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2010年6月 8日 (火)

会えたらいいね・・(410) また描こうかな・・・。

黙々と 鉛筆を削っている。 
 
芯の先で指の腹をつついてみては 針先のようになっているかを確認し 次の一本に進む。
この作業を始めると 絵を習い始めた頃の新鮮な気持ちを思い出す。

Dscn5273

中学以来 絵などと言うものに縁がなかった風子が 始めるきっかけになったのは還暦近くなってから。
持病に少しでも良いようにと 気孔の教室を探しにカルチャーを訪ねた時 壁に掛けてあったK講師のデッサンに魅せられて お教室に入ってしまった。

初めての授業の日 指が使えなくて鉛筆が削れず 先生が何本か削ってくださった。
それ以来 紆余曲折しながら今日に至っているけれど 講義内容が納得できず 食って掛かって 「やめてみたらどうですか」と言われ辞めてしまった話は 今だから笑って話しているが 行く宛もないのに大見得切って止めた自分を思い出すと恥ずかしい。
 
しばらくして 「油彩を始めませんか?」 とお声を掛けていただき (すっかり腹の内を読まれていた) アトリエでお世話になり 3年前まで続けていたけれど 今は止めている。 再開しようかなーと迷っているところだ。

休んでいる間も 先生に無断で埼玉県展に出品し 今年も4回目の入選が出来たが 報告すると自分のことのように喜んでくださったり 先生の展覧会等でも紹介してくださる。
先日 お会いした時 「もう県展はいいんじゃないですか?」 と言われたので迷ったけど 
描いてあったので出品した。

(クラスメイトの気遣いに感謝、ブログに載せてくれました)
http://tomityancafe.cocolog-nifty.com/cafe/2010/06/post-b1e1.html


K先生は 公募展などには出品せず 独自の発表活動をなさっている。
先日お会いしたら 「小品を描いたら?」 と言われた。
「先生のデッサンに憧れて入門したので 少しでもデッサン近づきたいんです」 とお伝えしたけれど 程遠いなぁ~~と思っている。

先生から離れていると まだ観る目が定かではないので 独りよがりに陥ってしまう。

知人が送ってくださったピアノとチェロのCDをBGMに 細く尖らせた鉛筆の先で面を埋めて 練り消しで押さえては消す。
何度も繰り返しで 自分の好きな色が出るまで続ける作業は 何時間でも続けていられる。
時々 「すぎもとまさと」 のしんみりとした歌を聴きながら・・・。

途中で中断しないように 4H~6B まで何本も用意しておく方法はプロの方からおしえていただいた。

Dscn5280_2
Dscn5278 

やっと描き上がった絵をみていると 「進歩ないな~~」 とがっかりしたが これが実力だから仕方がないのだ。

県展も16日で終わりになるけれど 何人かの友人が足を運んでくださって有り難かった。
来年は どうしようかなー?と もう考えている。
せっかちなのに行動が遅く その上 間際になって描く器用さもないので 今のうちからモチーフを心がけておかないと 落ち着かないのだ。

それより先に アトリエへ通って 一から出直さなくては・・。

K先生とは 日高市にアトリエを構えてらっしゃる 「加藤栄吾」さんです。

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コメント

絵心の無い私には 心境お察しするしかありませんが
やっぱり 基本はデッサンなんですね

でも このデッサンの中に  風子さんの点描の雰囲気が出ているのはなぜなんですか?

繊細な タッチ びっくりしています

又 UPお願いいたします

投稿: む々 | 2010年6月 8日 (火) 20時26分

む々 さん

絵心がないなんて とんでもない。
む々さんの作品は 立派な工芸品で絵心なくてはデザイン出来ませんよ。

自分ではわかりませんが こつこつ取り組む事が好きなのかもしれません。
子供の頃体が弱くて長期欠席して いつも一人で遊んでましたから・・・。
その代わり 大勢はだめなんですよ。

投稿: 風子 | 2010年6月 8日 (火) 20時59分

綺麗に削り、揃えられた鉛筆・・

お人柄が偲ばれれます・・

私には分りませんが、素晴らしいデッサンはそこからが生まれるのでしょうね!!

本当に雰囲気のあるデッサンです。

投稿: タイ好き | 2010年6月 8日 (火) 22時49分

タイ好き さま

いつもコメント有難うございます。
細い線で面を埋めていく作業が好きなんです。
pencilの黒い色に魅かれています。

きちんとしているのは鉛筆だけですよcoldsweats01 

投稿: | 2010年6月 9日 (水) 00時37分

師匠なし  甲斐性無しで  この歳まで
ずーーーーーときました

知らないことばかりです

ご指導の程 これからもよろしく お願いいたします

Questionー
 鉛筆の右上は  消しゴムと 食パンですか?   

投稿: む々 | 2010年6月 9日 (水) 09時00分

む々 さま

師匠なしで見事なものですよ。

練り消し(柔らかな消しゴム)の使用前使用後です。必要な分 ちぎって使います。
こすって使うと紙の目に入ってしまうので
押さえて取って また練って綺麗なところで押さえるので 黒くなりますから適当なところで捨てます。  

投稿: 風子 | 2010年6月 9日 (水) 11時29分

 デッサンは濃淡の幾つもの鉛筆を使用して
するものなんですね。初めて知りました。
 
 ナイフで削る作業からもうデッサンの世界に
入っているんですか?

 点描という画風詳しい事は判りませんが
展覧会の素敵な絵や生きている様にも
見える茶碗のデッサン・・・

 風子さんの才能の偉大さに感心です。

投稿: taroUKB | 2010年6月 9日 (水) 14時37分

食パンは  木炭でしたっけcloud 


練りけしすら 知らないありさまです
お荷物でしょうが  ご指導のほど  よろしくお願いいたします

投稿: | 2010年6月 9日 (水) 16時18分

taroUKB さま

褒めすぎですよ!
私はまだ新米のくせに それなりのこだわりがあっていろいろな種類を使いますが 一本で素晴らしいデッサンなさる方もいらっしゃいます。
鉛筆の使い方は 先生に教えていただきましたが 点描は自己流です。
手の都合で この描き方が一番楽なんです。

投稿: | 2010年6月10日 (木) 00時46分

む々 さま

木炭は食パンを使うと良いようです。

練り消しを知らないのは
風子が む々さんのお仕事を想像できないのと一緒ですよ。
きっと お聞きしても解らない細工の方法でしょうね。

投稿: 風子 | 2010年6月10日 (木) 00時50分

素敵ですね。
私もデッサンが大好きです。
私はまったくわかりませんが、子供のことから考えると、デッサンがすべての基本なのでしょうね。彫刻科の入試も一次はデッサンでしたから。

鉛筆をこんなにたくさん使うのは、初めて知りました。子供は木炭でしたから。
デッサンにもそれぞれの個性がでるものですね。いかにも風子さんらしい、やさしい繊細な作品です。

描かれているときは、きっと無心になれるのでしょうね。何事にも打ち込めるというのは、素晴らしいことだと思います。

投稿: 伊織 | 2010年6月16日 (水) 23時59分

伊織 さま

鉛筆の黒で 描いては剥がす繰り返しで重なる色が好きなんです。
木炭も好きですが 家で描くと粉が舞って
あちこち黒くなって閉口します。
私は 描く事が遅いので これ一枚描くのに何日もかかるんです。
試験だったら 間に合いませんね(笑
息子さんの 足元にも及びませんよ。

投稿: 風子 | 2010年6月20日 (日) 00時52分

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