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2011年9月28日 (水)

会えたらいいね・・(549)  骨董市

毎日が日曜日なので 朝起きると何をしようかと考えてしまい しなければならない事は山ほどあるのに そういうことには触れたくないので お外様になる事にしている。

少し前までは 外にでる事も億劫で引きこもっていた。
毎年訪れる木曾や八ヶ岳など信州方面、会津へはまだ足を向ける元気はないが 近場をうろつく気持ちが起きてきた。

今日は28日、川越お不動さんの骨董市。
表具をしなくなってから 古裂を探す楽しみもなくなってしまったので 遠ざかっていた。
裂を見れば 要りもしないのに欲しくなってしまうので  自粛していたと言うわけ。

今日は朝方は肌寒かったが 空は青く 絶好の骨董日和。
昔は夜明けを待って出かけたのに・・・と 思い出したら 急に行きたくなってしまった。
お昼には もう片付けに入る業者さんもいるので 遅いかな~~?と思いつつ電車に乗った。

本川越から歩いて いつもと同じどろぼう橋から喜多院を抜けて お不動さんへ。
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今日はお天気が良いと言う事もあって 歩くのも儘ならない混み様で 屈んで品定めする方のお尻にぶつかりながら歩く。
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古裂には絶対に目を向けないようにしていたのに 吸い寄せられるように近づいた布。
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大正時代という和更紗(右) 左は江戸時代らしい・・・というが 褪色した金銀の刺繍が落ち着いて 羽二重のような柔らかな地は触っただけで砕けれしまいそうな危うい美しさだった。
「欲しい~~」 と心が言っている。 
「何に使う・・・?」 と 誰かがささやいている。
お値段は・・・・、 聞かない。
手の届かない値段に決まっている。 
聞いて もし都合付けられる値なら 無理しても買ってしまいそうだ。
店主は 「めったに出ませんよ・・・」 というけれど また 箪笥の中に お宝だがぼろ布(興味が無ければ) が増えてしまう。

「ありがとう・・・、、見せていただいて」 とその場を離れた。

いつもの骨董屋さんの前に来た。
昨日もお店へ行って遊んできたばかりで 「会ったのは 何日ぶりだっけ・・?」 と笑ってしまった。
見なければいいのに いいもの見つけてしまった。
可愛い急須、軽く柔らかく温かく手に馴染むので紙粘土かと思うくらいだったが 万古だそうだ。

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万古は好きだけれど この色は始めてみる。
「いくら・・・?」  
「風子さんだから20%引くわ・・・」    「・・・・・・・・・」
「お取り置きするわ・・・、普通 三分の一 前金頂くけれど 風子さんなら前金無くてもお取り置きするわよ」 
「う・・・・ん、帰って通帳見てから・・・・」 と 手から離したが 感触が手に残る。
使うわけではなく飾っておくのだから 必要なものではないし・・・・。
今度は 小さな置き台が気になる。
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「これ 引き出しを縦にしてるだけなんですよ」 格子にしきってある。
「そうね、引き手がついてるもんね。    へ~~~、 こういう使い方があるんだ・・・・」 また感心して 何処へ置こうか考えている風子がいる。

ぐっと 逸る気持ちを押さえて 「そろそろ片付けの時間なのね・・・」 と帰って来た。

どうしようかな~~、欲しいな~~、 断捨離なのにね~~。
でも 「欲しいという欲がなくなると 歳なのよ!」  と悪魔がささやいている。

川越の街を歩いて トンボ玉のアンティークのお店で 元気になった作家さんと2時間も芸術的な(???)お話をして 駅を降りたら もう日が落ちて茜色の空に灯りが煌めいていた。
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そうか・・・、昨日は新月、 お月様は見えない。 

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2011年9月26日 (月)

会えたらいいね・・(548)  暇なので

風子から連絡しなければ ほとんど音信不通の彼女から先日電話があった。

「珍しいじゃない? あなたから電話が来るなんて・・」 とちょっと皮肉ったら 情けない声で 「乳癌らしいの・・・、それで検査したけど 結果は来週ですって。どうも間違いないみたいなこと言ってたわ、先生が・・・」 
3年前 ご主人を癌で亡くされ 一時は落ち込んでいたが 最近は一人暮らしを楽しんでいて こちらが羨ましいほどなのだ。

結果待ちまで いろいろ考えた。
「手術に日は ついて行こう」 とか 「抗がん剤や放射線で髪の毛が抜けるんでしょ?」 と気にしていたから 「ヘアーウィッグ」 でも プレゼントしようか・・・といろいろ考えて テレビの有名人の宣伝しているのは高そうなので デパートへ値段を調べに行ったり 気をもんでいた。

一週間も待たずに連絡があって 「そうじゃなかったの・・・、孫にぶつかられて内出血のしこりだったんですって・・」 と朗報で こちらの心配も他所に けろっとしていた。

その後は案の定 無しの礫。

「元気なの・・? この間は悲壮な声で電話してきて・・・、また連絡無しね! 私がしなければ あなたからは無いのね!」 

1時間も電話でおしゃべりしていたが 「会う?」 と言う事になり 国分寺集合。
「何処行く? お昼には早いしね・・、殿ヶ谷戸でも行ってみる?」 と足を向けた。

こじんまりとしたこの庭園は空いていて のんびりできるので時々立ち寄る。
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今日も 人影は疎らで 30分もしないうち一周してしまった。
花も少ないし 楽しみにしていた萩は終わってしまったのかな・・、と言う感じ。
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七草も 情けない桔梗が植えられているが 本来は8月に咲く花のようで みんな終わりだった。
ひっそりと 木陰に咲く彼岸花が 色を添える。
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何度も足を運んでいるのに 三菱財閥の岩崎家別邸というだけで 詳しく考えた事もなかったが 時間があったので説明文を読んでみた。

岩崎弥太郎の別邸かと思っていたら (初代が弥太郎で 弟が二代目)
ここは 創業当時の部長だった江口定條(後の満鉄の副総裁)の別邸だったものを 息子である三代目彦弥太が買い受けて 和洋折衷の回遊式林泉庭園にしたそうで S49年に東京都が買収するまで 利用していたそうだ。

東京都はお金持ちで あちこちの邸宅を買収しているのだ。
余談だけれど 好きな俳優の内野聖陽が結婚式をしたと言うので どんなところかと 河田町の女子医大近くなので 通院日にわざわざお茶をしに行った(食事は高すぎて手が出ない~~) 小笠原伯爵邸だって 東京都の持ち物なのだから・・・・。

とんだところで 歴史音痴の風子が岩崎家の系図を勉強してしまったわけで 弥太郎始め岩崎家の面々が立ち並ぶ写真を見て 「竜馬が行く」で 弥太郎を演じた俳優の香川照之の顔を想像してしまった。
余りにも弥太郎を汚く書かれていたので 三菱の関係者からブーイングが出たと聞いたことがあるけれど 写真をみると立派な方で さもありなん と思った。
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駅ビル9階のレストランで 府中の森を眺めながら食事をして帰って来たが また彼女は「お腹が痛い・・・・」 とか言っていた。
その後大丈夫だったかな・・・と 今朝連絡いれたら けろっとした声で 「大丈夫・・」  だって!
「またぁ・・、心配させらて!」 と思ったが 風子が心配性なのかもしれない。

 

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2011年9月21日 (水)

会えたらいいね・・(547)  何処へ行こうか・・・?

台風が上陸で わが家の方も 風雨がかなり酷くなってきた。

本来なら 田端まで通院日。
西武線は風雨に弱いので 運行見合わせ・・・なんてことになったら また3.11の時のように 帰宅難民になってしまう。
診察日の予約変更の電話が繋がらなかったが やっと連絡出来て 2週間先の予約がとれた。

・・・・・きっと みんなも・・・・、と 山のようなお菓子と珈琲を前に ひとりにやにやしている。
一昨日 出先へ友人からメールが入った。

「明日typhoonrainのため 久々にお茶しませんか? 前回同様サイボクハムに11時集合。あとの二人にはこれから連絡します」 20:52 だった。
早速 参加の返信をいれたが あとの二人もOKで 即決だったようだ。

当日 涼しく傘が要らない程度の雨だった。
サイボクにはお風呂のあるので 「もしかして・・・?」 と その用意もした。

いつも Yさんの計画で すべてお任せ!
Aさんは 白岡から2時間近い道程を こともなげにやってくる。
風子と年齢の近いNさんも 企画のYさんも 30分足らずなので いいのだが・・・。

まずは腹ごしらえ・・・と 予約して坂戸までYさんお勧めの和食ランチ。

「さて 何処へ行こうか・・・? 」 Yさんがいつも細かな提案をしてくれて 方向音痴の風子は これも全てお任せ。

いつもは 雑木林ウォーキングだが 今日はお菓子ツアー。

「風子さんだったら きっと絵に描きたいところよ!」 と案内されたのは 「花園フォレスト」 お菓子の館。
甘いものはドクターストップだけれど こういう時は「ハレの日」 と決めて 制限なしにしている。 時間の都合でゆっくり出来ないので バームクーヘンやクッキーを買い込んで 「モネの庭」 を散策。
モネは 絵を描くために庭園を造ったというが・・・・。

ここは・・・・・蓮池はない。
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花の時期は終わって 手入も行き届いてなくてちょっと残念だったが 風子にとってはそれはそれで良かった。
整然とした庭は 好みではないから。
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くもの巣のみずたまり

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人は居なく静かで 花が全く無いわけでもなく 名残を惜しむ遅れ花も好いもので ハーブの香りに包まれて ゆっくり散歩出来た。

次は 「かりんとうのお店ね!」 と。

車を降りると 「ごぼうかりんとう」 の香ばしい匂い。
ここでも 2~30種類の味見をしてから 眼下に?川の流れと 竹林にひっそりと咲く彼岸花が見えるテラスで 無料お茶を戴きながら 他愛の無い雑談に花が咲く。
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山ほどかりんとうを買い 集合場所へ戻り 其々の車で帰途に着いた。
Aさんは夕方の混む時に 2時間で帰れたかな~~? と 彼女のファイトに脱帽。

今日は一歩も出られず 買ってきたお菓子を前に台風情報を見ている。
記事にするつもりがなかったので おすそ分けしたり お腹に入ったりで 現物は悲惨なかたちで今目の前に並んでいる。

これが無くなったら 甘いものは暫く我慢しようと思っている。
やっとのことで 「2キロダイエット出来ました」 と担当医に報告したばかりなのに 食欲の秋を控えて これからは自分との戦いだ・・・・happy01

若い友人にお世話になって いつも有り難いと思う。
「お嫁さんみたいね!」 といって 大笑いした。

雑木林ウォーキングも 自信がなくなって足が遠のいていたけれど 秋のコースに参加しようかな・・・・と 少し元気が出てきた。

台風は 今通過中です。

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2011年9月19日 (月)

会えたらいいね・・(546)  雑木動物園

この地へ越して来て もう25年になる。

駅の改札も階段も木だった。
電車の本数も少なく不便だったが 駅から10分の県道から住宅地へ入ると 両側がこんもり茂った雑木林で 家に着いた・・・、と安堵したものだった。
住宅地内は 広い道路が整備されていて 気持ちが良かった。

最近は 急行止はまらないまでも 電車の本数は増え 出好きの風子にとっても不便はないが この路線でも一番遅れているのではないかと思うほど駅周辺は狭く 市長は今回の選挙でも 我が駅開発をマニフェストにしているが 当てにはしていない。

災害など考えれば 早急に整備が必要なのだが 本心は このまま田舎で良いと思っている。

ところが 地主さんの相続の関係で雑木林は住宅地になり 入り口にほんの少しだけ雑木林が残っていた。

気がついたら 花が植えられていた。
木々だけで好いのに どんどん花の数が増え 赤や黄や派手な色が増えていき 手前の雑木はどんどん減っていく。
緑は緑で息抜きになるのに・・・・と 不満だった。

団地内の有志が集まって植え始めたらしく 其々 「美しいという感性は違うのだから文句は言えない」 と思っているうちに 動物が並び始めた。

駅に向かう人に見えるように 「行ってらっしゃい」 と 
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団地に向かっては 「おかえりなさい」 と ご挨拶しているお人形もお目見えした。P1030556

どんどん増えて 動物園になってしまった。
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よく見れば 木の枝を実に上手に使った芸術的な作品で感心するが・・・・。
( 最近作り方講習会もあるとか・・・。)
どのような方が 創ってらっしゃるのかは 団地内のお付き合いは無いので知らない。

動物を置きたいなら 樹の間にひっそりと自然に配置すればいいのに きっと ご自分の自慢作を見せたいのだろう・・とへそ曲がりは考えている。
子供っぽい町になって行くようで嫌だった。

暫く気にも留めなくなってしまっていたが ある日おばあさんが信号待ちで 腰掛けていた。
ふとみると ベンチ様になっていて 「ここらで ちょっと一休み」 と書いてあった。
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風子は人の好意を素直に受け止められないので 自分の感性と合わないと毛嫌いしてしまうが ご老人が日陰で腰を降ろして信号待ちしている姿を見たら 樹が減ってカラフルな動物園になってしまって感心しなかったが 「これも有りか~~」 と 考え直してしまった。
単純なのだ・・・・、と苦笑いしているが。

雑木がどんどん伐られて いずれこの動物たちは朽ちて 創る人も年老いて・・・・。
伐採された木々はもう戻らず 炎天下に土埃が舞うようになっても 時すでに遅し。 

本心は やっぱり 自然の雑木林のままで残してほしかったな^~と思っている。 

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2011年9月13日 (火)

会えたらいいね・・(545)  中秋の名月  

「中秋の名月」 は 今年は9月12日とか・・・。

一日早い11日 急に思い立って 久しぶりに夕方から散歩に出かけた。

稲荷山公園へ行くはずが どういうわけか道を間違えて彩の森公園へ・・。
いよいよ 始まったかな~~と 車の中で苦笑いをしながら 「この時間ならこっちの方が安全」 とひとり言い訳を考えている。

こんな時間から歩き始めた事はないし 暫く歩いてないので 歩き始めはぎこちなく 付け根が痛い。
「ここも関節が崩れ始めたかな~~」 と 気にはなったが どうやら油切れらしく 順調な足運びになってきて ほっとする。
白駒池以来 自信がなくなって不安が募る。

陽が落ち始めた芝生では 少年達がサッカーやバスケットに興じ 健全な遊びに汗を流す姿に嬉しくなってくる。
だいぶ前にカメラを向けたら 「撮らないでくださーい!」 と言われてしまったので 遠くからシャッターを押す。
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一周した頃には かなり陽が落ちて暗くなり 街頭に灯り点り始め 「駐車場は7;00で閉まります」 とアナウンス。
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もう一周回れるかな・・、と歩き始めたが 人も少なくなり 安全な公園と言えども心細く 引き戻ったが 時計を見たら6;20分で 「なーんだ もう一周しても 閉められない」 と早足で歩いた。

歩数計は 5000歩に満たない。
目標は 6000歩だけれど まあ、この辺で 一人 お月見でもしようかと 車に戻った。

旧暦の8月15日が明日にあたるとか・・・・、今日でも十分満月だった。

8月15日と書いて 「なかあき」 さんと読む(読ませる?) 苗字があるそうで 「中秋」 だって 「仲秋」 ではないというから 頭が混乱してくる。

公園の時計は6:30分を回って あたり暗くなり人影も疎らで心細くなって 引き上げた。
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いつも思う。
「 もう 、無理が効く歳ではないんだから・・・・」と 今日も 反省!! 

そうだった、 届けを間違えていて 明日になっているけれど 今日は 父の本当の命日。

好物の鮪の握りを 買って帰ろう・・・・。
自分が危ない歳になっているのに いつまで経っても 親が恋しい。
両親の歳に日々近づいて やっと年老いていた親の気持ちが痛いほど胸にささり 労われなかった親不幸を詫びている。

「元気?」 の電話一本無い子供たちも  こん気持ちをいつか抱くのだろう・・・と

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2011年9月10日 (土)

会えたらいいね・・(544)  空いてる時期に

最近 へそ曲がりに輪をかけたようだ・・・と思っている。
歳を重ねると 子供に返る とか 丸くなる と言うけれど 子供に返るという事は 「わがままになって自制が利かなくなる」 丸くなる とは 「どうでもよくなる」 ことだと思っている。
これは 「風子に限った事」 なのかもしれないが・・・・・。

台風が去って また蒸し暑さが戻り 残暑の中 「今しかない」 と急に思い立った。
「ね・・・、ご無沙汰! 元気? 」 しばらくくだらないおしゃべりをする。
(いつ 話を切り出そうかと タイミングを考えながら・・・)

H 「神代植物公園行きたいんだけれど・・・・」 
N 「今行っても 何にも咲いてないよ、温室くらいだね・・・・」
H 「だから 行きたいんだ~~、空いてるでしょ?」
  「ご主人のお昼ごはん 作るのォー?」
N 「昨日のお稲荷さん残ってるから それを出せば好いんだけど。 今散歩に行ってる」

 2年前脳梗塞で倒れたご主人は リハビリも順調で 元気になった。
 有り難いことに 風子には好意的で N子より気を使ってくれる。

彼女は 今年4月に次男が急逝した時も ご主人の体を考えて全て一人で取り仕切った程の口八丁手八丁のしっかりもののお節介おばさんだけれど(笑) 風子にとっては有り難い存在の中学の同級生だ。

K駅で待ち合わせたが 30分待っても現れない。

電話をすると 「駅についたら電話くれる っていったでしょ! 主人はまだ出なくていいのか? って気をもんでたけれど 電話くれるってことになってるから・・・」 って。
H 「??・・・・・・・・(そんなこと言ってない・・・・)」 と思ったけれど 
  「ごめんごめん! ボケちゃったのかな~~」 と。

息子さんを亡くして以来 会うのが辛くてご無沙汰だったけれど 変わらない強気の彼女に ほっとした。

H 「元気になってよかったぁ。」 
N 「うん! 忙しくしてるとね! でも一人になると思い出しちゃうんだぁ、
   いつもお昼食べに来てたから 今でも 沢山作りすぎて 残っちゃうの。
   これからだと思う・・・、ほんとに辛くなるのはね・・」


今でもマニュアルに乗っている彼女の運転は見上げたもので どんなに道を間違えても 方向感覚が凄く 逆に近かったりするのだ。
中学の時は 成績も全て風子が上を行ってたのに 今は全く頭が上がらない。
先妻の子が5人居るところへ後妻に入った母親の長女で 下に3人いて苦労したN子は 「いろいろ苦労してきたから 何が起きても恐いものないよ!」 と言う。
一人っ子で のんびり育った風子には 真似が出来ないで いつも頼りにしているのだ。

植物園は思ったとおり この暑さで人は疎ら。
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ダリア園が真っ盛りだが 暑くて見ていられない。
咲きかけの大輪が 新鮮で初々しく 立ち止まる。
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温室には 南国の強烈な色の花が満開だが どうも風子好みではなく 淡い優しい色合いが 美しく見える。
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Photo
直径一メートルもありそうなオニバスの葉
縁の立ち上がりが 5,6センチ有り 大きなお盆のようだ。
この上に 雨蛙を何匹も乗せて 鳥獣戯画のようにお相撲を取らせたら 押し出しは無いな~~と口元が緩んでくる。

へそ曲がりの風子は 桜も紅葉も人混みが嫌で いつも時期を外す。
野の花や 草や 木の実を拾えたら それで好い。
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ムクロジ・ どんぐり・ トチノ実
ラクウショウ (左下) は 中にルビーのような実が入ってる。

どんぐりが こつこつ頭の上に落ちてきて 痛い。
トチノミも去年のもの?が 綺麗なまま落ちていた。

流れの向こうに面白い実が沢山ぶら下がっている。
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(ラクウショウ スギ科)
H 「実が落ちてないかな・・・」 と独り言を言ってたら 
N 「ちょっと待ってて・・・」と さっさと向こう側の柵を越えて 去年の実を拾ってきた。
H 「柵を越えちゃだめじゃない!」 
N 「落ちないように柵があるだけで 植物の保護じゃないからOKよ。」 と。
H 「ありがと! 落ちておばあさんが・・、なんて新聞載ったらみっともないよー」

深大寺へ廻り お蕎麦を食べて 釈迦堂の釈迦仏に会って 帰って来た。
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(本堂前の 巨大なムクロジの樹)

拾った実は ラクウショウ(スギ科)で 車の中が 杉の香りでアロマテラピーのようだ。

秋が終わった頃に 今年の実を拾いに行こう。


  

  

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2011年9月 6日 (火)

会えたらいいね・・(543) 「小室等の聞きたい聴かせたい」 小菅正夫

「小室等の聞きたい聴かせたい」 今回のゲストは前旭山動物園園長の「小菅正夫さん」

過去最悪の入園者数を日本一の入園者数を誇る動物園にした方 と聞くけれど さて どんな方・・・?  とお話を楽しみに参加。
かわうそ3きょうだいのふゆのあさ旭山動物園というと 飼育係の「あべ弘士

」さんの絵が浮かんで 園長さんの影は薄かった。

まずは ゴキブリの話から

昆虫好きの小菅少年は 北海道ではゴキブリは見たことが無く 東京のおばさんの家で見つけた時は 見たことも無い黒光りする大きな甲虫に感激し 北海道まで大事に持ち帰って友達に自慢したという。
何万年も姿形を変えず自己主張をしてきて リニヤモーターカーのように走り まさに昆虫の王者だと絶賛。 人間は汚いというけれど ピュアーな昆虫だという。

「蝶は好きでも蛾は嫌い」 「蝶はよくても青虫は嫌」 というのもおかしな話で あれほど高蛋白、高脂肪 なので 食べるようになるときっと愛着が沸いて好きになると目を輝かせて「命を戴く」 という事では みな同じ生き物なのだとも。

蟻は何故行列して歩くのか・・・?(夏休みラジオ子供相談室みたい)

基本的に? 前の人(蟻)に付いていけば 穴には落ちないから・・・らしい。 
一匹で行動する蟻は 足の裏の匂いで来た道をマーキングしておくそうで 摘まんで窓から捨てたら そこに自分の匂いを見出さない限り 巣へは戻れなくて死に向かう。

象の歩き方は? と言われて ふと考えてしまった。

一本の足に約一トンの体重をかけて歩くので 象は足の裏が弱いので 慎重そのものだとか、
右と左を平行に がに股で歩いているかと思ったら そうではなく 先に出した足に近づけて次の足を運ぶそうだ(4歩の足の動きを想像したが よくわからない。動物園で観察しなくっちゃ~~!)。先の足が安全確認をしているので追従するらしい。

絶壁に巣を作っていた隼が 鉄塔の上に巣を作りはじめているという。それは一番安心なところになりつつあるということなど 生き物好きの小菅氏の実体験を交えての話は 感心するばかりではなく 爆笑するほど話は面白かった。

動物園の役割として 

人間は単体では生きていけない。
懐かしい地球を描いて未来に向かうために動物達を絶滅させてはいけない。
せめて動物園で維持して行く事を使命とし 人間とは交わらないぞ という野生の姿で返して行きたいと思いを語る。

Amur Leopard Panthera pardus orientalis Facing Forward 1761px.jpgアムールヒョウは絶滅寸前で 世界で野生は30頭前後(うち雌は2頭) 世界の動物園では200頭くらい居るから増やして・・・と 懐かしい地球に戻したいという話は尽きない。

話の切れ目に小室さんのギター弾き語り、今日は動物が少し出てくる歌を・・・・と。

P1030511 放射能を浴びた牛が殺されていくが 動物自体は決して死を選択しないのだから 生きる算段を考え そこから多くのデーターを頂いて 生きている価値を役立てて行かなくてはいけない。
人間の都合で原発を作り 人間の都合で動物達の生き方を決めている。

乳牛、食用牛として生きてきても その使命を果たせずに抹殺されたのでは 牛だって生きる意味を果たせなかったわけだから・・・・。

楽しい話の中にも考えさせられる事が多く 台風の中 帰りの電車を心配しながら出かけたが また聞く機会があったらいいな・・・と 傘を煽られながら駅に向かった。 

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