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2009年5月29日 (金)

会えたらいいね・・(328) 自己表現

知人から 演劇のチケットをいただいたので 遥々 両国のシアターΧ(カイ)まで。

お誘いをいただいた時 私にこういう演劇が理解できるか躊躇したが 
演目が 「OGURIとTERUTE」 と言うことで 以前歌舞伎で猿之助の小栗を見ているので
何とか理解できるだろうと 行ってみた。

説教節政太夫の語りと演奏、その他鳴り物、笛 などにあわせて 
演出振り付けのケイタケイを含め13人が 舞台狭しと 体で表現し語り踊る。

知人の妹さんが出演しているが 見事な演技と語りですばらしかったが
風子と同じ病気を持ったことがきっかけで この世界に入ったという。

ふと 自己表現とは何だろう・・・と考えてしまった。
実に自由で (もちろん振り付け、演出はあるのだが) 体全体で役にぶつかっている。

風子は 邦楽の世界に何十年か席を置いていたことがあった。
それに先立って 師範試験を受けた時 その講評は 「沈着冷静な演奏でした」 だった。
その時は 楽譜に忠実に間違いなく弾けたということで 自分ながら満足していた。

その後 大小の舞台に何回と無く立ったが 間違わずに弾けたという感はあっても 一度として思い切って演奏できたという満足感はなかった。
いつも 独奏ではなかったということもあるが 楽譜に忠実に乱さないように最新の注意を払って 感情移入など許されない世界だった。
最近は 邦楽も現代邦楽や新曲の世界で プロの演奏家は個性的に成っているが・・・。

いつか自分なりの演奏をしてみたいと思っているうちに この持病になり
心の何処かで もう一度・・と 夢のようなことを考えては見るが もう有り得ない話で ただ弾くことすら出来無くなってしまった。 

何年か前から絵を描き始めて 今は最近お教室を離れて 誰の目も気にせず好きなように描いている。
やっと 少し自己表現が出来つつあるかなー?と 感じている。

多分 絵は楽譜がないということが自由で 自分には合っているのかも知れない。
いつだったか 先生のおっしゃることが理解できなくて 
「それなら 何でも有りなのですか?」 との疑問に
「そうです」 といわれたことが 好きなように描くきっかけになっている。

まだしっかり見る目を持たないうちにあまり自由になりすぎて 最近軌道修正をしなくてはと思っている。

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 「緑の記憶 (09)」

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2009年5月21日 (木)

会えたらいいね・・(327) 絵と K先生

絵を描くということを始めたのは ほんとうに偶然の出会いで 中学の授業以来4?年ぶりのことだった。
ましてや 油彩など考えてみたことも無く こうして50号などという大きなカンバスを目の前にして展覧会に出品するなどということは・・・ 。

そもそもの出会いは カルチャーへ他の用事で出かけ 壁掛かっていた K先生のデッサンに魅了されたことから絵筆を持つことになった。

独特の削り方の鉛筆も手の不自由さから 削ることが出来ず先生にお願いすることから始まった。
面倒見のよい方で 生徒と同じ位置でフレンドリーな教え方のため 風子は言いたい放題を言って 困惑させていたようだ。

3年ほどお世話になって どうしても先生おっしゃることが理解できず 「止めてみたらどうですか?」 という言葉に 意地もあって止めてしまったが 何ヶ月かして淋しくなって居た頃 「アトリエへ来ませんか?」 というお声に 待ってたかのように飛びついた。

すっかり腹のうちを見抜かれていていたのだ。
それ以来 お世話になっていたが 去年4月からまた虫が騒ぎ出して もう一年以上も休んでいる。Img_1552

今回の県展入選通知をうけて 早速メールを入れた。
急に降ってわいた手術などもあって 描く時間が無く出品は見合わせようと思っていたが
 手術を知らない友人は 展示されなければ落選と思うだろうし それだったら未完であっても 出品して落選のほうがすっきりする。

去年も 先生にはお見せしないで勝手に出してしまったが 今年は それ以前に描きあがってないまま出品した。 
先生は ことのほか喜んでくださって 「実力です」 とメールをくださった。
自力で描いたには違いないが 先生のアドバイスをいただかずに描けるようになった力をつけてくださった事に心から感謝している。
どちらが先生か分らないような失言ばかりで それでもいろいろなところで引き立ててくださっている。

頂いたメールを何度も繰り返して読んでいると 胸に熱いものがこみ上げて来る。
今回の入選が風子にとって やっと自信をもてる入選になった気がした。

素晴らしい先生だと思っている。
初めて絵を描き始めた時から 惜しげもなくご自分の持っている知識を分けてくださった。
テーマが難しくて離れていった仲間も多いが 食いついてきて良かった。

先生としてではなく 同じ絵の仲間のように話してくださることが嬉しくて ついつい生意気なことを言ってしまうが これからも風子にとっては ただ一人の師として 教えていただこうと思っている。4e3fb1f10d064cb0b159db48ba63e7332_2 

手が使えるようになったら 絵を再開しよう。

今回の入選の絵を どう批評してくださるか楽しみだ。
きっと いつものように 「いいじゃないですかぁー」 と。
「どんな絵でも 必ずいいところはある 」 というのが 先生の持論で けなさないのが先生流だから・・・。

上  57回入選
下  58回入選

59回は これから展示

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2009年5月17日 (日)

会えたらいいね・・(326) もう ひと花・・・・。

去年から咲き続けてくれた花たちが そろそろ夏の花に席を譲る時がきた。
この時期が 一番こころが痛んで 揺れるのだ。

咲き乱れてお行儀が悪くなり 身を投げ出して ご自由にどうぞ・・・と言ってみたり 今まで楽しませてあげたのだから もう少し命を永らえさせてください と懇願しているようにも見えてくる。

その姿に情をかけて 愛おしさが募って あるがままにしておくと 毎年植える時期がずれてしまって 夏の花の命を短くして後悔する。

思い切って 心を鬼にPhoto_3して身を引いてもらうことにした。

Photo_2  Photo_4

この他に ワインの樽にもうえてあるので このように咲いている時は見事なのだが 処分するには 大変な作業になってしまう。

まず 命をつなげられる花たちを切り取り あるだけの花瓶に差すのだけれど 勝手な方向に乱れてしまっているので 納めるのに一苦労する。
それでも いっ時 室内が花でいっぱいになり うきうきした気分になり それなりに楽しませてくれる。

もうひと花 咲かせた。

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2009年5月12日 (火)

会えたらいいね・・(325) 韓国クリムト展??

今日から 韓国・クリムト展へ・・・・、行ってる筈だった。

ところが9日 同行するはずの友人から 急遽 キャンセルするとのテレ。
「えーっ!! それはないでしょー!! っと思ったけれど 自分も逆の立場になりかねない。
こういう時期なので仕方がないのだ。
一人でも行こうかと迷ったけれど 手術後の手も充分快復していないので やむ終えずキャンセルの手続きをとった。

そんな話を聞いた娘が 気持ちを察してか 久しぶりに時間がとれたので 遅ればせの母の日をかねて どこかでお食事をしようと言うことに・・。

今朝になって 「家で 韓国しない?」 という提案に 「ん??」 と思ったが 娘宅へ。

ところが 演出ばっちりで 夕べから準備したということで レストランより素敵なおもてなし。

マリネDscn2138

焼肉Dscn2140 Dscn2139

ビビンバDscn2141

もともと 母親とは大違いで料理は大好き。
発想が面白く 笑ってしまったけれど ビビンバにのっている温泉卵は 子供達には 「卵に気をつけてお風呂に入るように」 といって昨夜から浴槽を42度に今朝まで保温して作ったそうだ。
「ん?ちょっと・・・?」 と思ったけれど それは 口にださず 美味しく頂いた。

グレープフルーツサワーを飲みながら 今日のメインイベント。
わが家の3倍もある画面に映し出される 先日放映された NHK BS プレミアム8<文化・芸術> 『クリムト 黄金にきらめくエロス』 。

わが家は BSが写らないので 録画を頼んでおいたもので 一時間半にわたり 楽しんだ。

韓国へ行けなかった代わりに 娘からの母の日のプレゼント。

おまけに 花束も二つ。
こちらは 風子の好きなバラを取り寄せて ブーケを作ってくれたのだけれどDscn2151

バラは真紅の大きなバラでなくてはいやだという孫の要望で もうひとつ作ったのだと言う。Dscn2146

どちらにしても ありがたい話で 二つ抱えて帰って来た。

こういう時は 手が痛くても我慢するのだ。
陽気が雨になるせいか 手が腫れて疼き湿布と痛み止めで押さえている。

思いがけない 韓国・クリムト展を味合わせてもらった。

日ごろ 親子喧嘩ばかりして 腹の立つことも多く その上 親に似て素直でない性格で可愛げがないけれど まあ、帳消しというところかな~~と 思っている。

 

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2009年5月 5日 (火)

会えたらいいね・・(324)  5/4 智光山公園は

術後の手も リハビリが進んで どうにか運転できるようになってきた。

気になっていた「ハンカチの木」を見に行く程度なら大丈夫だろうと コンビにで急遽おにぎりとスナックを買い背中に詰めた。

智光山公園は いつも閑散としていてその静寂さが好きだったけれど 家族連れで賑わう初めての光景に 心温まるものを感じて歩き始めた。

お目当てのハンカチは 一番奥にあって人だかりがしていた。
風子のように それを見にカメラを構えた人が多く 散った花びら(苞)を拾い集める人も居る。Dscn2098


















時すでに遅く 木に残ったものも 散ったハンカチも 純白は少なくて ポケットから出したよれよれのハンカチになっていた。Dscn2095_2   


















もうひとつ 気になる木は ユリノキ(半纏木)。
ここに何本もある事に気がついたのは去年のことで それまでは 入間中央公民館まで見に行っていた。
この木は 追っかけがいて全国マップが出来ているほどで 赤坂の迎賓館の街路樹は有名なのだが まだ行ったことは無く近場で間に合わせている。Dscn2107


















まだ2,3センチ程で 形もユリ(チューリップ)ではなく 係りの方に伺ったら10日頃が見ごろらしい。
半纏の形をした葉と黄緑とオレンジのユリのように咲いた花に太陽が透け きらきらと輝き 首が折れるほどに空を眺めている時間は 「ああ、今年も生きていた・・・」 と。

教材のコーナーには 説明書きがあるので興味深い。Dscn2103
 

















「花穂の下の葉は 突き抜けている」 とある。
花の名は 「ツキヌキニンドウ」 いとも簡単な解り易い名前だ。Dscn2100


















この「バイカウツギ」は 大好きな花で 庭に植えたり鉢で育てたりしたけれど 毎年枯れてしまって もう諦めて買うのは止めている。
清楚で品があってこちらは好きなのに あちらはわが家を嫌っているのかもしれない。Dscn2120

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池の端で落ちそうになりながら奮闘しているお父さん。
「お父さん カッコいいー!!」 と子供の歓声に 覗いてみたら 木の枝に結んだ紐の先に大きなザリガニが。 これで父上の株がぐーんと上がって 休日返上の子供サービスも意義があったというわけ。
風子の子育て時代は こんなことは無かったなーと 思いながら 草に座り込んでおにぎりをほおばった。Dscn2119


















出来ることなら 草むらに寝ころんで 空でも眺めていたいが いい年のおばさんでは 行き倒れと間違われるから これも諦めて帰ってきた。

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