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2011年2月24日 (木)

会えたらいいね・・(486)  また・・・、工房へ

二日間家出して温泉三昧の結果 今日は湯疲れであちこち炎症を起こして 手も足も痛い。
「温泉は 効能があると書いてあっても 風子さんには効果はありませんよ。 臨場感が心身を癒すだけです。温まり過ぎないように!」 と言われていたことを 痛くなってから思い出す。

留守中に空っぽになった野菜を買いに畑へ出かける途中 また陶芸のおじさんに見つかってしまった。
「風子さーん! 」 と姿を見つけたおじさんは 「寄ってきませんかぁ?」 と林の向こうから声をかけた。

「そうだ・・・、旅先に連絡が入ってたんだ~~」 と 家に居なかった言い訳をしに 雑木林を突っ切って工房へ行った。

「電話入れたのは 作品をあげようと思ってね・・、連絡無かったから誰かにあげちゃおうと思ってたんだ・・・」 と。

萩の土の火色が良く出ていて 思わず 「好いですねー!!」 と言ったら 「温度が2度違うだけでこの色がでないのよォー。細かい貫乳が出ると思うよ」 と満足気だった。
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おじさんとは言ってるけれど 実は風子より10歳も若い。
干支から風子の年を割り出そうと 干支を聞くので 「パンダ!」 といったことは前に書いたが 頭は遥かに後退しているので 何となく同年代のような気がしている。
面倒くさいから年はばらしたので 気は楽で 結構偉そうに意見など言ってるのだ。

大作が出来ると 見せたくて 苦労話を聞かせる。
「大変なのよ~~」 と 体に似合わない女言葉が出るので 「楽して良い物は創れませんよね! 脱サラでこの道選んだんですから 仕方が無いですねー」 と 意地悪している。

風子も陶芸の理屈を 「ふん、ふん 」 と分かった振りをしているので 話がいがあるようで ちょうど良い相手にされている。
お陰で 理屈だけは勉強させていただいている。

本当に しっかりした真面目な性格どおりのいい作品を創っていると思うけれど 遊びがないので いい加減な風子としてはちょっと残念 。
県展は 以前10回以上入選していて飽きて休んでいたというけれど 最近復活したらしい。
「入選は当たり前なんですから 賞狙いで行って下さいね!伝統工芸展も入選するように期待してますよ」 
人ごとなので励ますだけだけれど 伝統工芸展は裏がいろいろ有るらしいので おじさんの性格では難しい気がする。
考え方としては風子も賛成で 誰のコネも使わず入選したら それこそ薔薇の花束でも抱えて馳せ参じなくては・・・と思っている。

帰りに 調合した釉薬の試し焼きをまた頂いてきたが こんなに貯まってしまった。
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新作の大作が欲しかったけれど 明日の命の保障が無いわが身にとっては 贅沢な買い物になるので しっかりお財布の紐を結んだままにして (開いても中身が足りない) 頂いたお茶碗を包んで頂き コーヒーをご馳走になって 日が落ちた雑木林を足早に帰ってきた。
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夜目遠目傘の内 というから 風子だって夕暮れの雑木林は怖い~~~。

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2011年2月21日 (月)

会えたらいいね・・(485) 小室等の聞きたい聴かせたい

ロビーで受付をすませていたら 軽く会釈して通り過ぎた方がいらした。
後姿を見送りながらあわてて頭を下げたけれど、どなたかしら・・・? 初老の小柄な男性に見覚えはなかった。

ふと気がついて おかしくなった。
少し離れた所に小室さんの姿が見えたので 遠くから会釈したのを その方はご自分にされたと思い会釈なさったので 申し訳なかったが。

講演が始まって 出ていらした時 「アッ! 先ほどの方は 脚本家の山田太一さん だった・・・、」 と。

テレビで見ている方とは違って 小柄な好々爺という感じだった。

昭和9年生まれで山田太一さんは戦前派、18年生まれの小室さん(K氏)は戦中派・・ということからトークは始まり 山田太一さんは 「疎開していたので 戦前派なのに戦争を知らない後ろめたさがあった」 と 。
浅草で食堂を営む家で いつも母親は水で手を濡らして忙しく 熱があると言っては額に手を当ててもらい 注射を我慢したご褒美に美味しいものを食べさせてもらったことが母親との思い出だと 懐かしい記憶を辿ってらした。

その後湯河原に疎開し 父親が「指圧の心は母心の浪越徳次郎」に指圧を習い収入源とし その後 父の才覚でパチンコ屋をはじめて大儲けし 諦めていた大学も行くことが出来たのだと。
「それでは湯河原温泉に大学へ行かせてもらった訳ですね」 と小室さんの突っ込みに大笑い。 

初めて父と十国峠へ登る時 酒瓶を五つ持たされ 頂上で「酔っ払ったら大変」 と道々酒瓶をぶらぶらさせながら道端の石にこつんこつんぶつけて歩いても割れず 頂上に着いたとたん割れてほっとしたが 父には叱られなかったので 自分の根性の悪さに 今でも後ろめたさを感じているそうだ。

母上が亡くなった折も 町の人が居並ぶ前で母を裸にし湯灌をし 担いでお寺の境内を周り お祭り騒ぎのようで 自分たち疎開組みが無視されている気がして腹が立ったという。
それが 最近になって 「あの時は父の計らいで 母の生まれ故郷の方法」を町の人達にお願いして送った」 ということを知ったそうだ。

お話を伺っていると穏やかな方なのに 「ドラマ“思いでづくり(山田太一脚本)”を先に放映していたのに 同じ時間帯に “北の国から(倉本聡脚本)” をぶつけてきて 本当に腹が立ったが プロデューサーが同じ高橋一郎だったので怒れなかった・・・」 と笑ってらした。

白い影 (田宮二郎) ♪
高原へいらっしゃい  http://www.youtube.com/watch?v=EXHi-yrRNJg

早春スケッチブック   http://www.youtube.com/watch?v=GiKnv2Kg_LQ
淋しいのはお前だけじゃない  http://www.youtube.com/watch?v=CagTs_3F0p4

何作かを スクリーンに映しながらの対談だった。

なんといっても 風子の中では 

「岸辺のアルバム」 http://www.youtube.com/watch?v=3prBmvVjiVE

橋田壽賀子の「おしん」のヒットにあやかりたくて 橋田壽賀子に聞いて 同じ原稿用紙を使っていたが会社が潰れたので また聞いて 今も同じものを使っているとか、
なんとお茶目な方か・・・と。

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初の童話だという「リリアン」 は 絵が 黒井 健。
この絵が好きな知人にも・・と2冊欲張ってしまったら 品切れになってしまって 他の方に申し訳なかったが 山田氏は 「廃盤かも・・・?」 と言ってらした。 
幼い子の心象風景を 古き良き時代の下町を舞台にファンタジックに描かれていて 思いがけなく素敵な絵本に出会えて 今日もいい日だった。

いつもライブでは歌わない 小室さん作曲の 

「木枯らし紋次郎 (誰かが風のなかで)」  「蝉しぐれ (遥かな愛)」  のテーマソングも 久しぶりに聞かせていただいた。

小室さんは 山田太一のドラマの音楽担当もいくつもあり 知らずに見ていたドラマや映画の音楽も 「あれも小室さん作曲だったのだ・・・・」 と気にせず見てきたものが数あって 今さらながら 脚本や音楽に目を向けずに来たことが 悔やまれた。

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2011年2月19日 (土)

会えたらいいね・・(484) 春の日差しに誘われて

今日は 何しよう・・・、

しなくてはならない事はいくつも有るのに 触れたくないので そこから離れることを考える。

もたもたしていたらお昼になった。

風は止まない。 ドアを開けてみると日差しは暖かい。

「そうだ! 雪が解けた芝生を歩こう」

稲荷山公園の駐車場は狭いので すぐ満杯になる。
止めようとしたら 「あっち、あっち・・・」 と指で指図する。
「何で~~、」 と言葉にでそうになったが・・、 先に降りて場所だけ確保していたらしい。

P1010906風が落ち葉を舞い上げて 足も軽く もう春。
落ち葉に映った影は スマートで足長で 皺もたるみも包み込んでくれて 年齢不詳。

 
前を行く若者の真似をして 腕をキュッキュッと振り腰を捻って 競歩スタイルで歩いてみる。これはなかなか難しく 手と足の格好が上手くいかない。
20分も歩かないうちに 汗ばんで上着を腰に巻いて さっそうと(気分だけは)歩く。




桜もまだ蕾も硬くさくら色は隠しているが 公園いっぱい人が出て賑わうのも 一ヶ月あまり。
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それにしても この巨木の桜の樹齢はどのくらいなのだろう。

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両手を廻しても半周なので 樹周3mを超えるのではないかと聳え立つ桜の樹々を見上げて 遠くまで行くこと無いな・・・・といつも有りがたく思う。

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何、これ・・・? よく見たら 松枯れの予防薬だった。

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秩父の名産の楓シロップを取るみたいに 松脂でも取っているのかと思ったが・・・。

我が家から車で20分足らずで 何箇所もの公園や雑木林があって 今は 歩ける足がある。 
これだけでも 幸せ と思わなくてはいけないのは分かっているけれど・・・・。

昨日友人に 「なんとなく寂しくてね~~」 とメールを入れたら 「もう少ししたら 暖かくなります。日差しも柔らかに 時間もゆったりと流れていくようになったら 森へ行きましょう」と 乙女チックな言葉が返ってきた。

春だもの 欝になんかなっていられない。
誰がなんと言ったって 楽しまなくっちゃ! 家から離れると 元気になれるんだけどな~~。

寄り道して帰ったら 風が強かったせいか雲ひとつ無く清みわたった空に 冷たく輝いていた。

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2011年2月15日 (火)

会えたらいいね・・(483)  やっぱり

「やっぱりね~~」 と つま先からじわーっと沁みてくるのを感じながら 心のなかでつぶやく。

人は誰でも 「これだけは譲れない」 というものがあると思うが 風子にとっては靴がそれで 15年前からお財布が許す限り拘って買っている。

その靴が 雪解けの雑木林を歩いていると つま先からいやーな感覚が迫ってくるのだ。

友人に 「その靴ゴア?」 と聞かれたことがある。
「ううん 多分違うと思う。モンベル(アウトドア専門店)で店員さんに足の事情を話して 兎に角 足が入って 負担無く歩ける靴で 雑木林を歩くだけで登山はしない・・・、 と探してもらって これが唯一履けたの・・・。でも結構高かったから奮発しちゃったー、3万ちょっと欠けたけど・・・」
いつも安売り店で探すのに 足が命の風子は無理をした。
 
「それなら ゴア(ゴアテックス)じゃあないわね! 」 という事だった。

いつもぬかるみを歩いても沁みた事はなかったが 今日の雪解けの雑木林は 半端でない水溜りで ジャブジャブその中歩いたから・・・。

ゴアではなかった! のだ。

まあ、いいさ・・・、この天気なら 干しておけばすぐ乾く。

昨夜からの雪はかなり積もると見込んで 朝早く起きて出かけるつもりだったが 朝方まで眠れず いつまでも起きて行かない風子を心配して 「大丈夫・・?」 と部屋の外で言う声に慌てて起きたが 家を出た時は もうすっかり太陽は頭上にあった。
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足元ばかり気にして雪をかき分け歩いていると 木々の雪が 大粒の雨のように 時にはどさーっと雪の塊のまま頭上を見舞ってくる。

いつもの広場は まだ足跡もまばらで リードを外した犬が走り回っていた。
春の雪・・・、この下にはタンポポやオドリコソウ、ホトケノザ、オオイヌボフグリ、オニノカタビラコ・・・、数え切れない花がスタンバイしていることだろう。

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雪解けの水溜りは あまり美しいとは言えないけれど 濁った水の流れも眺めていると
不思議な絵を描いている。
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自然が描く世界は限りなく 一日眺めていても飽きることはない。

この日差しでは 明日はもう雪はないかも・・・。

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昨日は閉じていた福寿草が 陽に輝いている。
もうちょっとはにかんで咲いた方が似合うのに・・・と ぱっと開いた花に思ったりしている。

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2011年2月11日 (金)

会えたらいいね・・(482)  ♪こんな日は あの人の

天気予報どうりの雪・・。

Buroguyou うす桃色の椿が 寒そうに震えている
風が あるのかしら・・・、と カーテン越しに眺めている

出先で買ってきたフリージアが 薫らない
ショーケースの花たちは 季節を先取りさせられて 
薫ることすら 忘れててしまっている

色あせたような   カーネーション
その色に惹かれた 

もうすぐ 枯れそうね・・・、新しいのは・・・

でも 頂いていくわ 抱えて電車に乗った

かびんをあれこれかえて
あ・・・、      似合うかびんがない

あれから 六日 まだ咲いている

お誕生日にと とどけてくれた花かご
ちょっと変わったカドミウムイエローの薔薇は 
6歳のR君が 選んだ

センスあるなーと オアシスに水を差すたびおもう

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♪ こんな日は あの人の真似をして~~~
http://www.youtube.com/watch?v=Xm2innG14oY

ふと口をついて出た
なんの つながりもなく まねをする人がいるわけでもいない

ストーブの上のポトフが ことことと 湯気をたてている
ゆき・・・・、積もるのかしら・・・。

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2011年2月 7日 (月)

会えたらいいね・・(481) 秩父三十槌の氷柱

思いがけず 秩父の三十槌の氷柱を見に行くことになり 2年越しの念願が叶えられた。

去年はじめて知ったときはすでに遅く ツアーは満員で 来年こそは・・・と思いつつ見送った。
年が明けて 西武、秩父鉄道と乗り継いで 三峰口からバスを利用して行く方法があると知り 時刻表など調べていたが 足元が心配で一人で行くのも心細く 迷っているうちにツアーがまた満員になり キャンセル待ちしていたが 遂に今年もだめだった・・、と思っていた。

昨夜 急に息子が時間の都合がついて 「行く?」 と声をかけてくれた。
そして 今朝 笑ってしまうような怪しげなナビにルートを入れ わが高級車 スズキのワゴンRで出発。

凍結が心配で この車で行けるのかと観光協会に問い合わせると 「今朝 一部凍ってましたが・・・、大丈夫だと思いますよ」 との事。
到着までには 3時間くらいかかるので 融けることをあてにして出かけた。

高速を降りてからは 心細いほど道は空いていて 道路事情も融けて濡れている程度で 予定時間より早く到着した。

平日のせいか 観光客も少ない。
川原へ降りても 三脚設置で構えている人も邪魔にならない程度で こんなラッキーなことはない。
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清流に影を落とす氷柱も 素晴らしい
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水に手を入れると 頭の芯まで痛くなる 冷たさ
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小さな 氷柱も渓流沿いに続くが 足元が危うく行けない
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お母さんのお供で すみませ~~ん。 感謝してまあす。
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夕方5時からライトアップで それを狙っての観光客やカメラマンが多いようだが
冬の名残の光の中で 自然の輝きを見るほうが 風子にはあっている。

まだ2月だというのに 春を思わせる穏やか日差し エメラルドの清流の流れに沿った輝く氷柱 そして大切な休養日を風子に使ってくれた息子 思い出のひとつになって 胸に刻まれて行く。

「来年は 来ないほうがいいかもね、 こんな好条件で見ることの出来た今日の感動を くずさないためにね」 と言ったら 「そうだね・・・、何年か後がいいかも」 と。

何年か後まで 元気でいよう。 

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2011年2月 5日 (土)

会えたらいいね・・(480)  もちつもたれつ

先日 来週後半は 気温が上がるでしょう・・という予報に 「今のうちだー、」とドライフルーツの準備をしたが 本当に暖かくなって わが家の紅梅も咲き始めた。

乾燥野菜やフルーツは流行だけれど 何年か前から野菜は干していたので 友人から頂いたりんごがきっかけになって 今はドライフルーツに凝っている。

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登山が趣味の友人がいて 小田代ヶ原、戦場ヶ原を歩く時は付き合ってもらうが 山に関しては 当たり前の事だが 非常に厳しい考えを持っている。

そんなわけで 「手に負担がかからないように・・」 と山用品について細かいアドバイスをくれる。
風子は山に登るわけではないから適当で良いのだけれど 黙って見過ごすわけにはいかないらしい。

「指の作業がすばやく出来ないんだから・・」 と 結ばなくても使えるようにスパッツにストッパーをつけるようにしたり
ファスナーも摘みやすいよう 指がかかるようなグッズを・・・・。

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ザックの中から取り出し出しやすいように 小分けようの紐付きの袋をくれる。

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山登りする方は 当然知っていることなのだろうが 風子は 「さすがぁ^~」 と指示に従う。

○△登山連盟に所属して冬山縦走など山行の食当(食事当番)や記録当番があって 例会で経過報告をする苦労も かなり負担のようだ。
少しでもザックの中身を軽くするため 細かいメモリの秤で軽量して荷を決めるらしい。

そんな彼女に ドライバナナを作ってあげたら 大感激。
軽くてカロリーがあるので 常備食なのだそうだ。

バナナ4本で作っても 掌に乗ってしまう量に変身して これなら小柄の彼女でも邪魔にはならない。
小柄で40キロそこそこの体重なので 「よく山に登れるわね」 といったら 重いと自分が荷物になってしまうから・・・と笑っている。

帰ってくるまでには無理だけれど 次回の山行には間に合うだろうと思っていたが スキーに行ってしまったので 今日 帰ってきたかなー?と電話を入れたら また 「週末は スキーだから居ないわよ」 とのんきなもの。

糖尿でインシュリンと食事療法をしているご主人を家に残して スキーや山へ出かけていく。
暮からお正月にかけて4泊で行ったばかりなのに 「シーズンに最低5回は行かないとね」と 風子よ割り切って 今を謳歌している。

毎年 「今年が最後かも・・・・」 と言いながらも 懲りずに雪山へ登っている。

「高尾山のシモバシラを・・・」 と言ったら 「あなたに 凍った道は無理! 高尾山だって孫を連れて行く時は ロープを持って 私は重装備で行くのよ」 と言っていた。

前回のスキーは 初心者に突っ込まれて肩を打撲。
痛い痛い・・・といいながらも出掛けて行くが 毎回 帰ってくるまで心配だ。

「若くはないんだから 事故らないうちに止めたほうがいいよ!」 と言ったら どんな顔するか見るのも楽しい。







 

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2011年2月 2日 (水)

会えたらいいね・・(479)  今だから・・・。

今だから言えるけれど・・・ということは 誰にでも有ると思う。

書棚を見ると こんな本ばかり。
毎日痛みが辛くて 死にたいとは思わなかったが死んだら楽だろうな~~と 思っていた。 
「あ・・・・・・、そんな時もあったな~~」 と 振り返っては 苦笑いをしているが・・・。 

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「風子さんって 仮病みたいねー、ってOさんがが言ってたよ」 そう伝えたのは 絵の仲間で親しくしてしていた友人だった。
笑ってやりすごしたが ただ情けなかった。

指が使えなかったのでデッサンの鉛筆も削れず(特殊な削り方なので機械では削れなかった) 先生に削っていただいていた。
その割には 描くことは何とか工夫で描けていたし 歩くのも人に心配かけないよう我慢していたから 健常にみえたのだろう。
スケッチに行っても 描きたい場所へ自分で移動できない時は 「ここで描きたいから・・・」 と その場でとどまって描いた。
絵を描き始めた頃で 決して好い絵とは言えないけれど大切にとってあり 見るたびに当時を思い出す。
情けなかったのは 「仮病」 と言われたことではなく それを告げた友人が その時彼女に何と言ったかが問題で 胸に納めず風子に告げた友人に腹が立ち 今は疎遠になっている。

6~7年ほど前に 白血病の薬が効果があるという事で 副作用を承知で使い始めた。
(その後 治療薬として認定され薬名は変わったが)
しっかり 副作用で苦労してはいるが・・・、
おかげで 当時のことを 笑って話せる程度の病状に留まっている。

今のように歩けるようになるなんて 考えられなかった。

大雪のニュースを見ていると 玉川温泉へ湯治に行き 入浴方法のカルテを作成してもらい 湯に浸かる以外は 窓から見える一面の雪に埋もれた樹の根元にあいた穴を描いていたのを思い出す。
まるで穴から抜け出ることの出来ない自分を描いていた気がする。
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(’03 とあるから8年前 遠い昔のように思えるが・・・)
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その挙句 逆に痛みを増す結果になって帰ってきた。
「温泉は 臨場感が体を良くしますが 温めすぎはいけません」 と医師に言われた。 

冷やしてはいけないと言われて 楽になるかと 冬にホカロンを関節に当てておいたら 膝から足の先までピカピカに赤く腫れ 慌てて受診したら 「長嶋が運ばれた血管外科」へ回されれた。

(余談だが 長嶋が運ばれた日はちょうど通院日で居合わせたが 報道関係のバスや車が はるか先の道路まで連なって 何事かと・・・)

「歩いてきたんですかー!心臓より足を高く上げて車で帰るように!?? 血管の中の塊が心臓に飛んだら即~~」 といわれた。
そう言われても ???付き添いが居るわけではなく こわごわ帰ってきたが
「冷やさないように とは言いましたが 温めなさいとは言ってません」 とまたお目玉。

「この病気を抱えてる人は 真面目な人が多く一生懸命になり過ぎるんです。のん気に笑って暮らすように・・・」
(子供の頃から神経質で 典型的なA型を自他ともに認めていたが )

そんなこと言ったって・・・、と 思ったが 「能天気に生きるお墨付きを頂いた」 と 勝手な判断で その日からマイペースに過ごすことを決意 (笑
楽しいことだけするように努力・・・、というのもおかしな話だが 遊びほうけているようで内心穏やかではなく 「それでいいのだ!それで良し!」 と自分を納得させながら 逃避の旅が始まった。

・・・・が それが いつの間にか すっかり 「かまぼこ状態(板につき)」 で抜けきれなくなってしまった。
そして 今日もまた 絵本探しにクレヨンハウス(青山)まで出かけ 足が棒になって 引きずりながら帰ってきた。

今もまだこんな本を読んでいるが 参考の為で まだまだ楽しまなくっちゃ^~と 思っている。
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「炎症は薬で抑えてますが 骨の破壊は進んでいる事もありますから 十分注意してくださいね、右手首も手術の可能性ありますからね」 と毎回言われる。
また逆戻り・・ということもある訳だが 「その時は その時考えよう」 と 今日もせっせと歩きに出かける。

明日の事はわからない。
今日を楽しまなくっちゃー!
今日が 風子にとって一番新しい日なんだから・・・・。 

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