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2012年5月27日 (日)

会えたらいいね・・(598)  また ひまァ・・・?

先日 「♪~♪~・・・・」 携帯が呼ぶ。

また 孫から・・・・、いや~~な予感。

「ばばちゃん 暇ある?」 ドキッとした。

今日は ○○へ行ってあれを片付けて □□でよしずを買って日よけに吊るしてもらおう・・。
先日 お通夜へご近所さまとご一緒しょいた時 あれこれ噂を耳にして 普段お付き合いの無い風子も 「今にも飛ばされそうな葦」 にみなさん内心面白くないんだろうな~~と気がついたのだ。

それなのに またまたお誘い。
暇は暇だけれど 先日 ママとは会ったばかりで 会いたくも無い。

孫は体育祭の代休で 「ばばちゃんとお食事でもすれば・・?」 と 電話の後ろでママの声がする。

とりあえず こちらは「またの日」にして 吉祥寺まで出かける。

お食事は 井の頭公園が見えるレストランに予約を入れてあった。
「パスタはね、吉祥寺は外れが無いのよ。 激戦区でね、美味しくないとすぐ倒れちゃうから」

さすがにおしゃれで美味! 
和食が好いのだけれど 時には若い人の仲間にもならないといけないので デザートまで平らげる。

「私 これから仕事だから あとはばばちゃんと公園でも散歩したら・・・?」

娘は さっさと二人を置いて行ってしまった。

公園を一周する。

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巨大な鯉が寄ってくる。
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ウィークデーとあって 人も疎らで ボートもひねもすのーんびりと 漂っている。
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「井の頭で 二人でボートに乗ると 別れる事になるらしいわ。 何でかしらね?」 と風子
「きっと 話す事が無くなって 退屈しちゃうんじゃない? それで無言になったり喧嘩したりじゃない?」

今時の中学生は 現実的で夢も希望も無いのだ。
「私は 男の子なんて 興味ないしね!」     女子校ってこんなもの?

「何処に行く・・・・?  そうだ! 花子に会いたい。 今 会っておかないと・・・、いつ倒れるか・・・だもんね」

去年 震災の後に会いに来たけれど しばらく閉園で会えなかった。

http://hu-chan.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-2474.html

今日は 会えるかしら?
訊いてみたら 「時間制限ですから お気をつけくださいね」 とのこと。
急いで 園舎へ向かう。

「あっ! 居たァ~~。」

花子は 御歳65歳。
園舎で飼われている象としては 最高齢で 二代目花子になる。

同じ動作ばかり繰り返し 方向転換もままなら無いようで 溝に落ちないかとはらはらする。   バランスを崩したら 落ちてい命とりになるのでは・・・。
くぼんだ額が 痛々しい。
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帰り道 やきとりの「いせや」の向えの店先に 熊谷守一の絵のような猫にみんな立ち止まっているが ピクリともせず眠っている。
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駅に戻って 痛い足を休めたいので お茶をする。

「ばばちゃんねー、鯉を見ていた時 おばさんが ばばちゃんのこと “ママ?” って言ったよねー。これで2回目! 友達にも言われたよ」 

まんざらでもない様子だ。   もちろんお世辞と解っていても 風子もだ happy01

「そうだねー、白髪染めてるからねー、」 贅肉の乗ったジーンズを引っ張って疲れた体の背中をピーンと伸ばす。

まあ、いいか~~、 ママの居ない間 孫のお付き合いでも仕方ないな・・・。
充てにされる内が花・・・と 足を引きずりながら 今日もバスに乗った。 

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2012年5月21日 (月)

会えたらいいね・・(597)  徒然に・・・

世間は このところ何処へ行っても金環日食一辺倒で テレビのニュースも天気予報も やっと落ち着いた日々が戻ってくるかな・・・・と思いながら 黙々と草を引き抜いている。

遠の昔 すりガラスに煤を塗って何かを見た・・・のだけれど あれは何だったのだろう?と記憶に無い。

へそ曲がりの所為かあまり興味は無く 気になるのは「孫達がきちんと目を護って観たか・・」と言う事だけで 結果はニュースや知人達が競って写しているだろう写真で十分なのだ。

毎日のように園芸店廻りをして 品定めをしたり 肥料を買ったり そちらの方が風子にとっては重要な事で 役目を終えた花たちにお礼を言って 新しい草花に植え替える毎日。

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肥料もやらず 消毒もせず 放りっぱなしの薔薇は 自由気ままに伸び放題に咲いている。
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お昼前に一仕事終えて カーテン越しに揺れる新緑のヤマボウシの葉を眺めていると 生きてるっていいな・・・・と 妙に感傷的になってしまう。
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白い小さな十字を結び始めた花(苞)がどうなったかと二階へ上がってみた。
毎年数えるほどしか付かないで いっそ伐ってしまおうか・・・・と思ってもいたが 見事に花をつけていた。

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「待つ」 ことに きちんと応えてくれた健気さに感激! 

下へ降りて 昼食を取る。
かぼちゃの煮ものが 思いのほかほくほくして美味しい。
苦瓜とシーチキンのサラダは好物で 元気の元と思い込んでいるので常備食の一品にしている。
他に 昨日の鮭の残り・・・・少々。
玄米のお結びを海苔で包んで よく噛んで食べることを頭に入れる。
こういう食事が 一番美味しいと感じる年齢になってしまった。

子育ての間の早食いが習慣になって 味も香りも感じることなく口に運んでいた結果 メタボになった反省もこめて 家人の居ぬ間に 誰にも邪魔されずゆっくりと味わえる幸せを楽しむ。

テレビに映る金環食の映像を眺めて ちょっとへそ曲がりだったかな~~?と思わないでもないが 知人達からネットを通じて送られてくる写真を楽しみにしている。

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2012年5月17日 (木)

会えたらいいね・・(596)  根津美術館

7月の暑さになるでしょう・・・という日 田端まで通院の予定だった。
予約が遅い時間だったので その前に根津美術館の「KORIN展」 へ行ってみる事に。

お目当ては 国宝「燕子花図」とメトロポリタン美術館所蔵「八橋図」 で 2点を並べて見比べる事が出来るので楽しみだった。

表参道を降りると 高級ブティックが並び 昔だったら目の保養に寄り道するのに 目もくれづ一目散に向かう。

もう終わりに近いので空いているかと思ったが かなりの人が並んでいた。
美術館は ゆっくり歩くので 体重が足に乗っている時間が長く 風子の足には負担が多く どこの美術展もお目当てだけ見て 短時間で引き上げる事にしている。

この絵は何度か見ている。
光琳が40代に描いたという燕子花図は 10年後に描かれた八橋図と比べると やはり見劣りするが いつみても群青と緑青で描かれた大作に足が釘付けになる。

この美術館は 庭園も魅力があって 散策も楽しみの一つなのだ。
早々に引き上げて 日差しも強くなった庭園へ降りる。

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鉄製の灯篭も朽ちて欠けているが 何ともいえない魅力がある。
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水の落ちる音も 涼しげに
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苔むした 美人系のお顔の石仏 
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石仏 石像 が いくつもたっている
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庭園カフェでお茶をしようと 毎回思うのだが いつも行列で 今日も諦めて帰って来た。

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美術館を出て 病院へ行く道を考える。

地下鉄で渋谷へ出ようとみゆき通りを歩いているうちに 原宿まで歩いてみようと青山通りを横切って 神宮方向へ足を向けた。
「おのぼりさん」そのもので きょろきょろしながらどのくらい歩いただろうか・・・・。

やっとの事で原宿へ着き 山手線に乗ったまでは良いのだが 「品川で人身事故のため 運転は見合わせます」 と車内放送。

30分も電車に閉じ込められて 予約時間に間に合わないので 連絡を入れて どうやら受診できた。

帰りの電車では 爆睡。
歩数計は 15000を超えていた。

土の上ならそれほどでもないが 都会のアスファルトを歩くのは 風子の足にはかなりの負担だったようで 今日は足が棒のように動かず じーっと家に閉じこもる羽目になってしまった。

 

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2012年5月13日 (日)

会えたらいいね・・(595)  逝ってしまった・・・

P1040556 訃報の回覧板が回ってきて 「あら・・・、何処の方・・・?」 と暫く文字を眺めていた。

二軒先(Oさん)のおばあちゃんだったのだけれど 苗字が違っていたので戸惑ってしまった。

そう言えば 「女ばかりの4人姉妹なので 順番に看ていたけれど 落ち着かないので 私が引き取ったの」 と彼女が言っていたのを思い出した。

「とうとう お迎えが来たのね・・・・」   100歳だった。

風子が庭に出て居る姿を見ると いつの間にか出てきて 「奥さん、パンジーはね こうしてまめに花がらを摘んでやらないとだめなんだよ。 私はね おじいさんが居なくなって 一人で花屋をやって 子供を育てたんだ。 
花屋なんて綺麗ごとじゃ済まないから 手だって ほらこんなになっちゃって・・・」 と差し出す手は 皺だらけで男のような手をしていた。

何年か前 新車を買って三日目に ハンドルを切り違えて塀を大破した時も 一番に飛んできたのはおばあちゃんだった。
「おくさん 凄い音だったよ。 大丈夫だったかい? これじゃあドアは使いもんにならないねー。塀も造り直しだね^~」 と 自分のことのように心配してくれた。

いつだったか 花を植えている後ろを 「散歩してくるよ」 と通り過ぎていった後 どしゃ降りになってしまい 戻った姿を見てなかったので 傘を持っておばあちゃんを探して歩いたが見当たらない。
どうしているかと気になってお宅を訪ねたら 何処吹く風で帰っていたので 胸をなでおろした事もあった。

「早くお迎えが来てくれないかと思うんだけど なかなかおじいさん迎えに来てくれなくってね・・・」 が口癖。
それでも 具合が悪くなると病院へ行き 「早くお迎えに来てもらいたいんだけどね・・」 と先生に言うので 「じゃあ、来なければいいじゃない?」 と医者に言われるそうで 奥さんは呆れて笑っている。

97歳の時 家の前で転倒して腰を骨折。
手術して 「駄目かと思ったのに 付いちゃったのよ~~。何処まで 頑張るのかしらね・・・」 と これまた呆れている。

風子が入院していた事を彼女に話したら 「あら おばあさんも同じ病院の3階よ。 デーサービスに行って 転んでまた骨折、今度は戻れないわ~~」 といっていたが 帰らぬ人になってしまった。

どう悲しいと言うのでもないが なんとなく気が抜けてしまって 花がらを摘んでいると涙がこぼれてくる。

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母が生きていたら 同じ年。
おばあちゃんを思っていたけれど 皺だらけの手や日に焼けた襟元に どこか母の姿を見ていたような気もする。

祭壇に飾られた写真は 白い襟のついたカーディガンを着たいつものおばあちゃんだった。

合わせたように 母の好きなアヤメが咲いた。

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2012年5月 8日 (火)

会えたらいいね・・(594)  新しい雑木林 みっけ!! 

3ヶ月の安静を言い渡された時は もう復帰できないのではないかと すっかり落ち込んでしまった。
秩父の雑木林ウォーキングも もう一度コアジサイの頃に行こうとか モミジ苺を摘みながら歩きたいと思っていたが その思いもきっぱり諦めてしまった。

ギブスが外れて一ヶ月過ぎた今 体調が戻ってきた。
こわごわ歩き始めた散歩も 少しずつ距離を延ばして ほぼ元に戻った。

野菜を買いに行きながら いつもと違う雑木林へ入ってみる。

いつの間にか 散歩道が出来ていた。
「開発が始まるまで 近隣の方に開放します S会 」 と看板に書かれてある。

「う・・・? 何だか裏が有りそう・・・」 

27年前 S会のこの病院で父が亡くなった時は お粗末な老人病院だったが 見る見るうちに雑木林を開発して 巨大な病棟が3つになり S会となっていた。

また開発をかけて 何か広げていくのだろう。
近隣の苦情が来ないように または開発を通すための手立てなのかもしれない。
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理由は何にしても 歩かせていただけるのは有り難いことだから・・・・、と思っているうちに 樹齢200年という枝垂れ桜が突然現れた。

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そして今日は モミジが植えられていた。

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道を逸れると 草ぼうぼう!

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散歩道は小鳥が「ピーピー、チチチ・・・、ホケキョ」 と 鶯は鳴き声がわかるが そのほかは情けないけれど全く聞き分けが出来ない。

通り抜けて お兄ちゃんの雑木林野菜直売所へ。

「ねえ・・・、この林 歩いて好い? ロープが張って有るけど・・・。」

「真っ直ぐ行って抜けたら 俺の畑へ出て それを抜けるとMcの通りだから・・」

買った野菜を下げて 林へ入る。

いつもと違った林を歩くのは新しい発見があって どきどきしてくる。
「キンランもあるんだよ」 と言ってたけれど 見つからない。
山つつじが 新緑の中にひと際映える。

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ちょっと 戴いて帰ろう・・・と 不謹慎な・・・と思いながらも 少々枝を手折って これが楽しみなのだ・・・とにやにや。
オオバギボシもあちこちに葉を広げ エゴノキの白い花で道を敷きつめるのも もう直ぐ。

手入れされた畑には さやえんどうが可愛い花を咲かせ キャベツやレタスは「今 お兄ちゃんがここから切っていきましたよ」 と言ってるようだ。

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ぐるりと回って もう一度直売所に寄ると 
「この間 タラの芽や椎茸の天麩羅パーティーやったんだよ。 今度 NHKが取材に来るんだ。 でっかいことそのうちやるからね!」 と。

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小さな野外ステージも
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掲示板に 書いておくそうなので 気をつけて見ることにしよう。

おやじの会やエンデの森は これから楽しみだけれど 
「Uさん それよりお嫁さんさがさなくっちゃね・・・」 と 言いたかったけれど 本人が悩んでる事だから 口には出さずに帰って来た。

庭のフランネルフラワーと一緒に挿してみた。
このところ 花はあり合わせですべて賄えて 嬉しい。

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森や畑を歩くと 急に元気になってくる。
やはり 根っから 東京の田舎育ちなのかもしれないな・・・・。

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2012年5月 1日 (火)

会えたらいいね・・(593) また ひま・・・?

「ばばちゃん 今日 空いてますか」 携帯を開いてみたら メールが入っていた。

「あれ・・・っ、 どうして気が着かなかったのかしら」 時間を見たら 3時間も前に入っていたのだ。

「暇は 売るほど有りまーす。 何か用だったの? 遊んでくれると言うわけ?」
あわてて返信をしたけれど いつまで待っても何も言って来ない。

心配になって 携帯に電話を入れたけれど 「電源が切れているか 電波の届かないところに・・・」 のメッセージ。
家にかけて見る。
「ただいま出かけております。 お急ぎの方はこちらへ△○・・・・・・」 ママの事務所へかけても仕方ないので 連絡がつかなかったので何処かへ遊びに出かけたのだろうと 雑木林を歩きに出てしまったが またメールが入ってきた。

「ごめん! さっきは気がつかなくて・・・、何か用だったの?」 と入れたら 電話で 「今、 田無。 これから行ってもいい? 」 と言う。

田無で テニスの試合があって 
「一回戦はストレート勝ちで2回戦はストレート負。 本当は授業が有るので 試合結果を学校に連絡したから もう暇なの。
先輩は これから試合なのだけれど 私はもう帰っていいの。 散歩 急いで戻らなくてもいいからねー」

自分の試合が終われば帰っていいのだそうで 先輩も自分の試合時間に来て 後輩の応援はしないと言う。
「何だかおかしな話ね! お互いに応援するのが部活で それが楽しいんじゃないの?」 
と思ったが 今時の子供は割り切っている。

駅まで迎えに行ったが 改札でうろうろしていて 出てこない。
車を降りて行って見たら チャージが足りなくて 出られなかったのだ。
千円渡すと 出てきたが 「お金持ってないのォ? 出かけるときはお金を持たなくては駄目なのよ。  この間 言ったでしょ!」  お金に無頓着な子で いつも定期のチャージだけで行動しているのだ。

結局 その日は泊まる事になり (そんな予感はしていたが・・・)

翌日

「草むしりのアルバイトしない?」 と声をかけたら 「時給は・・・20円でいいよ」 と彼女は言った。 (時給20円なんて 判って言ってるのかしら?) 
草と花の区別がつかないので ずーっと付き添う事になってしまった。 
自分でしたほうが 余程事が早く済むのに・・・・と思ったが ほんの僅かしか進まなかったので 「また 続きをしに来るね、 千円分 働いてないし・・・・」 と。

土の無いマンションに住んでいるので たまの雑草取りも 楽しいらしい。 

結局 また今日 私が草取りの羽目になった。

ビオラも伸び放題なので 摘めてみたが 新しい蕾を持つかどうか・・・・・。
これで小さな花束を作るのも 恒例行事。
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グリーンだけのお風呂場の彩りに飾った。

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暖かくなって 一気に成長する草花の生命力には驚かされる。
戴いたラッキークローバー(オキザリス)が芽を出したと思ったら もう四葉になって 花をつけるのも間もない事だろう。

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毎年植えては消えてしまうフランネルフラワー。 今年もフランネル(軽くて柔らかなウール=ネル)のような温かな優しい花びらに惹かれて また植えた。

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この当麻園開発という「スプリングピクシー」も 毎年消えてしまうのに 好きなのでこれも再挑戦。

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去年植えた白雪げしだけは 居心地が好いらしく 蕾も次から次へと上がってきて なよっとしている割には 思いのほか芯の強い花のようだ。

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いつになったら 上手に育てられる日が来るのだろう・・・。

気まぐれ風子が育てる花壇だから 花も諦めているかも・・・?

 

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