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2010年3月 9日 (火)

会えたらいいね・・(383) 季刊 銀花  終刊号

またひとつ 好きな季刊誌が 幕を閉じた。

いつも拝見している「林住記」 に 銀花が161号を持って 終わりになると書かれていて
びっくりした。
知らなかった・・・、やはりこの不況下で 購読者が減ってしまっていたのだろうか。

若い頃から馴染んでいた文化出版社から刊行されていることもあって 長いことファンだった。
45年に創刊されて 161号と言うことは 40年続いてきたことになる。
特別な本で 布、染め、織り、和紙 などの特集もあって 趣味を続けていく上でも参考になる記事が多く 毎号は買っていなかったけれど 本屋さんで覗くのが楽しみだった。

後になって欲しくなった本は 古本屋さんを回って探した。

掛け軸を作り始めた頃 書いていただいていた書だけでは物足りず 折込で入っている肉筆の絵を探して 同じ号を何冊も買ったりした。

印刷が当然な時代 肉筆で描かれた書や版画、絵は 求めるものにとっては貴重な作品だったが 逆にここで発表できたことで 埋もれた作家さんたちが日の目を見るチャンスであったかもしれない。
Dscn4356_2 Dscn4358_3 

佐藤勝彦氏の肉筆による絵を 縞木綿の古布で軸にしたが 大きさも小ぶりの軸にして もう十年以上も玄関に掛かっている。 (銀花24号、56号)

Img228_2 藤井克彦氏

東京桧原村の「廃墟に寝起きして 創作を続けていたが 「絵屋」「屯歩(とんぼ)」として 五日市を拠点に 活動を続けているようだ。

版画 

(銀花 80号) 

Img229 藤井克彦氏

肉筆画で 和紙に掛かれているが 裏まで染料が染み出て
独特な絵になっている。

(銀花 80号)

二枚とも 強烈な作品で
軸創する布を考えてみたが
なかなか 思うように布合わせが出来ず 考えているうちに 今日に至ってしまっている。

今は軸創も出来なくなってしまったが 二枚ともB5位の大きさなので 前掲のように小さく創れば 手に負えるかも知れないと 望みは捨てていない。

林住記の 森生さんに教えていただいて 最終号を求めに 本屋さんへ慌てて出かけた。

毎号定期購読できなかったお詫びに せめて・・・と。

 

                               最後のページに 

Img233_2 「忍冬」 「金銀花」 とも書く花の名を雑誌名に冠し 続けてきた歩みにひと区切りをつけることになりました。最後に挿入した”散華”のひとひらが 読者の皆さまの心深くに届けられる事を願ってやみません。

というご挨拶と一緒に 3種類の散華が綴じ込みになっていた。

風子は迷ったけれど 三冊買うわけにも行かないので
井崎正治氏の 「私の輪」 を選んだ。

これは 肉筆ではなく美術印刷となっていた。

本屋さんで立ち読みしていた楽しみがまたひとつ減ってしまった。

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コメント

楽しみが一つ減ってしまったけれど
風子さんの雑記帳は ず~と 続けて下さいね

24号 56号 80号を確めたくなりました
こういう楽しみ方もあったんですね

時々コメントを下さる陸奥にお住まいのポッチ~さんも「私の輪」の散華にしたそうです

「林住記」を紹介して下さって ありがとうございます

投稿: 森生 | 2010年3月10日 (水) 13時05分

森生 さま

ブログからいろいろな情報頂いて感謝です。

今思うと 定期購読しておけば・・、と思いますが また古本市で探す楽しみも。
森生亭の書斎をお訪ねしましょう。
潜戸から(笑)

ブログも疲れてきましたが 頭の体操と思って 細々と・・・。

これからも よろしくお願いします。 

投稿: 風子 | 2010年3月11日 (木) 09時32分

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