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2011年8月31日 (水)

会えたらいいね・・(542)  白駒池

やはり 秋の空気・・・・、 朝から庭で盛んに啼くつくつくぼうしの声を耳にしながら 「あれは確かに私の不注意だった・・」 と反省するのだが。

「いいんだよ!いいんだよ! 気にしない気にしない!」 と慰めてくれるように聴こえて来る。

八千穂高原からバスで 白駒池に向かう。
渡された手書きの大雑把な地図には 白駒池を一周するような簡単な一本道になっている。
すっかり 信用していた。

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木道だとは聞いていたが 鬱蒼と繁った苔むした原生林の中に 50センチたらずの木道が続き 緩やかなアップダウンになっている。
それだけなら問題はないのだが 日の当たらない森の木道はぬるぬるとしていて 滑りそうで恐い。
(恐いところは カメラに収めるどころではありません。)
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進むにつれ 両脇は絶壁ではないが低くなっていて 滑落しないよう十分注意が必要で 関節に難ありの身にとっては 細心の注意をはらって歩くのだが ぴったり後者が列をなしているので 遅れをとっては申し訳ないと 足元を確かめながら全身緊張で景色を楽しむゆとりもなく歩く。

ところどころ白駒池の姿が見えるが ゆっくり立ち止まることも出来ない。
ましてや 写真も構図など考える間もなく 歩きながら瞬間にシャッターを押す。
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もうナナカマドが部分的に色づいている。
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アキノキリンソウの華やかな黄がひと際目立つ。
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参加者はほとんど(中)高年。

「なんだか木道を見に来た感じですね・・・、下ばかり見ているので」
「そうですね、写真もとるどころではないですが まあ空気だけで満足しましょう^~」

そんな会話が聞こえてくる。

ほとんどの方がグループだったり 二人連れだったりで 一人参加は風子のほかには2.3人のようだ。
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途中休憩所があって ベンチに座りきれなかったので 皆さんに迷惑かけないよう先に進む事にした。
「足が遅いので 先に出ますね!」 そういって席を譲ってくださった方に 遠慮した。

ますます道は厳しくなり ストックだけが頼りで 木の根をよけながら倒木をくぐって歩くが 後続の声も気配もない。
ハイキング初級なのに これでは登山ではないか~~と 少し戻ってみたりして様子を見ていたが 誰も来ないので不安になってきた。

「オーイ」 と何回も呼んでみるが こだますら聞こえてこない。
手書きの地図を見ると 確かに真っ直ぐになっているので この道でいい筈。
「迷った時は元に戻れ」 というから とにかく戻る事にしたが 火事場の馬鹿力で 足の悪い事などすっかり忘れて 曲がらない関節も何とかなっているから不思議だ。

様子の分からない森林を歩くときは 背中にはいつも何か起きた時の装具や一晩明かせるような懐中電灯、笛、食料は入っている。
自分だけなら この近くに住む知人がいるので携帯さえ繋がれば(そこが問題だが)来て貰える。 知人の顔が浮かんでくる・・・・・が
自分のことより 集合時間に遅れて同行者に心配や迷惑をかけてはいけないと そればかりが頭の中を駆け巡る。

やっと休憩所に人影が見え ツアー参加者だった。
そこから左に折れる道を行くのに 風子は真っ直ぐ行ってしまったのだった。
それにしても 声をかけてその場を立ったのに 誰一人 「こっちですよ」 とは言わなかったので よほど風子の印象が無かったのか悪かったのかもしれない。

帰りに 立ち寄り温泉から出たら 知人に行く事を知らせてあったので 「楽しめましたか?」 とメールが入っていた。
泣き付くように 「恐かった-!」 と携帯をいれたら 「その足で度胸がいいね!いつでも迎えに行くよ」 と優しい言葉が返ってきて 涙が出てしまった。
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出口近くに トリカブト(毒がある)の群生があったので 添乗員に プレゼントしようかと思ったくらいだ(笑

いつも参加している秩父の雑木林は 参加者20人くらいでも 3~5人の付き添いが居て 細かい地図を渡され 準備運動から始まる。
今回は46人もの参加者。
「ストックも要らない、老若は関係ない」 などと 若い添乗員はバスの中で言っていたが 「最後尾に居ます」 と言いながら 自分のペースで 先頭を切って歩いていた。

ツアー会社は中高年で維持しているようなものだから 「きみまろ」 の口調を真似て からかうようなギャグの連発は 馬鹿にされているような気がして不愉快だった。

こんな事だから ツアー会社の遭難が起きたりするのだ! と 心の中で怒鳴っていた。

自分の不注意を棚に上げて 「やっぱり 旅は一人が好い」 と思っている。

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会えたらいいね・・(541)  八千穂高原→白駒池→麦草峠

例年なら 信州方面へ何回か足を運んでいるはずだけれど 旅の案内を眺めるばかりで 行動に移す気力が無く 8月も終わりになってしまった。

八千穂高原へ行ってみたくて宿や行程を調べたが 列車やバスの調整が上手く行かないので諦めていたところ 日帰りツアーがあったので申し込んでみた。
人気があるらしくキャンセル待ちだったが 突然連絡が入って行ける事になった。

受付を済ませ・・、と言っても ここでまず問題が起きた。
郵貯引き落としの筈が 未納だというので とりあえず調べてもらう事にして 乗り込んだ。
この添乗員は 相性が悪い・・・、そんな始まりだった。

満席のバスは 一路八千穂高原へ。

台風が来ているので気掛かりだったが まずまずの青空と夏雲同行の旅は始まった。

コースが幾つかあるが 一番長い緑コースを歩く事に。

自然園の入り口で ムシカリが赤い実をつけてお出迎え。P1030466

あちこちに咲くオレンジのフシグロセンノウが 花の無い時期の森に ひと際 色を添える。P1030467

もみじの滝から流れ落ちる渓流沿いには レースのような白い小粒な花をちりばめたシシウドが咲き乱れ 涼しさを増している。
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花に止まる蝶も いろいろ
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一時 世間を騒がせたトリカブト
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オタカラコウ?アキノキリンソウ?に止まるのは 多分 渡りをすると言うアサギマダラ?
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遊亀という砂防ダムらしい
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整備された遊歩道を 白樺に囲まれて森林浴しながら歩く。

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初めての場所は 集合時間までの時間の配分がわからず 不安な気持ちで歩くが
出口に近くなったので ベンチに腰掛けて バスの中で配られたお弁当を頂いていると 汗びっしょりの背中を高原の風が通り過ぎてゆく。

管理棟の前には オオシラビソの大木があり 何年に一度しか花を付けないという。 初めて花を見たが 紫の松ぼっくりのようだった。
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とんぼが飛び交い 吾亦紅に止まって動こうともしない姿に 高原の秋を感じる。
(何回シャッターを押しても 透き通った羽が写らない??)
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自然園からバスで白駒池まで行き 麦草峠を通って帰途につくが この時は大変な事になるなんて 想像もしていなかった。

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2011年8月26日 (金)

会えたらいいね・・(540)  心遣い

お願いしておいたお米(ミルキークイーン)が届いた。

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送って頂くようになって 2度目の新米の時期が来るから もう2年近くなるかもしれない。
コミュニティで知り合って お米を作ってらっしゃることを知り (それもだいぶ後のことだけれど) 最初は知らなかった銘柄なので 不安な気持ちでお願いした。

風子の頭の中では 「お米は東北か関東」 という固定観念があって 西のお米が美味しいなんて考えても見なかった。
よく考えれば 山田錦を使ったお酒も美味しかったし (これは山田錦の試飲会で知ったのだけれど) 関西はじめ南でも美味しいお酒は沢山あるのだから・・・・。

まず お米以前に お人柄が信用できた。
この方が こういう姿勢で作られたお米は きっと美味しいと思った。

届いて 最初は注意点を気にせず 普通に炊いてしまった。
もち米を柔らかく炊いたようで 味は好いのだけれど食感が好みではなかった。
どうしようかな^~と思っていたが 水加減、炊く前の浸け置き時間の調整を工夫してみると 風子好みの味と食感になってきた。
甘さがあって もち米に近い固さがある。
何より好いのは 炊く寸前に洗って 浸け置き時間が少ないほうが上手に炊けるので 便利なところもある。

うっかりお米を切らしていて 同じくらいの値段のお米をスーパーで買ったら 全く風子には合わなかった。

味の好みは 其々なので 娘にあげたら 合わないといっていたが お米にうるさい息子は「美味しい!」 と絶賛したいた。

毎回 お米と一緒に木の実や花を添えてくださるが 暑いので花を入れることは出来ないので・・・と庭に咲いている花のポストカードといっしょに 稲穂が入っていた。
今年の稲が 今 この状態まで育っているのだろうと 風になびいて揺れる田が目に浮かぶ。P1030462

お仕事もなさっていてお忙しい毎日にも拘らず 毎回の心遣いに感謝して 有り難く頂いている。
次回は新米をお届けできるかも・・・とメッセージがあった。

刈り入れまで何事も無く 美味しい新米が届くのを楽しみにしている。

だいぶ前のブログ(371)に載せた「幽麗」作者のお父様だということも 付け加えたい。
  

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2011年8月24日 (水)

会えたらいいね・・(539) しじら織り

どうにもならない事がいろいろ有って 引きこもりと言うか 出不精なのか とにかく「お外さま」に戻れず 近くで買い物にうろつくのがやっと。
暑ければ 近くの喫茶店で本を抱えて時間を潰し 「残り少ない人生を こんな事でいいのかな.・・・?」 とまた 考え込んでしまっている。

急に涼しい日が続いて 家に居る事が多くなっていたところ ファッションの創作展の準備に勤しんでいる若い友人に刺激され 何かしないと・・・と思っていたP1030464

買い物の途中 いつも立ち寄る骨董屋さんに寄ったら 思いがけず「しじら織り」の新古の反物が格安で手に入った。
織りや染めが好きで 裂は箪笥に売るほど有るけれど 創作掛け軸のために集めたもので 洋服にする長尺はない。

作務衣にいいいな・・・と思うけれど 藍が2枚あるし だいぶ前に母の着物で創ったパターンを思い出してワンピースにする事にした。

多分 「阿波しじら」 かな~~?と 勝手に決めた。
もともと 高価なものではなく 浴衣代わりに着るようなものらしいが 自分が好いと思えばいいのだから・・・・。

三日かかって やっと出来上がった。
ミシンの糸調子の調整に 何時間掛かったことか~~。
木のボタンが欲しかったが この辺のお店には おしゃれなデザインのものは無く ありあわせの木のボタンで我慢した。
独特な織りなので 細い縞に 「しぼ」 があって 肌につかずさらっとしていて心地よい。

涼しい日が続いたので 今年は着るチャンスがないな~~と思っていたら 暑い日が戻ってきて いつもなら嫌な暑さも 嬉しくなっている。

地味なので 年代物のトンボ玉のネックレスをアクセントにして さっそく 骨董屋さんまで ファッションショーをしに行ってきた。

着られる時期は 薄物だから今月いっぱいかな・・・と思うけれど 最近は季節感がないから 9月に入ってもOKかも? 

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2011年8月22日 (月)

会えたらいいね・・(538) また 訃報 

つけたままになったラジオから 二葉あき子の訃報が流れていた。

16日 心不全で・・・、96歳だったそうだ。

いつからこの方の歌を好きになったのか いつ頃から歌いはじめたのか 全く思い出せないけれど 一人で行くカラオケでは 何曲かレパートリーになっている。

古いな~~、 自分でもそう思っているが 最近の歌は 「いいな・・・」 と思っているうちに 次の歌で 一度覚えても いつの間にか忘れてしまっている。

「古い と言う事は 好いことだ」 と自己弁護しながら 誰も居ないカラオケBOXでひとり歌っているのも おかしな風景だ。

二葉あき子は 「水色のワルツ」 「さよならルンバ」 「夜のプラットホーム」 が好きでよく歌うけれど 「巴里の夜」 だけは どうしても歌えない。
聴いてるだけで 胸が詰まって 声にならなくなってくる

http://www.youtube.com/watch?v=Zb_Gj7RUfCk

      昔の歌は 母の背中で覚えたのかもしれない  (笑)

「風花や 酔えば逢いたき ひとばかり」 という誰かの句が 妙に心に残っているが
最近は心地よく酔うこともなくなり 歌を唄ってひとり逢いたき人を偲んだりしている。

このところ 身辺にいろいろな事が連続しておきて やっと正常に戻した就寝時間も眠れない夜が続いて 不健康な日々を繰り返している。

例年の夏は 木曾、白馬、八ヶ岳近辺 には必ず出かけていたのに 何処へも出かけないどころか 散歩さえ行く気力が無く 引き篭もりの日々だった。

三日続けてミシンの前に座り 食事も満足にせず 好きな甘いものを作っては食べているので 体に良くない。P1030454

白樺を見たくて だいぶ前にツアーに申し込んだら 満席でキャンセル待ちだったが 突然キャンセルが出たと連絡があった。
今更~~と思うけれど 風子のうつ脱出方法は 家から離れる事なので 行って見ようかなーと考えている。 

これがきっかけで また「奥さま」返上で 「お外さま」 になってしまうのも困り者だが・・・。

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2011年8月14日 (日)

会えたらいいね・・(537)  ひと時の避暑

多分 やせ我慢・・・、そう思いながら 今年は未だにエアコンのスウィッチを入れていない。

去年は 夕方からリビングのクーラーをかけ 体を冷やしてから床に就いていた。
家族は 其々の部屋ではエアコンをつけ 息子などは休みの日は家に居る限り 部屋に閉じこもってエアコンをかけているが 風子の部屋はエアコンの設置がないので かけようも無いけれど 敢えてそうしているのだから 暑くても文句は言えない。

今年は暑いと言っても リビングも扇風機で間に合わせているから 去年より凌ぎ易い気がしている。

エアコンの風が持病に凍みるのでつけなかったのだが それに慣れてしまうと エアコンで体調を崩してしまいそうな気がして 首にアイスを巻いたり扇風機で工夫して 我慢している。

自分でも 意地っ張りかな・・・?と 思っていたら もっと上手が居てびっくりした。

友人が 「エアコン つけようか迷っている」 というから 「熱中症で倒れたら 年寄りなのに・・・、と言われるから リモコンだけ持って 意地張ってる場合じゃないわよー」 と言ったら なんと 家全体にひとつも無いそうだ。
「私達 今時 貴重な存在ね~~~」 と 大笑いだった。

こんな時 実に快適な避暑地が見つかった。

歯医者 なのだ。

だいぶ前に 歯が腫れて おかめがお多福になったと書いたような気がするが 今は腫れも引いて痛みもなくなっている。
2年半前に抜くべき歯だったが だましだまし使ってきた。
今回は 飲んでいる薬の関係で抜けないので とりあえず担当医の許可が出るまで 歯の掃除や調整に通っている。

「頑固な先生・・」 とあまり気に入らなかったが  治療は上手だったので 少々遠いけれど通っているのだ。

P1030347 暫く ご無沙汰のうちに 内装も診察台も 近代的になって BGMが流れ 先生一人で 3台の診察台を行き来しているので 診察台に乗ったままの待ち時間が多い。
手間のかかる作業が多いので 小1時間かかる時もある。
P1030448 「時間は 大丈夫ですか?」 と聞かれるが サンデー毎日の身にとっては 時間つぶしにこんな快適な時間は無い。
白い壁に 薄ーいグリーンがかったブラインド。
どこを眺めても 埃ひとつない清潔な診療室 (写真を撮るわけには行かないが・・)
適度な空調が心地よく 流れてくるBGMを聴きながら あれこれ考えていると 急にいろいろ思い出して悲しくなって 涙が出てしまったりする。
若いきれいな衛生士さんを見ていると 誰がお掃除しているのかな・・・? ハウスクリーニングかな・・? 休みの日にするとしたら 一週間に一度か、閉院後かな・・・? 余計なおせっかいだな・・・と。

P1030450 待合室には 好みの雑誌があるし 大学病院の待合室とは違って 静かな空間だ。

それにしても 先生の顔も15年前と比べても 大して歳を重ねてない感じで 髪も黒い。
もしかして 乗せてるかな~~? それにしては幾等かは白いものが・・・。
額には ミミズのような深い皺が何本か くっきりとあるので やっぱり歳だ・・と ひとりでに おかしくなって噴出しそうになってしまった。 

抜歯によって 顎が壊死する可能性があるとかで とりあえず歯茎から上を切り 根だけ残してあったが 担当医から抜歯の許可がでたので お盆明けには痛いことになる。
抜く条件としては 歯の衛生状態が問題になるとかで 「大変 良い状態ですよ。お手入れ良いですね!」 と褒められたが 子供の頃から 正しい磨き方をしていれば こんなにボロボロにならなかったのに・・・と悔やまれる。

これは 誰の責任だろう? 歯の質が悪いと言った医師も居たが あの時代 親は食べさせる事で精一杯で 栄養状態まで考えるゆとりは無かったのだろう。

「お前の 磨き方が悪かったんだよ!」 と 母は怒ってるに違いない。
この辺は 今お盆で ご先祖さんがお帰りになっているお宅が多いようだ。

 

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2011年8月10日 (水)

会えたらいいね・・(536)  ちょっと言わせて!

わが家は この地へ来て26年。

転勤が多かったが ここが終の棲家になるだろうと 同じ転居でも違った覚悟で越してきた。

それまでは 約5年周期で家を代わって 子供たちも幼稚園から中学校まで 入学と卒業はみな違う学校だった。
ここは 800世帯ほどの団地で 50~60坪区画だが 古い人間が多いせいか 建築基準法以外にも お互いに気を使って建てていた。
わが家も 西北、北東 は境界線より120cm離して その分庭が狭くなって 東南側のリビングは 前の家で日当たりが非常に悪くなってしまったが仕方が無かった。

ご近所とも とてもいい状態のお付き合いで 特に東南のお向かいさんとは仲が良かったが 諸事情でお向かいさんは越された。
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その後解体して しらぬ間に基礎が打たれていた。
境界線から50センチ位しか離れていない。
見る見る出来上って行くのを見ていると リビングの前に換気扇が付くようなので 位置をずらして頂く様お願いしたが 受け入れられなかった。
水周りが こちら側に全部並び 背丈ほどあるボイラー、風呂釜、エアコン室外機が並んだ。
点火の度に 爆発音と灯油の臭いが広い窓のリビングから入るが 「建築基準法に合っている」の一点張り。

逆に 「フェンスが自分の方に入っているから 訴える」 と言ってきたが 風子は その点については 一歩も譲らなかった。
フェンスが壊れた時に 仲の良いお向かいさんと 折半で境界線につけたのだが それが今になれば 間違いだったように思える。

曲がりなりにも 不動産の資格を持っているので 「現況で買うという事の知識の無さ」を指摘して 「どうぞ訴えてください」 と言ったが 自分の不勉強に気が付いたのか その点については 言われなくなった。

とにかく ご主人は全て怒鳴るので 奥さんは「すみません、すみません」 と言うばかりで 気の毒になってしまい 諦めた。

お風呂のボイラーだけは電化にしたらしく支障なくなったが 窓を開けている限り 換気扇からリビングに入る焼き魚や焼肉で わが家は落語ではないが満腹になる。
今は 挨拶もしないし 必要最低限のお付き合いだ。

ところが 一難去って また一難。
北東の家が 知らぬ間に居なくなって 新住人が入ってきた。
見たら室外機が3つ並んでいる。
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二度とトラブルのは嫌だから 半ば諦めているが どうして この場所に3台も集めなくてはならないのか 理解できないのだ。
自分の庭側に置けば良いのに 景観が悪くなるので 見えないこちら側に置いたのだろう。

電気屋さんが居たので 恐る恐る「熱風出ますか?」 と窓から首を出して聞いたら 「多少は・・・」と。
近くへ行って 確かめるのも悪いし・・・。
3台なので モーターの音も かなり気になる。
「他へ設置しなおしてください」 とも言えず 「何か いい方法有りませんか・・・?」 と言ってみた。

若いご主人が出てきて 「ブロックでも積みましょうか・・」 と言っていたが もうトラブリたくないので 年寄りは引き下がるしかないのだろうか?

前住の方が 建てる時に 防犯と風通しの良いようにと 高いブロック塀をフェンス変えてくれたのに また鬱陶しくなりそうだ。

ここへ越してきた時は 風子はまだ若く ご近所のお年寄りにいろいろご忠告を受け 気を使ったものだが・・・。
若いご夫婦から見れば 風子は当時のお年寄りのように 煩い存在なのだろうか・・・?

今日も早朝から一日エアコンは回りっぱなしで 節電どころではないようだ。
わが家は 節電というより節約で 扇風機で我慢している。

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2011年8月 7日 (日)

会えたらいいね・・(535)  入間川花火

連日のむし暑さで散歩もさぼっている。
そのせいか 不快指数が溜まり 体調が思わしくない。

このままでは 採血結果が悪くなって また薬が増えそうだ。
日が落ち始めたが 雨も上がったので 久々の散歩に車を出した。

車で15分程の稲荷山公園は 樹陰が多く 吹き抜ける風も心地よいので 最近はここばかり散歩している。

曲がり角で 「あれっ? 何で・・・、交通規制!」 
今日は 入間川の七夕祭りで 花火大会なのだった。
サンデー毎日の暮らしをしていると 日にちも曜日も関係なく 自分の都合だけで動いているので 突然戸惑う事に遭遇する。

一時間散歩して 公園の前にある「リラックス風呂」で1時間ゆっくり汗を流し遊んでいれば
その頃には 3階の遊歩道から 公園の向こうに花火が見えるかも・・・・と 時間調整。
(マイツリーと決めている金木犀は健在で 今日もそーっと木肌を撫でて挨拶する)
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どうして 公園にこんな花(ジャガイモ?ではない)が・・・。
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いよいよ時間になって 「ここから見えますよね!」 と言ったら 「いえ、反対側ですからここからは見えませんよ」
慌てて 駐車場へ回って 「ここから見えますか?」 に 「樹が邪魔して見えませんよ!」 と 守衛さん。

お風呂に入っている間に かなりの雨が降ったらしく 薮蚊が払っても纏わり着いて 格好の餌食になってしまう。
仕方なく 帰ることに・・・。

ところが 基地の坂を上がる両側に車の列。 
及ばずながら 縦列は車が軽なのと割り込みになれているので すんなり。
何も邪魔するものは無く 用意された桟敷のように全景が夜空に浮かびあがる。
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コンデジを取り出したけれど 暗くて何処をどうすれば写るのか解らない。
とりあえず音に合わせてシャッターを切るが 考えてみたら光の方が早いわけで 次の花火とタイミングが合わない。
光ってから押しても 残光だけになってしまい 情けない花火になっていた。
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狭い道路の両側が人と車の列で 巡回バスが動けず クラクションが鳴りっぱなしだ。
風子の小さい車なんて 縦列の極一部なのだけれど 渋滞の片棒を担いでいるわけで
気になって落ち着かない。
何か起きた時 とっさの判断で行動できる能力がないので 早々にその場を抜け出した。

何がどう撮れているのか 確認もせずシャッターを押していたので ほとんどが火事の現場のようで 「ただいま、??の火事の現場から中継しております!」 とブログに載せたほうが面白いかな~~? と 編集しながら一人笑っている。

この土地に住むようになって26年になるが 花火をこんな風に見たのは 初めてだった。
ドーンと聞こえてくる音に 「何処で花火かしらね・・・」 と 外へ出てみても いつも見えたことはなかった。

いつだったか 運転していて目の前に花火が上がったので 「音も無いのにね・・・」といったら 「あれは パチンコ屋の イルミネーション」 と言われて 大笑いしたことを思い出した。

火事場の現場のような花火だけれど、次回はしっかり撮り方を工夫してみよう。    

 

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2011年8月 2日 (火)

会えたらいいね・・(534)  ハプニング

新宿御苑を出て お茶をする前に 気になっていた伊勢丹の呉服売り場を覗いてみることに・・・。
着物を見ると 着る機会も無いのに箪笥の中へ仕舞っておきたい悪い癖があって 近づかないようにしていたが 安くなっているだろうな~~と思うと 「見るだけ」 と決めて寄ってしまった。

「浴衣の帯」が少々派手になったかな~~? と気になっていたのだ。
すくい織りの名古屋と 半幅帯が風子に近づいて来た。 
麻で締めやすそうで きっと買わないと家に帰ってから後悔すると思った。
通常の三分の一位まで下がっているのだから・・。
(心の中では 浴衣はともかく 夏にきちんと着物を着るなんて 絶対無い! と後ろめたい気持ちも少々、でも 万が一と言う事もあるし・・・と言い訳している)

店員さんに 「これを選んだなんて さすが・・・」 等と 定番の褒め言葉に乗せられて 一目惚れで 包んでいただく事に・・・。
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帯と小物の入った紙袋を提げて ドラッグストアーへ寄った。
買い物を済ませ くたくたの足で中村屋へ・・・。 

禁煙席が満員で 喫煙の大きなテーブルの脇の席へ案内され 一息ついた・・・と思ったら 大テーブルに居た男性が そわそわと携帯をかけたり 立ったり座ったりしていて 落ち着きの無い人だな・・・と思っていた。
そのうち どやどやーっと 年寄りが 5、6名。
う? どこかで・・・、そうだ 小沢昭一、永六輔、加藤武・・・、ここまでは解ったが 後の二人は時代劇か何かで見る人だが解らない。
また 4、5人・・・、男女のアナウンサー他だ。 永さんにそっくりなのでアナウンサーをしているお嬢さんかも?
プロデューサー、世話役らしき人が 注文をとっているが 其々が勝手な事をいってるようでなかなか決まらない様子。

やっと 注文したものが テーブルへ・・・。
Eさんは 苺フラッペ、Kさんはビール、Oさんは・・・、忘れたぁ~~。
アイスクリームが乗った苺フラッペを前に 「可愛いい~~!」 なんてひやかされている。

「今、新幹線で着いたそうで こちらへ向かってますから・・・」 と。
まだ どなたか見えるらしい。
これだけのメンバーを待たせるなんて よほどの大物?! と 本を読みながら 時々 上目遣いで見て 思う。
何しろ 年寄りばかりなので 話す声がとてつもなく大きい。
する事がないので 前においてある大きな花瓶の蓮の花が 本物かどうか交代で触ったり鼻をつけて匂いを確かめている。
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結局は 「造花」 に落ち着いたようで また 黙々と食べたり呑んだり・・・。
E氏もO氏も 苦虫をつぶしたような 面白くも無い顔で 口に運んでいる。

また 階段を何人かの塊がドアーを開けて入ってきた。
中から現れたのは 車椅子の米朝師匠。
階段を 車椅子ごと抱られて降りてきたのだ。

それからが大変だった。
米朝さんを迎えたというのに これと言った話をするわけでもなく 何の目的で集まったのだろう。
米朝さんは 映像で見るより小柄な体を 車椅子に埋めるようにして 口に運んでいる。
目がちょっと奥目で可愛いお爺さんという感じ。
前から 横から デジカメでお付きの方たちがパチリパチリ。
風子から1メートルちょっとに米朝さんがいるのだ。
必然的に 写ってしまう。  あちらも風子が邪魔だろうが こちらが先に席に居たのだ。 本で何となく顔を隠すが 迷惑なのはこちらの方。
「ブログに乗せるから・・・」 と 小米朝らしき(米朝にそっくり)付き人が 言っていた。

やおらして 「そろそろ 時間ですから・・」と米朝さんの付き人。
テーブルの空になった食器を隣のテーブルに移し 大きいテーブルの前で全員の記念写真。
[ハイ、チーズ!」なんていってるけれど最近はそんな言葉は古いのだ。

また 車椅子を担がれてドアーを出て行った。 
みなさん 拍手でお見送り・・・・。

集合写真 風子もデジカメを持っていたので 「一枚~~」 と思ったが Eさん、Oさんの仕事以外での気難しさは半端ではないので 止めておいた。

風子の紙袋の中を Kさんが覗いているので 「それ 私のです」 と言った時気がついた。
肝心の 帯の入った大きい袋が無い!
そうだ・・・、 薬局で代金を払う時に 足元へ置いて 薬の小さな袋だけ受け取って 出てしまったのだ。

レシートのNOへ 連絡したら 「有りますよ^!」 ほっとして 慌てて取りに戻った、

それにしても あの集まりは 何だったのだろうか・・・・・?
帰ってネットで調べたら 中村屋の目の前の 紀伊国屋ギャラリーで 『米朝展』 と落語があったようだ。

http://www.google.co.jp/url?q=http://www.kinokuniya.co.jp/label/20110519131133.html&sa=U&ei=rrg2TqD3N8zQmAXEntXwCg&ved=0CBoQFjAB&usg=AFQjCNGAPg7FEPksQsrf3nfKwY9B98gwWw

さすが 人間国宝。 いつもうるさ型のお歴々も 一目おくのだな^~と。
だったら 一部屋 用意すればいいのに・・・・。

お店の方が テーブルを片付けながら 「お騒がせして・・・」 と苦笑いしていた。


     

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2011年8月 1日 (月)

会えたらいいね・・(533)  雨の森へ (新宿御苑)

朝から しとしとと降っている雨は 午後には上がりそうで 気温も9月の涼しさとか・・。
こんな日は 森を歩きたい・・・、さて どこにするか・・・・。

近くの公園は暑くても出かけられるので ちょっと足を延ばそう。
明治神宮の森にしようか・・・? でも こんもりとした森は 雨で少し暗いかな~~?
新宿御苑の芝生を 雨に濡れて歩くのもいいな・・・と迷いながら 電車に乗った。

新宿駅から 雨を避けて地下道を通って 新宿御苑に出た。
入り口のカキ氷の屋台も 庭師も 開店休業のようで 主は見当たらない。
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管理人も退屈そうにしている。

人気も無く こんな雨の日曜日 公園に来る物好きは居ないのかも? と思っていたら やっと何人かの姿が・・・。
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花も今の時期は少なく ギボウシも終わりに近いが 葉に落ちた雨が瑞々しく 光がないのが残念!
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植え込みもここだけ ジニア

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サンゴジュの赤が ひと際映える。
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こんな所にゴルフボールをティーに乗せて おちゃめ・・・と思ったら 
きのこ でした~~。
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雨があがって そろそろ人出も増えてきて

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池の周りには 三脚を立てたり 大砲のようなカメラを構えて カワセミを待っている。
この辺には 4,5羽 常住しているとか。
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千駄ヶ谷門から帰ろうかと思ったけれど 帰りに伊勢丹へ寄ろうと 新宿門ヘ向かった。
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10年前は 娘が明治神宮と御苑の中間に住んでいて よく子守を仰せ付かった。
上の子の手を引いて 一人をベビーカーに乗せて 明治神宮かここが散歩コースだった。  芝生の上で遊ばせておけば この中は安全なので 手足不都合有りの風子は 楽が出来たから・・・。
その二人も 中学生と5年生になって 「覚えてる?」 と当時の事を聞いたら 全く覚えてないどころか 住んでいたことも記憶にないと言っていた。
3,4歳では そんなものなのかも知れない。
恩を着せよう・・・と思ったのに すっかり当てが外れた (笑

帰りは 伊勢丹→中村屋へ回ったが ハプニングがいろいろあって 疲れた果てて帰って来た。

 

 

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