咲かせ 記念に撮っておいた写真が 鮮やかに目を引く。

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今は もう花は枯れて 庭には大株になった艶やかな葉が 小ぶりの花に日陰を作る。

来年は いくつ花をつけるだろうか・・・?

風子は 元気でいるのだろうか・・・?

「明日のことは解らないよ 」 と 母の声が聞こえたような気がした。

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2012年5月27日 (日)

会えたらいいね・・(598)  また ひまァ・・・?

先日 「♪~♪~・・・・」 携帯が呼ぶ。

また 孫から・・・・、いや~~な予感。

「ばばちゃん 暇ある?」 ドキッとした。

今日は ○○へ行ってあれを片付けて □□でよしずを買って日よけに吊るしてもらおう・・。
先日 お通夜へご近所さまとご一緒しょいた時 あれこれ噂を耳にして 普段お付き合いの無い風子も 「今にも飛ばされそうな葦」 にみなさん内心面白くないんだろうな~~と気がついたのだ。

それなのに またまたお誘い。
暇は暇だけれど 先日 ママとは会ったばかりで 会いたくも無い。

孫は体育祭の代休で 「ばばちゃんとお食事でもすれば・・?」 と 電話の後ろでママの声がする。

とりあえず こちらは「またの日」にして 吉祥寺まで出かける。

お食事は 井の頭公園が見えるレストランに予約を入れてあった。
「パスタはね、吉祥寺は外れが無いのよ。 激戦区でね、美味しくないとすぐ倒れちゃうから」

さすがにおしゃれで美味! 
和食が好いのだけれど 時には若い人の仲間にもならないといけないので デザートまで平らげる。

「私 これから仕事だから あとはばばちゃんと公園でも散歩したら・・・?」

娘は さっさと二人を置いて行ってしまった。

公園を一周する。

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巨大な鯉が寄ってくる。
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ウィークデーとあって 人も疎らで ボートもひねもすのーんびりと 漂っている。
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「井の頭で 二人でボートに乗ると 別れる事になるらしいわ。 何でかしらね?」 と風子
「きっと 話す事が無くなって 退屈しちゃうんじゃない? それで無言になったり喧嘩したりじゃない?」

今時の中学生は 現実的で夢も希望も無いのだ。
「私は 男の子なんて 興味ないしね!」     女子校ってこんなもの?

「何処に行く・・・・?  そうだ! 花子に会いたい。 今 会っておかないと・・・、いつ倒れるか・・・だもんね」

去年 震災の後に会いに来たけれど しばらく閉園で会えなかった。

http://hu-chan.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-2474.html

今日は 会えるかしら?
訊いてみたら 「時間制限ですから お気をつけくださいね」 とのこと。
急いで 園舎へ向かう。

「あっ! 居たァ~~。」

花子は 御歳65歳。
園舎で飼われている象としては 最高齢で 二代目花子になる。

同じ動作ばかり繰り返し 方向転換もままなら無いようで 溝に落ちないかとはらはらする。   バランスを崩したら 落ちてい命とりになるのでは・・・。
くぼんだ額が 痛々しい。
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帰り道 やきとりの「いせや」の向えの店先に 熊谷守一の絵のような猫にみんな立ち止まっているが ピクリともせず眠っている。
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駅に戻って 痛い足を休めたいので お茶をする。

「ばばちゃんねー、鯉を見ていた時 おばさんが ばばちゃんのこと “ママ?” って言ったよねー。これで2回目! 友達にも言われたよ」 

まんざらでもない様子だ。   もちろんお世辞と解っていても 風子もだ happy01

「そうだねー、白髪染めてるからねー、」 贅肉の乗ったジーンズを引っ張って疲れた体の背中をピーンと伸ばす。

まあ、いいか~~、 ママの居ない間 孫のお付き合いでも仕方ないな・・・。
充てにされる内が花・・・と 足を引きずりながら 今日もバスに乗った。 

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2012年2月26日 (日)

会えたらいいね・・(580) スプリング・エフェメラル (春の妖精)

「すぐそこの曲がり角のむこうに スプリング・エフェメラルが 見え隠れしているの。
クリーム色のオーガンジーのドレスが ちらっと見えたもの・・・・・」

そんな手紙を書いたら 友人は何というのかしら・・・・。

「入院している間に やっぱり心配していたとおりになってしまったのね・・・」 と。

ひとりで想像しておかしくなって 口元が緩んでくる。

(ほんとうは 春に先駆けて 野山に咲くカタクリなどをいうのだけれど・・・・・)

暮にぎっしり植え込んだアリッサムも 水不足なのか霜に負けてしまったのか 枯れ草になってしまっている。
冬の間 放っておかれた草花が 人の気も知らずきっと気分を損ねてしまったのだろう。

事情を説明したら 元気を取り戻してくれるだろうか・・・?

水仙はまだ蕾もつけていないけれど チューリップの芽が 辛うじてとんがった頭をやわらかな土の下から覗かせ 春の近づいて来たことを知らせている。

入院のお陰で 寒さ知らずで冬眠したままで1,2月は終えてしまうけれど ベッドから離れられるのももう直ぐ。
大袈裟に 「寝ていないと車椅子になる事もありますから・・・」 と脅かす担当医の言う事を 日頃の風子らしくなく神妙に聴いていたけれど 待ちきれなくて 「もう大丈夫!」 と起き出している。

そう・・・・・・、   確かに夢の中で スプリング・エフェメラルに会ったのだ。
あの 水玉模様のワンピースの女の子と一緒に。

   「わたしのワンピース」    えとぶん=にしまきかやこ

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娘が仕事をしていたので いつも子守をおおせつかっていた。
毎日 読んで聞かせる絵本の中で 特別お気に入りで 一日に何回読ませられた事か・・・・。

必ず BGMの 花・花ーー「さよなら大好きな人」  を繰り返して聴きながら

http://www.youtube.com/watch?v=0TS_VufuhQg&feature=related

まだ言葉が上手に使えなくて 舌ったらずで・・・・・・、
意味も わからずに。


先日 孫に 「あの本ある?」 と聞いたら 届けてくれた。
小さな手で描いた落書きも 小さなしみも折れ曲がった跡も 当時を思い出させてくれる。
P1040246

「落書って いいな~~」 とクレヨンの跡をなぞってみる。

この春は 生意気な中学2年になる。






 


  


 

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