2008年2月20日 (水)

会えたらいいね・・(190) シャンプー逝く

   Img_1665 2月18日 午後10時30分 シャンプー(猫)は旅立ってしまった。

獣医さんから 間もないことは聞いていたので覚悟はしていた。
その二日前からは どんな食べ物も拒否して 水を舐めるのがやっとで 流動食をスプーンで口元に持っていっても 顔を横に背けてしまい 高カロリーのゼリーを口元に付けても
舐めることもしなかった。

それでも 寝場所からよたよたとトイレに行き 一滴しか出ない跡にぺったりと這いつくばって動けなくなっていた。
あんなに布団の上や脱いだ服の上に おしっこをしまくっていたのに この場に及んで トイレまで行くのは何なのだろう?

その日は 朝起きたら 姿が見えなかった。
猫は 「死が近づくと姿を消す」 とよく聞くが どの部屋を隅まで探しても見当たらない。
もしや・・・? と思ったが 二階へ上ってみた。
日当たりのよい絨毯の上に ぺターンと動けなくなっているではないか!
水を飲むにも 後ろ足が立てないので 高さのないお皿に変えたくらいだから どうやって二階まで行ったのだろうか?
抱いて寝床に戻して あんかの上に寝かせた。もう水を飲む力もなかったようだ。
そういえば 最近は よたよたしながらも 寒いのにお風呂場やトイレまで見に行っていた。
家中を我が物顔に闊歩していたから 最後のお別れのあいさつ回りでもしてたのだろうか?Img_1663
夜になって 一時間ほど留守にして 帰ったら 倒れていた。
水を全く飲めなかったので 抱いてスプーンを舌にのせると 辛うじて飲んでいたようだったが 目も空ろになっていて もうこのまま早く眠らせてあげたかった。
「もう頑張らなくていいよ、 眠っていいよ、 まろちゃんとテリちゃん(犬)の処へ行っていいよ」 と言って気が付いた。
二匹の犬は シャンプーにとっては天敵で いつも逃げ回っていたのだから・・・。 

二時間ほどして 腕の中で息を引き取った。Img110_sh03
18歳 人間でいうと百歳近いらしい。
癌にならなかったら もう少し元気でいたと思う。 
触られる事が大嫌いで 一度も膝には乗らなかったのに 最後は風子の腕の中だった。 

麻呂ちゃんは(16歳)はハナミズキの根下 テリ(17歳)は侘び助の白い花が散る中に  今日 シャンプー(18歳)は3月半ばという暖かな陽だまりの元 辛夷の樹の横に寝かせた。 

風子は「輪廻転生」を信じている。 

其々が 樹の養分になって 花が咲き 散って 命が何時までも形を変えて引き継がれていく。

庭には 今 白い侘び助が紅い山茶花に重なって散り ハナミズキも今年は沢山の蕾をつけている。
辛夷だって やわらかな銀毛を輝かせて春を待っている。

その季節が来るたび 元気だった姿が花に変わって 生きているのだと思う。 

縁側に座って 辛夷の花の咲く庭をいつも眺めていたシャンプーが そこ見える。

  (シャンプーがいつも縁側に座って眺めていた辛夷の花)


 

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2008年2月11日 (月)

会えたらいいね・・(187)介護

Dscn0135  昨年暮れに 猫のシャンプーの具合が悪く いつものやぶ医者(愛称)へ行って 一応汚れた身体を洗っていただいたり 抜歯したりしたが その時すでに腫瘍が出来ていて 今年に入ったら 一気に悪化して 首の付け根に瘤が出来てしまった。

お刺身だけは食べていたのに 顎が曲がってしまったので今はそれも上手に食べられず ペット屋さん回りをして あれこれ流動食に近いものを捜して食べさせてはいるが 口からみんなこぼれてしまう。

食べたい気持ちはあるらしいので それだけが頼りの綱なのだが プライドが高く触られる事が大嫌いなので 抱いて口に入れることも出来ない。

医者は 手術も出来ないので1・2ヶ月もてば・・・、と言うが 病院のスープも口に合わないらしく 匂いだけかいで 見向きもしDscn0140_2ない。

せめて一口だけでもと思い 風子が這いつくばって 祈る気持ちで口元へスプーンで運ぶ。
食べてくれると 涙が出てくる。

昨日は 出掛けに引き付けて硬直して目も一点を見たままで もう駄目かと心配したが 落ち着いたので 「出かけないで・・」 と訴えるような目を後に出かけた。
よたよたとはしているが ストーブの前で焦げてしまうのではないかと心配も他所に 熱くなってじーDscn0136_2っと座っている。

去年は一時あちこちに尿をして 布団を2枚も捨てたが 最近はぼちぼち歩いて きちんとトイレまで行く。
水を飲み 日に何度でもトイレに通い 一滴も出ないのにじーっと座っている。
ストーブを消すと 自分の寝床の電気行火に身を乗せて眠っている。

真っ白でふさふさしていた毛並みも急激に抜けて 地肌がピンクに透けて見える。
何を考えているのだろう。 
最近は 可愛い寝息も聞こえない。
痛いのか苦しいのか 早く楽に成りたいと思っているの か・・・。
じーっと訴えるような目で見られると 悲しくなってくDscn0141_2る。   

1.2ヶ月という やぶ医者の言葉が やっぱり「やぶ」で 外れて欲しい。 
桜の咲く頃まで もってくれれば また日向に座って外を眺めることも出来るのに・・・と 願っている。

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2007年12月28日 (金)

会えたらいいね・・(172) シャンプー受難の日

Img_2261 わが家の居候猫のシャンプーは 御年17歳。
居候といっても 飼い主まで居候することになってしまったので わが家の猫と言う事になる。

未だに膝に乗せようとすると ひっかくは噛み付くはで 可愛げがないけれど 一緒に暮らすと 居なくてはならない存在になっている。

チンチラで毛が長いのに ブラッシングをさせないので 毛玉が毛玉をよんで おこもさんのようになってしまっている。
皮膚びょうにならないかと 心配してするのだけれど なんとも仕様がない。

大分前から あごが曲がって よだれに血が混じって痛々しいし 哀れな猫になってしまったので獣医さんにつれていった。

腫瘍ができているか 歯槽膿漏かで 抜歯しなくてはならないという。
それで 今日麻酔をして治療する事になった。
麻酔は 避妊手術以来のことで 高齢なので心配なのだが 獣医さんは 「他の方法はない」 というので 泣く泣く預けてきた。

4時に麻酔が覚めるというので 引き取りにいったが あごの骨が崩れていて 原因はどうも 歯周病が骨まで侵してしまったようだ。 それでも 綺麗に毛玉をとってもらって シャンプーして 見違える猫になっていた。

わが家では 犬2匹もお世話になったが あの世へ旅立ってしまい(老衰らしい) 愛を込めて「ヤブ医者」 と陰でよんでいるけれど ぶっきらぼうで動物好きな事は確かなので ついついそこで看ていただいてしまう。

治療費が安いのか高いのか・・・・。

術後の内用薬(抗生物質)10日分    1000、-
麻酔                      4000、-
歯磨き(残っている歯が少ないのでサービスで)  1500、-
抜歯4本 アンド処理                  2000、-
トリミング シャンプー                 3000.-
消費税                          575、-
計                            12075.-

保険がないので自由診療になり これが3割負担だったら 3600.-。
風子は毎月3ヶ所の病院通い。 2時間待ちの3分診療なのに 3割負担薬代込みで約30、000-。これだけ綺麗にしてもらって 「ヤブ医者先生」は安いのではないか・・・?と思った。
肝心なところは 治るかどうか・・・・、に係っているけれど・・・。

麻酔が まだ少し残っているようで ストーブに張り付いて スースー眠っている。
あと何年生きられるか判らないけれど 何れお呼びが来るまで 残り少ない歯で食べられる物を ご馳走してあげよう。

    

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