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2011年11月 5日 (土)

会えたらいいね・・(559)  やっぱり Uさん

今年は 何処へも旅に出かけることなく終わってしまいそうだ。

「旅に出たい・・・」 と言う思いが常にあって 旅のページをめくっては 列車を調べ乗り継ぎを考え 宿を探す。
手帳の空白(だらけだが)を探し 通院の合間の何処にこの日程を入れようかと日程を組んでみる。
いざ チケットと宿を申し込みに・・・となると 最近は一人旅の楽しさよりも 体力気力の衰えを感じてか 不安が先立って腰が上がらない、

そんなことで 「お外さま」は近場をうろつく事で諦めている。
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夏の間は鬱蒼として歩くのも躊躇していた雑木林も 黄葉はまだだけれど明るくなってきたので 道を変えながら木の実を探す。

春に立ち寄った新しい野菜の出店へ暫く行ってなかったので 遠回りしてみたら ちょっとした常設売り場が設けられ 看板まであった。

「こんにちわ^! 屋根つきになったんですね・・・・」 声をかけてみた。

「ねえ、どこかで昔お会いしてませんか?」
「そうだよねー、俺も春に来た時 そう思ってたんだけど・・」
「Tさんのお店によく来ていた U さんでは・・?」
「うん・・・、それに 電車の中でも会ってるよね! 足が痛いとかで病院へ行くと言ってた」
「そうだったかも? あの頃は歩けないほど酷かったけど 最近はね・・・・」

あれから もう15年近く経っている。 友人の店へ時々行くと よく愚痴ってた彼だった。
「あの頃 いろいろ悩んでたみたいね~~」
「そうだったかな・・・、そんな悩んではいなかったけど~~」

いつも通るたびに何だろうと眺めていた「山親父の会」 と この看板の代表は彼だったのだ。
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会社を辞めて 土地を利用して人の集まる場所にしたいと 起業したという。
ネットでみたら いろいろな繋がりがあって 
広い雑木林の奥には 小さな野外ステージを設けコンサートや芋煮会をしているようで 果樹園なども造って・・・と構想は大きい。
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夕方4時から 朝取り野菜の直売をしている。
無精ひげに少々白いものがまじり サラリーマン時代の色白の面影はなかったが 健康そうに日焼けして すっかり農家のおじさんになってはいたが 夢を語る彼はまだ独身だそうだ。
「親父が大病して・・・、独り身だから何でも自分で決めて実行できた。 嫁さんいたらこうは思い切れないしね・・・・・。   お金が入るのは減ったけど 精神的には楽だね!」 
「そうね~~、でも食べるお金と これだけ広大な土地があったから 出来たのね! 維持していくのも大変でしょうけど・・・」

暗くなって灯りが点って お客さんがパラパラと見え 常連さんのようだった。
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立派な葉つき大根、ねぎ、サトイモ、かぶ、
「重いけど大丈夫・・・?」 という声を後に 「うん、頑張るゥ~~」 といって 帰って来た。

家まで2000歩弱で 疲れた足にはきつかったが 心だけは弾んでいた。

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コメント

旅・・・ねぇ。良いですねぇ。旅行でないのがいい。演歌の世界。
私の方は経済的理由ででられません。
15年前の知り合い。色白のサラリーマンから日焼けしたおやっさんに。
時の流れを感じます。しかもお互いが覚えているのも素晴らしい。
葉つき大根、葉っぱを漬けた味は格別。
風子さん、是非食べさせて!

投稿: kenken | 2011年11月 6日 (日) 16時09分

kenke さま

「いつもの道も 一本道を違えれば それは小さな度」 そう教えてくれた方が居ます。
もう遠出は無理のようです。
・・・かといって わがまま風子は 人と一緒の旅行はできないのです。

残念でした!weep
漬物にはしないんですよ。
これは みじん切りにして 挽肉、豆腐、ゴマ、卵 ぱさぱさに炒めて 味付けしてご飯に乗せます。
お変わり受けあいでーす!

投稿: 風子 | 2011年11月 6日 (日) 21時12分

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