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2010年7月18日 (日)

会えたらいいね・・(416)  雑木林ウォーキング④

「雨になりそうですから 雨具を用意してくださいね」 やかつスタッフKさんからの電話。
「手足がご存知のように不都合有りですので ご迷惑おかけすると・・・」 と風子。

4月から始まった「秩父の雑木林ウォーキングと秩父札所巡り」 に参加して 今回が最終日。

前回までは “手足に不都合有り” でも 注意して歩けば問題がなかったが 今回はいつもとちょっと様子が違うので 自分が辛いということだけなら好きな雑木林を歩けるのだから我慢できるが ご迷惑をかけてはいけないと言う気持ちばかり先にたつ。

「大丈夫ですよ! 雨が降ったら 雑木林は安全コースにしますから 参加してください」

そう言ってくださるなら 行くだけ行って みなさんが歩いている間 センターがある森の中でひとりうろうろしてして花や樹を眺めていればいいかぁ・・・、と 参加した。P1000072
(ここから 森の中に入っていく)

今日は 葉の色と形の違いについてがテーマ。

色のついた小さなカードを渡され その色の葉を見つけるのだが 本当にひとつとして同じ色はない。今まで葉の色は多少の違いはあっても 緑で括ってきたが 改めて自然の不思議に感心する。

さて その色は何色?と言われると かなり日本の伝統色に興味があった筈の風子も 見分けがつかない。

自然の色は 洋より和の やはり伝統色のほうが合っているように思う。 

次は 葉の形。
シルエットをプリントした紙と見比べながら 似た形を探す。
それは桑の葉だけれど 葉は同じ形と見てきたのに 輪郭の凹凸が其々微妙に違っていて 若い葉ほど刻みがはっきりして 成長して古くなっていくと 丸葉になっている。

「人間と同じだねー! 年をとると まあるくなるもんね!」 ・・・・??そうではない誰かが こころに中で にやりと笑う。

所々 玉紫陽花の開花具合を気にしながら・・・。

P1000080
(蕾 )
P1000081
((外側が弾けて 古代紫の小さな蕾が)
P1000083
(まだまだ この紫色が白く花開くのは先のことのようだ)

木に戻って 葉が何故そういう形をしているのか? 棘があったり 葉の裏がざらついているのか?
生き抜くための棘 樹に巻きついて成長するツタの葉のざらつき 人間の及ばない自然界の知恵に 小学生のように納得している。

樹の名前が憶えられなくて 高校の生物の先生に 「風子君、一日一つ憶えたら 一生に何本覚えられる?」 と言われた言葉を思い出すが 今は 憶える以前の忘却のの日々だ。

葉の形、色、茎のつき方、そして幹の肌具合。
例えば コナラの葉は葉の根元が2,3ミリあるが ミズナラはそれが無くて直接枝から出ているなど それぞれの特徴を見て 同じ葉の形をしていても見分けていく方法が有るようだが もう今となっては・・・。

所々 森の縁はマント植物(低木やつる性の植物)で覆われ 森林への直射日光や強風の侵入を防いでいるという群落に出会う。
P1000090

お昼は お弁当ではなくて 若いスタッフが用意してくれた 「冷汁うどん」を 森の村役場で取った。

雨具を着用しての出発も 途中からは薄日もさしきたので 脱ぐと 木々を抜けた風がびっしょり汗で濡れた体をひんやりと冷やしてくれる。

雨でぬかった山道もアップダウンの少ない道にコース変更で 安全を計ってくれるスタッフの細かい心遣いにいつも感謝する。

P1000087 春には まだ芽がでたばかりのキヌタソウやナツトウダイも花をつけ 
P1000100_2
蛇のようなテンナンショウも実になって もうしばらくすると真っ赤な不気味な装いになる。
P1000084_3
先月は白い花だったミツバウツギも種に。

同じ森の中を歩いていると 一ヶ月ごとに草花や木々の変化に気がつき 都会では味わえない小さな変化にも敏感に反応できてくるように思える。

夕日は雲に覆われて見ることが出来なかったが スタッフ考案の糠袋の入った浴槽につかり 「明日は みんなピカピカのお肌かもね!」 と期待して木のベッドに横になる。

10時にはセンターの灯りはすべて消え 真っ暗な部屋は 聞こえるのは時々落ちる雨音だけ。

明日の秩父札所巡りも いよいよ残すところ4ヶ寺で結願となる。
無事歩き通せるか 不安を抱えながら最終日の眠りに・・・・・。

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コメント

 玉紫陽花の花初めて見ました。
神秘的です・・・感嘆しました。

 梅雨明け前に歩かれたんですね
生き生きとした木々や花々、拝見していて
魂が洗われる様な気がします。

 小学校の先生の言葉、私にも誰かに
言われた遠い記憶があります。

 旅する異国の言葉を覚えるのに今も
当てはまります。

投稿: taroUKB | 2010年7月18日 (日) 13時05分

taroUKB さま

私も 初めてみました。
完全に咲くには まだ時間がかかりそうです。
8月になると 森は子供や家族連れがやってくるので おばさん達はお休みです。
9月からまた始まりますが 申し込みが多くて 参加するのにも大変なんですよ。
8月は 一人で高原へでも行きたいと思っています。

投稿: 風子 | 2010年7月19日 (月) 00時11分

玉紫陽花綺麗に撮れていますね!

雨が好きからかしら生き生きした姿に
元気をもらえます~~

秩父の山も奥深くこちらの山と
変わらない様な気がします。

水草さんが元気でウォーキング出来たことが
一番嬉しいです^^☆

投稿: 花いかだ | 2010年7月19日 (月) 14時06分

花いかだ さん

ここは 埼玉県の青少年野外活動センターといって センターの他にログハウス、テント村など 200名位泊れる施設です。
山全体が活動拠点です。
開田高原より狭い山の中と言う感じです。
ウォーキングのコースがいろいろあるのですが 一人では迷子になりそうです。
鹿や猪、りすにはまだ会ってませんが・・。

歩ける事の幸せを感じています。
近ければ ご一緒できるのにね!

投稿: 風子 | 2010年7月19日 (月) 23時25分

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