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2009年12月22日 (火)

会えたらいいね・・(368) ちい散歩 彩の森公園

昨日 新しい目覚ましを置いた。

いつもは携帯目覚ましでスヌーズにしてあるのに 手元で止めてしまって何回鳴っても起きられないが 今日は遠くに置いたので 仕方なく起きることになった。

用事も終えて 外へ出てみると青い空が呼んでいる。
さあ、今日はどこにしようか・・・、
暖かな日差しを遮る雑木林では勿体無いので 彩の森公園に決定。

雲ひとつ無いどこまでも広がる青い空は きっと淋しいのだろうなーと
八木重吉の詩 「雲」 をつぶやいてみる。

         くものある日 
         くもは かなしい

         くものない日
         そらは さびしい

昨日までの寒波で 冷たい風が吹きまくって 冬枯れの木々は葉を落とし枯葉がクッションで柔らかく 自然に軽やかに足が動く。Dscn4010 Dscn4017

白い花が咲いたかのように 青空に突き出ている木はなんだろう・・、と枯葉を集めている方にお聞きしたら 「ネグントカエデ」 と教えてくださった。
花が咲いたように見えるのは 葉が落ちた後 種が残っていたのだった。
空に向けて投げたら きらきらと日に輝いてくるくると廻って落ちてきた。

「こうして 飛んでいくんだよー」 と小学生に教えるように説明してくださったので
「もみじのあのトンボね」  と言ったら 「そうそう、ちいさんも来ていたよ、ちい散歩 知ってる?」 と。

「今日 放送だからねー、再放送があれば見られるよ」 と背中に声が追いかけて来た。

きっと おじさんも写っていたのかな・・・?と。Dscn4013 Dscn4015

白もくれんか辛夷か見分けがつかないが 銀色の産毛に包まれた蕾をつけて春の準備をしている。
どの木を見ても 木の名前の区別がつかない。
「一日に一本 木の名前を覚えれば 何本覚えられる?」 と高校の生物の先生に言われたが あれ以来実行していたら 木の博士になっていたかもしれないな・・・と 歩きながら先生の顔を思い出していた。

こんなに暖かなのに珍しく人気が少なく ベンチに犬を抱いてぽつーんと腰掛けている老人がなぜか淋しげだった。

担当医に歩かないように言われているのに 7465歩。
先を気遣ってじーっとしているより  今を元気で居たい。

いづれ そういう時が来るのだから・・・。

 

         

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2009年12月18日 (金)

会えたらいいね・・(367)  散歩道 (雑木林)

強い寒波で 今朝は今までに無い寒さだというので 遅過ぎる朝食を済ませて どのくらい寒いのだろうと出てみたら 風は冷たいが日差しは暖かそうだった。

それはそうだ・・、もう直ぐ12時だもの。

最近家の中で縮こまってばかりで 雑木林にご無沙汰しているので歩数計をつけて家を出た。

住宅地の脇の広い道路の向こう側一帯はどこまでも続く雑木林になっている。Dscn3985
そこを突き抜けると 畑になっていて農道を通らせていただくのだが 雨が降ったせいか 靴に泥が積もってズボンに跳ね返ってくるけれど そんな感触も青い空の下では心地よいリズムに感じる。Dscn3987

広い通りに出て お寺の脇を曲がるとまた農道になる。
境内は雑木林があって入ってみたいのだが ロープを張られて立ち入り禁止となっている。ちょっと前までは 貧乏寺の趣があり 「法話」 のお知らせなど紙が貼ってあったのに 最近は立派な山門が出来て入りにくい感がある。
ただひとつ気に入っているのは 道沿いの大きな「まゆみ」の木が桃色の実をたわわにつけて居ることだ。
通るたびに色が変化して揺れる実に手が出そうになるけれど 一枝失敬する決心がつかないで とうとう今日まで来てしまった。Dscn3991 Dscn3993

そこからまもなく草野球なら2面取れる草原に出るが 最近は隣接の畑から苦情で野球もご法度になり 隅の方にいくつかの椅子が淋しげに並んでいる。Dscn3994 Dscn3997

そしてまた雑木林に入る。
時々 陶芸家の工房に立ち寄ってお茶を飲んで一休みして来るが 今日は作業中らしいのでそーっと通り過ぎた。Dscn4003

ぐるりと回って道路に出る手前で クヌギの枯葉を集めているおじさんが 腐葉土の作り方を教えてくれたが 作る気はないのでふんふんと聞き流してきた。Dscn4004

さあ、 これで堂々と珈琲タイムを取ることができるなーと わが家へ辿り着いた。
5964歩。

一昨日の診察で4キロ増えたことについて 「風子さん4キロとは 砂糖袋4つですよ。考えてみてください。突然足の骨が崩れますよ」 と言われてしまった。

今は一応調子よく歩けているが かろうじて関節が持っているのだから 本気で体重を減らさなくては・・・。  

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2009年12月17日 (木)

会えたらいいね・・(366) ちょっといい気分

午前中 荷が届くはず・・、

受け取ってから出かける用事があったので待っていたが なかなか来ない宅急便を 二階で絵を片付けながら窓から覗いていたが もしかしてチャイムを聞き逃したかと 降りていって不在通知を確認したが 何も無い。

12時少し前になって やっと到着。
いつもの配達の方なのに 名前を確かめられた。 顔馴染みなのに・・・、と思ったが住所が違うからということだった。

ダンボールを開けるのももどかしく 鋏で切る。Dscn3973_2 

今年 何回目の荷だろうか、と開けてみると よくもこんなに上手に入れてくださったと思うほど 沢山の野菜が詰められていた。

「パンジーと柚子を沢山頂いたので 要りますか?」 とメールを頂いたけれど ビオラを植えたばかりで植える場所はない。
けれど 夏からのベゴニアがプランター8個を陣取って どう勘違いしたか今を盛りと咲いているけれど まもなく終わりに近づくことを思えば 欲張りだけれど欲しくなる。

「頂きたい」 と返信したら 早速送ってくださった。

箱を開けると 柚子の香りが漂ってくる。Dscn3971_2Dscn3978
早速 白菜は六つ切りにして天日に並べた。
キャベツは ロールにしよう。

柚子は 冬至も近いし柚子湯に入れたり 美顔水や香料に作るといいと 美人の友人が言っていた。
人参は少々ごついけれど スーパーで買ったのとはまったく違う本来の香りと味で 生で細々切りにして頂くと甘みがあって美味しいのだ。
もともと 千葉の人参が好きで 有機のお店で泥つきを買っていたが お店が移転して今はスーパーで買っている。

一段落して 新鮮なレタスを試食したくなり 洗っているうちに到来物のハムを思い出し 厚切りにして巻いてかじった。
食べ初めて ワインが合うかな~~、と探したら 小瓶が出てきた。
見たら苦手なコルクなのだ。
手の都合で いつも器具を使っても失敗するので人に頼むのだけれど 誰も居ない。
今回は運良く 綺麗にポンと心地よい音で抜けた。Dscn3981

シメタ!! と思いながらグラスについで 出かけなくてはならない用事があったことを思い出した。
このくらいなら 3時間もすれば運転できる。

50号のキャンバスを来年用に頼んでおいて 入荷の連絡を頂いたままだったので
今日こそ受け取りに行かないと申し訳ない。
展覧会に出すのも もういいかな~~、と迷ってはいる。 
展覧会用の絵はもういいんじゃないですか?と言ってくださる方もいる。

風子にとって50号はかなりの負担だし 絵ばかり増えてしまって残された者は始末に困るのだろうと 先々のことを考えると困惑するが 時間をつぶしながらイーゼルに架かった絵を手直したりしていると やっぱり絵が好きなんだなー、と どっちつかずの自分に呆れている。

とりあえず 夕方には受け取りに行って来よう。

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2009年12月11日 (金)

会えたらいいね・・(365)  枯れた花

日記に花のことをよく書くので 「花好きなんですねー 」 と言われるけれど
自分では特別花好きとは思っていない。

花が嫌いな人は居ないだろうと思っていた。 
狭い庭でも苦心して植えたくなったり 無ければないで鉢植えでも花瓶にさして楽しみたいと思うのが普通だと思っていた。

それが 花は枯れるのでいやだから 造花が好きだという人が居てびっくりした。
解らないでもないけれど 花は枯れるから愛おしいのではないかと風子は思っている。

どちらかというと自然に咲いている野の花が好きだけれど いつもそういう花に接しては居られないので 出かけた先で草や木の実を集めて来る。Dscn3758

温泉の帰りにバスを待ちながら川原で集めた草を抱えてバスに乗ったら 「それ何にするんですか?」 と運転手さんに聞かれ 「綺麗なので・・」 と言ったら 「都会の人は面白いですねー」 と笑っていた。
苦心惨憺して繋温泉から持ち帰った草は 何年も経ったのに飾ってある。Dscn3765

Dscn3764_3 箱根を散歩していて木ごと伐り倒されて山に捨てられていた蔓梅もどきは 欲張って沢山採ったのはいいけれど 包む物がないのでコンビにに寄って新聞を買って大変な思いで持ち帰って リースにして 友人や娘に届けた。 

いただいた薔薇の花束も 終わりに近づくと急いで逆さに吊るしてドライにする。Dscn3762
庭のアジサイも枯れた色合いが捨てがたく とっておいた。
ひまわり、吾亦紅、とうがらし、月桃、・・・・等々。Dscn3766 Dscn3905
数えたらきりが無い。
月日が経つとぱらぱらと落ち 周りは塵だらけになるけれど 近づくと枯れ草の匂いがして 一つ一つの情景が思い出される。

もしかしたら 懐古趣味なのかもしれない。

枯れた花が好きと言っても ドライフラワーとして売っているものは興味が無い。
それは売るために 花の一番美しい時に人の手によって命を切り取られ 自然に枯れたのとは違うからだ。

アートとして創られた造花は作品として見れば美しいけれど お墓や仏さまに造花が供えてあるのを見かけると 寂しい気がしてならない。

ひと其々事情も考え方も違うので何とも言えないけれど わが家はそのうち枯れ草でいっぱいになってしまうのでは・・・・と 枯れ草になりつつある自分を振り返って苦笑している。  

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2009年12月 2日 (水)

会えたらいいね・・(364) 神宮外苑

その日は ルンルン気分で診察室を出た。

月一度の採血による数値で一喜一憂するが どうしたわけか2ヶ月連続で正常値になって 先生もびっくりなさっている。
150を超えていたのに 19になっているのだ。

2ヶ月前まで 月1万円かかる薬の投与を もう 一ヶ月一ヶ月と延び延びにしてきた。
肝臓に脂肪がついたのが原因かも?と体重を落とすことで何とかなるのではと頑張ったが 減るどころか4キロも増えてしまい もう限界と覚悟していた。

理由は と考えてみても 一年間半信半疑で飲んできたハーブティーを数値が急上昇した3ヶ月前から倍の濃さにした事しか考えられない。
先生も 「こんなことってあるんですねー、雑木林の散歩が良かったのかな~~、そうなんですよ自然がいいんですよ」 と立ち上がって歩き方の指導にまで身が入ってしまった。
登山もなさる方なので ご自分で納得してしまっている。
肝臓の数値が 雑木林のフィトンチットで減るなんて考えられないのだが・・・。

まあ、なんにしても喜ばしいことで とりあえずお礼を言って診察室を出た。

11月初旬の陽気とかで 風もなく空はどこまでも青い。
コートも邪魔になるが ストールだけバッグの中に突っ込んで 神宮外苑の銀杏並木を歩くことにした。

この季節にここを歩くのは何年ぶりだろう・・・。

まだ独身時代 土曜日は仕事の終わるのを待ちかねて神宮球場へ急いだ。
六大学ならぬ東都大学リーグ一部の試合はすでに始まっていて お目当ての選手には
大勢の女性ファンが集まり 風子もその一人だったが心の中では自分は違うファンだと思っていた。
中学のクラスメイトで 彼のお母さんもお姉さんも いづれ・・・?と思っていたようだが 本人達だけは違っていておかしな関係だった。

その後 ノンプロでもキャプテンを務め30歳で全国優勝を果たした後引退したと言っていた。 その頃風子は子供も居て 遠の昔神宮球状は縁が無くなっていた。

妙にこそばゆい想い出を振り返りながら見上げると 高くそびえた銀杏並木に午後の日差しが降り注いで きらきらと輝いていた。
あの頃は こんなに人出はなかった。
試合が終わり 負けた日はコート越しの風が身にしみて 急ぎ足で帰る足元に落ち葉が舞って 哀しかった。

そんな青春の想い出が 蘇って来た。

彼はどうしているだろうか・・・。
職場の上司の紹介でお見合いして 女の子が二人 と聞いているが・・・。 Dscn3833 Dscn3847 Dscn3837 Dscn3850 Dscn3842 Dscn3860 Dscn3869

わが家の駅に降り立ったら真ん丸い月が輝いていた。 何枚撮っても歪んでいるのはどうしたことだろう・・・。

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