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2010年1月 7日 (木)

会えたらいいね・・(371)  幽麗

タイトルの麗は 誤字ではないんです。

[370」 で 先に土偶展を紹介したけれど もうひとつの目的はこの作品を見ることだった。
ある方のHPに この作品が小さく載っていて 気になって仕方がなかった。
石膏なのか 木彫なのか アクリル関係なのか そして何を象っているのか不思議な感覚を覚えていた。

ところがHPの中で 息子さんの作品の何体かの作品を拝見した時 旋律が走った。
http://smcb.jp/_as01?album_id=398972

何かわからない不思議な物体への驚きと怖さ、よく見ていると美しく 繊細なひだに覆われて 仏様の衣のひだのようにも思えてきた。

芸大の大学院に進みまだ東京にいらっしゃるようなので いつか個展を催したときには是非拝見したいとHPにコメントを入れた。

運よく [台東区長奨励賞] の作品が 上野の地下通路の展示ブースに2月頃まで展示されていると教えていただいた。

http://www.city.taito.tokyo.jp/index/064589/070359.html

それで どうしても見たかった。

上野公園からアメ横を抜けて地下道に入り ひと気のない道をかなり歩き 見つけた。
一本の丸木から彫り上げたものだそうで 気の遠くなるような作業の繰り返しなのだと思うけれど その繊細なひだは見事なものだった。
まさにタイトルどおり 幽玄で麗しかった。

Dscn4072Dscn4074_2

ご両親は ご自分の果たせなかった夢を息子さんと一緒に見させてもらっているとおっしゃっている。
今の時代 風子は 早く自立して欲しいと子供の夢も抑えてきた。
子供自体 夢などなかったのかもしれないし あったとしても苦労して叶えようとは思わなかったのだろう。

どういう結果が夢を叶えたということになるのかは分からないが 創作にかける意欲を失わないで欲しいと思いながら帰ってきた。

今も あの繊細で優雅な彫りと胡粉を塗ったような白い作品が 目の前に映っている。

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