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2010年11月28日 (日)

会えたらいいね・・(456)  27日 今日も畑へ 

カーテンの隙間から射す木漏れ日が  床に白い影を作る。

今日も暖かそうだ。
夕食はいらないと出かけた家人、 こんな日は主婦にとって一番気楽な一日となる。
夕方 友人と会うことを決め それなら・・と 畑の野菜を買いに行くことにした。

入り口のグランドは土曜日だと言うのに 人っ子一人居ない。
自転車がお行儀よくならび 子供達はここからサッカー試合にでも出かけたのだろうか、
ゴールがぽつんと留守番をしている。

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足元に散った山茶花の紅い花びらに 小菊が映える。

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転ばないよう下ばかり見て歩いているから 気がつかなかったが 顔をあげたら満開の山茶花が陽に輝いていた。

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原っぱは ドッグランをさせる人達が集まりかけている。
横切ろうとしたら 大型犬が急いで風子の方へ走ってきて 一瞬 ヒヤッとしたが きっとあちらも風子が犬を好きなことが分かったのだろうか 傍へ寄って挨拶をしたらしく 戻っていった。

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どこの畑も整えられて 土の香りがしそうで 美しいなーと暫く立ち止まって見る。

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畑へ行って 「こんにちわー」 と声をかけたら おじさんがぬーっと出てきた。
「今日は沢山あるのね、この間のキャベツ美味しかったわー!」 と言うと 「新種でやわらかいんだ」 と自慢げに言った。

友人にも新鮮な野菜をあげたくて 「持ちきれないな~~」 と言うと 「リュックサック 貸そうかー?」 と。
買出しみたいなので お断りして 二つの袋に入れて 休み休み 持って帰った。

黄色い絨毯になっているので こんな処にイチョウがあったかしら^?と近寄ったら 足に靴べらのような樹が聳えていた。

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黄色い葉に 葉が陰を作って 芸術している。

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樹の陰に隠れて 大きな山茶花もひっそりと

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重たい荷物を置いて 我が家の侘び輔に目を向けたら 玄関先に いくつも花をつけていた。

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さあ、 これを持って 二人で早めの忘年会を・・・・。

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ちょっと 重いけれど・・・。

 

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2010年11月26日 (金)

会えたらいいね・・(455)  畑へ

しばらく畑に野菜を買いに行かなかったので 久しぶりに先日寄ってみた。

おじさんが小屋の奥から のそっと顔を出した。
風子位の背格好で 細く 目がぎょろっとして 顔の色は浅黒く いかにも不健康そうな方なのだが この夏の暑さにもめげず 秋野菜の収穫まで漕げ付けたようだ。

無口で素朴な方なので いつも挨拶程度なのだが その日は待っていたかのように 話し出した。
最近 種や苗が値上がりして (サカタはまだだが タキイが上がっていると言う) やっていけないので 値上げすることも考えているんだそうだ。
今 100円のものを150円にしたいんだが・・と。

「ちょっと待ってよおじさん、それは上げすぎじゃあない?」と言いたかったが ぐっと堪えて 「そうだね・・・、種や苗を植えたからって 必ず収穫できる保障がないからね~~、この夏はトマトも全滅だったもんね」 と同調した。

スーパーの野菜と比べると 新鮮で肥料も消毒も  どの程度が分かっている。
その上 値段は大体4割は安い。
いつも 感謝して買わせて頂いているが この値段では気の毒だな~~とも 思っている。

雑木林の陶芸家とも最近知り会ったらしく 話をしたら同じ年だったと言っているが それにしては・・・・。
陶芸家は 風子の年を知りたくて 干支を聞くので 「パンダ!」 と言ったことは以前書いたが・・・、面倒くさくなって 正直に伝えてしまった。
えっ! すると 畑のおじさんは 風子より10も若いんだ・・・、と。
それにしては 老けてるな~~と思った。

腰が痛いとか肘が痛いとか言うので 「シップをあげましょうか」 と言ったら 「かぶれるから貼れない」 というし 慰めようも無い。

そして今日 早めに畑へいってみたが 姿は見えなかった。
インゲン(2)、かぶ(2)、大根、 申し訳ないと思いながら しめて500円を ビンに入れて帰ってきた。

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(帰る途中 ご近所の方に分けたので これだけなってしまった。)

さっそく インゲンは 茹でて胡麻和え。
かぶは きゅうりと人参、針生姜を入れて 浅漬けに・・・。
先日買ったキャベツを ロールにして ホワイトソースで煮こんで・・・。
ブロッコリーは 塩茹にした。
りんごとキウィ、柿 のヨーグルトサラダ。

さあ、 これを持って 娘宅へ留守番に行くのだ。
勝手な娘が 仕事と仕事・・・で 毎晩遅いので 見かねて二人の子供の留守番に・・・。

家人と二人だけの夕食なら あるもので済ませるのに~~~と 
重たい荷物をぶら下げて 電車に乗って 足を引きずって・・・、自分のことで精一杯なのに 馬鹿みたーい!!  って思うけれど 手伝えるのも 今のうち。

当てにされるうちが花よ! と友人は言うけれど、  疲れた・・・・!

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(おまけ)  わが家のサフランが沢山花をつけたので 赤い雌しべを乾燥させて パエリアやサフランライスにしてみようかな?

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2010年11月21日 (日)

会えたらいいね・・(454)  季節のかたみ (秋)

昨日につづいて 今日も 秋日和。

久しぶりに 庭の落ち葉かきをしたり 花の植えて土を楽しんでいる。
もう、 秋の終わり・・・・、こんな小春日和も 今だけ。

秋のかたみを探しに行こう!

雑木林の入り口には 自転車・・・、持ち主は林の中?それとも乗り捨て?
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落ち葉を踏んで
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木漏れ日が眩しい
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青い葉が新鮮に目に映る
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風もないのに一枚の葉が揺れて、 志賀直哉 「城之崎にて」 の一節を思い出す。
なあんだ、くもの糸のブランコ。
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お行儀よく並んだ林の脇を抜けて 広場へ。

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秋のかたみ、 賑やかだった広場を知っている椅子が ぽつーんと。

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花も・・・、

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風に置いてきぼりにされた タンポポの綿毛も

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まだ 畑には秋の名残が・・・。

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垣根になったお茶の木には 白い花がひっそりと

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こんな日々を過ごせることが 幸せ・・っていうのかもしれない。 

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2010年11月20日 (土)

会えたらいいね・・(453)  おばさんの花

どうも 私の顔は 何かを欲しがっているように見えるらしい。

先日も 雑木林を歩きに行ったのに 急に古い納屋がどうなってるか見たくて 道を違えて遠回りした。
納屋は まだ壊れてなかったが 陽が当たって思うように写真が撮れず うろうろ道端の花を探しながら 帰ることにした。

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有刺鉄線の内側から 紫の小さな花がはみ出しているので 手を伸ばしかかったが 近くに居たおばさんに 「これ 採っても良いかしら・・、ラッキョウの花?」 と訊いたら 「かまあねーよ、採ってきな!」 と 他所のものなのに 一緒に花を摘んで 根っこから抜いて 「味噌つけて食うんだー」 と。

「家へ来るかい? もっとでかいよ」 と先になって歩き出したので 後から追いて行った。庭には 花がいっぱいで どこを歩いたら良いのか分からない。

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雑然として庭とも畑ともつかないが こんな花畑が 風子の理想なのだ。
今流行の「ガーデニング」 というのは どうも好かない。
東京の田舎育ちだったから 野菜と花が同居のあの頃の花壇が 懐かしいのだ。

背丈ほどに伸びた秋明菊が 白い花びらをお辞儀するように揺らして コスモスも秋空に揺れる。
「この花は 切花にはだめだね・・、すぐ首を垂れちゃうんだ。でも 坊主もいいもんだよ」と
花びらの散った 芯だけを坊主と言っている。
これは 風子も好きで 花びらが散っても残しておく。
来年のことを考えたら 切って養分を根に貯えた方が 苗のためには良いのだろうが・・・。

あちこちに咲いている百日草。

「持ってくかい? これはね 本当に百日以上咲いてんだいねー」 言うより早く 折り始めた。
「長く切っとくから 家で短くすんといいよ。あ、色んな色があんからね!この桃色もいいんだ。勝手に種が飛んで 畑中・・・、ほら あっちにもあんだろ」 と。
 
「ほんとほんと・・、いいなーこういう花壇、種を頂いて蒔こうかしら・・、でも 庭が狭いからねー」  
「畑じゃ食ってけないから 週3回働きに行ってんから 普段は留守が多いんだー、今日はたまたま居たけんどね。 また 採りに来ればいいさ」
「じゃあ、今度は鋏を持って来なくっちゃね」 と言うと 「玄関の脇にあんから 持ってこなくったっていいさ」 

おばさんは 私より若いのかも知れない。
陽に焼けて 手は真っ黒だけれど 働く若さがあるのだから・・・、と思った。

薄紫の花を切ると パンパンと叩いて 「咲いちゃってるけど 叩いても花びら落ちないから 彩りに良いさね、菊も仏さんに良いよ! 花屋のより長持ちすんだいね」

この「・・・・だいね」 という土地の言葉が好きで 真似して言って見たいが無理。

おばさんとの話が楽しくて 庭の写真を撮るのを忘れてしまったが この日も 両手いっぱいの花を 抱いて帰ってきた。

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活ける 器が無くて バケツに入れた。
でも こういう活け方も 好きだ。

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ラッキョウの花

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花びらが落ちて みんな坊主に・・
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部屋中が 花だらけに成る。
菊の香りと 枯れ草の匂い。  

故郷も 実家もない風子だけれど 東京の田舎育ちの身には こんな風景が心のどこかに故郷として残っている。

  

 

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2010年11月19日 (金)

会えたらいいね・・(452)  札所 26~27番のリベンジ (12日)

昨日の雑木林ウォーキングが終わって 今日の札所巡りの参加者は センターに泊まって 朝食後 当日参加の芦ヶ久保駅で待ってる方達と合流する。
寒いかと心配していたが 思いのほか暖かく 前回と違って快適に歩けそうな気分だ。

春に 結願までお参りし ご朱印も頂いているので 今回はゆっくりと紅葉を眺めながら 楽しんで歩きたいと再挑戦・・・だったが 11番~23番までは 体調不良でパスしてしまった。

今日は 24番法泉寺から 
116段の階(きざはし)を登って 狭い敷地に三間四面の観音堂がコンパクトにまとめられ 森閑とした境内にふさわしい。

25番久昌寺
観音堂の裏手に弁天池と蓮池があって 名残の蓮の花がひとつ二つ咲いてはいたが それより池の水面に映った本堂と弁天堂が 感動ものだった。南天も 枝垂れるほど見事な実をつけ カメラを向ける人が順番待ち。
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30番法雲寺 ご本尊の如意輪観音は通称楊貴妃観音と言われているようだが それよりも「楊貴妃の鏡」や 眉唾ものの「天狗の爪」や「竜の骨」 に関心があって 不謹慎なお参りになってしまった。

29番長泉寺 は 参道入り口に枝垂れ桜の大樹があり 花の頃は桜目当ての参拝者も多いとか、孟宗竹の林は 鎌倉報国寺を思わせるような趣がある。

昼食は そば道場あらかわ亭で 新蕎麦を・・。

午後から 問題の26番円融寺岩井堂までは 本堂を出て山沿いの不揃いの石段の巡礼道を30分以上登っていくと 背後に岸壁 谷に向かって 懸崖造り堂宇がある。
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上から見下ろすと イケメンスタッフさんがこんなに小さく
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前回は上り口で思わぬ豪雨に見舞われ 雨具を背中から出すのも手が自由に動かないので時間がかかり 遅れをとってしまうので 雨具無しで足元だけに集中して滑落しないよう泣く思い出辿り着いた。
そこから 27番大淵寺までは 琴平ハイキングコースで 木の根や石で不安定な尾根を30分ほど歩き 途中2m弱の岩をロープ頼りによじ登るのだが 左指がよく曲がらないのでロープが握れないのだ。
岩は滑るし 足も効かないので途方にくれたが 先に上った方が手をひっぱり後ろからお尻を持ち上げてもらい何とか登れたが 全身ずぶ濡れで 絞るようだった。

今回も見合わせたかったが 前回を知っている同行の方が 「手伝うから行きましょう!」 と応援してくださったので お世話になることを覚悟して 切り抜けることが出来た。
辿り着いた16,5mの護国観音は 青い空に白く聳え 見上げていると こみ上げて来る熱いもので眩しかった。
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「来年は もう無理かもしれない・・・」 というと 「ずーっと、ずーっと来ましょうね! 雑木林もずーっとよ!!」 と 元気づけてくださった。
この集まりで知り合った方達ばかりだけれど いつ参加しても心強く お世話になるばかりだけれど 甘えてお世話になろうと思っている。

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(どこのお寺かだったか・・・? いつも気に入ってる野仏、毛糸の赤い帽子が苔むして 草が生えて素敵な帽子に変身)

帰りは 駅まで帰るバスがパンクしてしまって 一時間ほど遅くなってしまったが
それも有りか・・・、と含めて 楽しい札所巡りリベンジ編だった。

来月は  奥の院への厳しい参道があって 前回は途中で引き返したが 今回はどうするか 今から悩んでいる。
リベンジできるか・・・? ストップの効かない足首だから滑落が恐い。

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2010年11月16日 (火)

会えたらいいね・・(451)  翌朝

センターに泊まった朝は 5時半に目覚ましをかけ 部屋を片付け軽く掃除を済ませて そーっと外へ出る。
朝の陽が 紅葉した木々を通して微かに洩れて来るが 人気も無く淋しい道を センターの灯りを頼りに歩き始める。

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すべて色づいた葉と落ち葉の中では 青い笹の葉が新鮮な彩りになっている。
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誰も通る人はいない静寂の中、落ち葉を踏む風子の足音だけが 付いて来る。 P1000999

展望台へ登る手すりも露に濡れ 滑りそうになりながら辿り着く。
右寄りに見えるのは 両神山 その右に二子山
左後ろに赤岳が見えるはずが霞がかかって見えない
手前に 見えるはずの甲武信ヶ岳 (甲州、武州、信州 と言うことを始めて知った)も まだ夜が明けないようだ。
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後ろを振り返ると
常峰峠、その後ろに笠山、もっと後ろには 日光白根山が見えるはずがこれも見えない。
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20分もうろうろしていたら 両神山の手前のほうに 秩父市街がうっすらと見えてきた。
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時計を見たら 朝食の時間が間も無くなので 慌てて ゆっくり(笑)歩いて戻ったが 昨日降りの山道を頑張った後遺症か 靭帯の辺りが痛い

シップを何枚も貼って寝たのにな~~と。

これから巡る札所は 琴平ハイキングコースに沿っていて 2m程の岩場があるので 心配になって来たが 若いお仲間と他所(よそ)夫が頼り。

今日も お天気は良さそうで 楽しい札所巡りが出来そう・・・。

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2010年11月14日 (日)

会えたらいいね・・(450)  最後の雑木林ウォーキング

野外活動センターの前の緩やかな坂道の両側は 楓のトンネルになっている。

9月に来た時は  青々とした葉が夏の名残りの日差しをさえぎって 涼しさを呼んでいた。
11月には紅葉して 日に透かして見える並木道はさぞかし美しいだろうと期待していたが
芦ヶ久保の駅から登ってくるに連れて 序々に黄や朱に混ざって紅色が織り成す絵は 朝の陽に輝いている。

今日のテーマは 森が冬を迎える準備を 探しに行く。

クヌギやコナラは 黄色く色づき 積み重なった落ち葉を踏むと  大小のどんぐりがプチプチと 音をたてる。
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手にとって見ると もう来る春の準備で 頭から細い根が顔を覗かせている。

押羊葉(オシダ)の葉を掻き分けると 根元には びっしりと子供をつけている。
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今日は下りから始まり 細い山道は根っこや石ころで足元が悪く 滑り落ちないように足元ばかり見ているので 回りを眺めているゆとりはなくい。

前の方から 「鹿の骨!」 という声が聞こえたので 「何処?」 と見ると 大小の風化された骨が落ちていた。

倒木かと思って ストックで叩いてみたら コツッと音がして 岩だった。
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花が無い代わりに 可愛い木の実が迎えてくれる。

コバノガマズミ
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リーダーが 食べられるというので 恐る恐る口に入れると 少々すっぱく柘榴の実のような味がするが 山で口にすると 何でも美味に感じるのが不思議だ。

枯れたアザミも
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9月には 真っ白な清楚な花をつけ絡んでいたセンニンソウも
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ボタンヅルも (またボケてしまった)
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枯れて種をつけ 来年に備えている。

2番札所真福寺近くの日向に腰を下ろし お弁当。
毎回 男性スタッフさんKが手作りのデザートをご馳走してくださるが 今回は女性Uさんが秩父のメープルシロップを使ってのお菓子。

帰りは逆に登りになるが 広い道を行くので 回りの景色をゆっくり眺めながら・・・。
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やがて 陽が沈みかけ
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センターに戻って 熱いお茶を頂きながら泊り組6人と談笑し 一休みして夕食をとり ゆっくり汗をながす。

ところが お風呂に入ってくるはずの二人がいつまで待っても来ない。
もしや・・・? と男性風呂へ探しに行ってもらったが・・・、 案の定! 

待っている男性に 仲間が平身低頭でお許しを・・・。
その間に 二人は浴槽の湯を掻い出して新しい湯を入れたそうだが
「栓を抜けばよかったのに・・・」 というスタッフの言葉に 大笑い。
食後の話題は尽きなかった。

今 思い出しても 二人の慌て方を想像すると 頬が緩んでくる。

 

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2010年11月 8日 (月)

会えたらいいね・・(449)  遅ればせの航空ショー

「何なの・・?その音」 電話の向こうで彼女が怒っている。

「飛行機、飛行機よォ、航空祭の練習してるのよ!」 

電話の声もテレビの音も聞こえないので 我が家の上空を 見えない音が通り過ぎるまで 電話を中断して待つ。

「ひとんちの上空 断りもなく飛んで良いのかしらね~~」 と
ご近所の方とお会いすると 空を見上げる。

それが 航空ショーの当日になると 近くの茶畑へ出て まだかまだかと椅子まで持ち出して来るから おかしなものだ。

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「どっちから飛んでくるのでしょうね?」
「あっちが基地だから 向こうからでしょう」 と 毎年の事なのに 指差して確認する。

「もう始まって良い時間ですよね」
「遅れてますねー、どうしちゃったんでしょう」

「あっ! 飛んできた。 ほらほらあそこ!」 
「あーー、来た来た!」 

みんな 首をあっちからこっちへ 一斉に振る。

「あーー、行っちゃったぁ、早いから捉りませんね~~。」
「雲が無ければ良いんですけどねー」

モニターに陽が当たって 真っ暗でどこを撮っているのか全く分からないので やたらにシャッターを押すだけ。
終わってからも モニターを見ても 何にも映ってないようなので 放っておいたが PCに取り入れてみたら なんと映っていた。

取り合えず遅ればせの航空ショーを・・・。

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「ハートよ、ハート!! ちょっと方角が悪いわねー、あの家が邪魔よね~~。」
勝手なことの言い放題。
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「あっ、矢・・・、ハートに矢ね。 去年は無かったわよねー。」
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「何・・?これ。  向こう側の人から見えるように またハート作ってるんじゃないの?」
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「星よ、きっとこれ。 去年と同じね~~。」
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「何だか 薄いわね~~、もっとはっきり描いてよ~~。」
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「終わりかしら・・?、時間だから終わりみたいよ。」
「最後に色をつけるとか 花火をあげるとか 終わりですよーって 言ってほしいわ」

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三々五々 家に帰っていく。

基地に入らないで もっとよく見える場所の情報がいろいろあって「宮岡園の茶畑が良い」 とか 「基地の横の教習所がいいけど 朝から陣取るらしい」とか・・。

まあ、どっちでも良いけれど 「これ 税金でしょ? 何のためにやってるのかしら?ブルーインパルスって戦闘機でしょ?」 よく分からないで見ているおばさん達の会話は 続く・・・。

 

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2010年11月 4日 (木)

会えたらいいね ・・(448)  裏磐梯~猪苗代湖~日光

さあ、 最終日、 何処へ行く? と言われても この蔦を見れば あとは 五色沼を歩いても桧原湖の方面一周でも何処でもいいのだ。
沼を歩いても スケッチする暇などないし 見て回るだけなら何回か歩いているから・・。

とりあえず毘沙門沼だけ覗いて 猪苗代湖へ行こうということに・・。
観光客と遠足の学生達で人、人、人・・・。 歩く隙間もないほどで 紅葉も写真どころではなく 仕方なく 沼の70cmもあろうかと思う怪物のような鯉を。
手を出すと寄ってくるが 食いつかれそうで怖い。
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猪苗代は ただ広いだけで 紅葉するものは何もないし 野口英世記念館へ行って「母に宛てたあの有名な手紙」 を読んでも 5歳の孫は分かりはしない。
それより 遊覧船の方が魅力があるようだけれど 時間の都合も有って 群がっている鳥
を見におりた。

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もう白鳥が飛来していて パン屑を買って与えると 食べには寄って来るけれどほかの鳥達に蹴散らされて 遠目に見ているだけ。

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次は何処へ・・・?日光へ・・、と言うことになり 遠回りだけれど高速で一路200キロ。

白鳥が羽を広げたような雲が ゆっくりと流れて行く。

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いろは坂は 九十九折の坂道を上がるに連れ 紅葉が盛りになってくる。
明智平からは 男体山を始め一大パノラマが開け パッチワークのような紅葉が・・・・のはずが 

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日が落ち始めて いまひとつ冴えが足りないが 二日間の空模様から言えば 今日は一番いい日 と。

お腹も空いて 遅めの昼食とも早めの夕食ともつかないけれど 金谷ホテルで・・、と探したがちょっと離れてしまったので 中禅寺湖金谷ホテル珈琲ショップで 定番のカレーとシチューを行列してお腹に入れ 華厳の滝へ・・・。

こちらも行列。
92メートルのエレベーターで降り 久しぶりに眺めてみると しぶきが飛んできそうな勢いで流れ落ち やはり壮観だ。

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猿が居た居た!   とカメラを向けたら 
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あっという間に柵を飛び越えて 土産物屋へ飛び込み 店主に石を投げられていた。

再びいろは坂を下って わたらせ渓谷に沿って草木ダムを通るころは もう真っ暗になってしまった。

こうして 750キロの旅は終わった。
いつも列車を乗り継いで 荷物をもっての一人旅だけれど 車いいもんだな^~と。

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2010年11月 3日 (水)

会えたらいいね・・(447) ホテル~諸橋美術館

昨夜の天気予報では 今日一日だけは 晴れ。
明日からは 台風に影響で 雨・・・とか。

相変わらず 目覚ましがなくては起きられない。
朝一で 露天に入り 朝食前の散歩に出かける。朝の空気は冷たく コートにマフラーをして外へ出ると ツアー客はもう観光バスに乗り込んでいる。
韓国人らしい団体さんが多く こちらがちょっと遠慮がちになってしまう。

なだらかな坂の下は 庭続きの諸橋美術館のこじんまりとした庭園になっているが 人っ子一人居ない。
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ホテルの裏側にある小川は 夏には蛍が飛ぶ。
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草も紅葉して
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ツアー客お目当てのホテルは 大きいだけで何の特徴もないが 美術館の塀に這う蔦が好きで この時期はここによく宿を取った。

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なんで 麻縄が掛かっているのか いつも不思議に思うが これが脇役になって蔦を引き立てているような気がして さすが美術館だな~~と。

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真っ青な空に 白い雲と朝の月が傾き 今日一日はお天気ですごせますように・・・、と
ホテルへ戻り 朝食に向かった。

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