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2009年4月27日 (月)

会えたらいいね・・(323)  よびつぎ・・ではない。

「よびつぎ」  という言葉をしったのは つい最近のこと。

Img204 積読(つんどく)だった「風姿抄」 を 入院中に読んだことで ひとつ物知りになった。
これは 陶工とは別に 「よびつぎ」 の専門家がいて 何千何百の陶片のなかから 胎土のうすさとか カーブの具合などを選んで ひとつの器に作り上げることのようだ。

くっついて離れないということから 結婚の縁起物につかわれていたらしい。

風子の場合は 単に割れた欠けらを集めて 元に近い形に貼り付けただけのこと。
それにしても 今回は細かく割れすぎて 復活するのに大変な思いをした。

飯能にある南川窯の作品が面白くて 一時 ずいぶん集めていた。
ご家族で作っていて 其々に特徴があって可愛くて 使うというより 飾っておくと微笑ましくなる。
Dscn2023 小皿は手びねりで 形も模様もみんな違っていて楽しかった。
けれど どういうわけか よく割れる。焼きが甘いのだと思うけれど それはそれで割れないと次を買わないので いいのかもしれない。
小皿は 5枚のうち 残っているのはこれだけ。
ポットは 買ってきて開けた瞬間 ポキンと刺し口が折れてしまった。

Dscn2022  集めたもので まともに残っているっものはひとつも無くて ハーブオイル用(左)、香炉(中)、ポット(右) すべて 貼り付けてある。

問題は 真ん中の香炉。
ちょっと手から離れて 床に落ちてしまったのだ。
粉々になって 拾い集めたけれど もともと穴だらけなので パズルのようで 繋ぎ合わせるのに 苦労した。

やっと 原型に近く出来たけれど 細かく割れすぎて 一部分の欠けらが足りなくたってしまった。

まあ、いいか・・・。 もともと 穴が空いていたのだから・・・・。

Dscn1806

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2009年4月23日 (木)

会えたらいいね・・(322) 最高の年・・?

今年の初め 知人から 「みずがめ座 は 最高の年」 というメールをいただいた。
そういうことは あまり信じないけれど 何か良い事が・・、と内心期待していた。

ところが ジムでの転倒事故で しばらく我慢の子をし
やっと動けそうになったら 今回の手術。
やはり 占いは当てにならないもの・・・、と思っていたところ
またも ちょっとした事故にあってしまった。

その結果 自己嫌悪に陥っているのです
Dscn1933
事の始まりは・・。

やっと どうにか手が使えるようになり 車でおそるおそる近くのスーパーまで行ってみました。
思うより生むが易しで 帰り道のことです。

6M道路の片側に 軽トラが止まっていたので 曲がり角の手前でもあったので 停止状態ですれ違おうとした時です。
荷台から自転車が落ちてきて 車に当ったのです。
荷台には 雑多に自転車が積んでありました。

運転手さんは 前に居ました。
車から降りてみたら 3箇所ほど傷になっていました。

風 「気をつけてください!!」
運 「・・・、・・・・。」 
  風子の剣幕にびっくりした様子で 荷台の方へきた。

風 「こんな積み重ねしたら 落ちるの当たり前でしょう? 車だからこれで済みましたが    
   ここに 子供がいたら どうなりましたか? こんなことでは済みませんよ!!
   クレーンが倒れたばかりでしょ!!」
   クレーンをもちだした自分がおかしかったけれど・・・。

運 「今、ロープ掛ける所だったけど・・、困ったなー、いや 困った。困った・・・。」

風 「困ったのは こちらです。掛ける前に 落ちたら仕方ないでしょ。 積み方が悪いんで          
   すよ!!」

 相手は 千円だして とりあえずこれで・・・、という。
 そこで 風子は 頭に血が上ってしまった。
 もともと 自損他損の傷だらけ、「これくらい 何てこと無いし 「いいですよー、」で終わり 
 にするつもりだった。      

風 「何ですか、千円で終わりにする積りですか? 私がいってるのは そういうことではな     
   く危ないと言ってるのです。もっときちんと積んでください」

近くの方が出てきて きちんとしなくてはいけないから 警察呼べば・・、といってくれたが
免許証など控えて近くの修理屋さんで 翌日改めて・・ということになった。

翌日 待ち合わせた。 職業をお聴きしたら 「くずやだ」 とぶっきらぼうに言った。
今 キロ50銭なんで 荷台一杯積んで300円にしかならない。 保険は入っているが 停車中の事故なので 自費だといっていた。
風子より いくつか年長の方だ。
見積もりは 約8万円・・・・。

修理していただくことになったけれど こちらが言いたいことが通じていなくて 後味悪く たいした傷でもないのに相手に代金を支払わせる事、高齢で頑張っている方に意地悪したようで 申し訳なくなってしまった。

言いたかったのは ちょっとした油断が大きな事故に繋がるから 注意して回収してほしいことと  まず 相手に 「大丈夫でしたか、ごめんなさい」 をいってほしかったわけで 
見積もりの間も 「直さなくてもいいです。気をつけてくれれば・・・」 と のどまで出掛かっていた。

二度あることは三度 とはよく言ったもの。
これで 終わりにしてほしい。
みずがめ座 は 今年はいい年なんて・・?
そうだ もうひとつの生年月日が悪かったかな~~? 
もうひとつは 6月6日 鑑真和上と同じだと どなたかが言ってくれたけれど。

「天気がいいから 虫干しに出てきませんかー?」 というお誘いがあって気分転換に
いそいそと出かけた。
珈琲一杯で 2時間半。 
ほんとうは アルコールで消毒もしたかったけれど・・・・。

PCのご機嫌まで悪くなって 四苦八苦の今日一日だった。

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2009年4月15日 (水)

会えたらいいね・・(321)  やっぱり・・・。

【芸術家の工房でした】

Dscn1992

先日の散歩で立ち寄った 工房が気になって仕方が無い。
風があるが暖かいし 行ってみよう、と腰を上げた。

この間は歩きすぎたために足の腫れがまだ残っているが サポーターで固めて歩けば 歩けないことも無い。
久しぶりに草取りをして 手も ずきずきと痛むから 気分を変えに外を歩こう。

4月だもの。スプリングというだけで こころだって スプリングだ。
病院に居て ちょっと春に 出遅れてしまった。 
昨夜からの雨が上がって 春の光 そよ風のなか・・・といいたいけれど 
少々 髪を乱す春風に あちこちのやわらかに芽吹いた木々が揺れる。

ゆっくり 歩こう。

工房の裏をぐるーっと眺めると やはり魅力的なものばかり。
表にまわると 車があった。
そーっと 中を覗くと逆光でよく見えないけれど 人影があるようだ。
Dscn1987

声をかけると 出てきてくださった。
先日 無断で写真を撮らせていただき ブログに書いてしまったお詫びをすると
笑って気持ちよく 受けてくださった。

「金属美術造形」 というお仕事で 鉄を加工して インテリアやエクステリアを造っているそうで 写真を見せてくださった。
いわば 鉄を使った 空間芸術のようなものらしい。

壷ふうのものが気に入っているので分けていただけたら・・、と言うと
Dscn1964

それは 鉄でネットを組んで外側にセメントをほどこしてあるそうで 外に置いてあるため風化して崩れ易くなっているけれど 本来は 中に回る電気を入れて いくつかある穴から 光が漏れるように創ったのだそうだ。  

何年か前に個展をなさった時のもので 外に置いたままになっていたようだ。
「この種の個展は自己満足であって 売るようなものではないので よかったらお持ちください」 といってくださった。
手が治ったら車でいただきに伺いますと 失礼してきた。

改めてお許しいただいて 写真を撮らせていただいてきた。
Dscn1962 Dscn1988 Dscn1990 Dscn1989

やっと 疑問が解けて 鉄の風化した作品の美しさに改めて 芸術だなー、と
うきうきしながら 団地を通り抜け帰って来た。

ピアノを練習する音が聞こえ 洗濯物がはたはたと春風になびいて 初夏を思わせる春。 スーパーで買い物をして 袋に入れてから気がついた。
今日は 車じゃなかったー、持てないんだった。
久しぶりの目いっぱいの買い物をふたつ、 片手に下げて 休み休み とぼとぼと家路についたが・・・。  

4714歩 このくらいなら 明日もそんなに影響はないだろう。

(工房CU2 の下のベルも作品、お嬢さんの都内の西洋雑貨の店にもおいてあるそうだ)

 

 

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2009年4月12日 (日)

会えたらいいね・・(320)  徒然なるがままに

朝から お茶とお菓子を前にして PCの前に何をするでもなく座っている。

痛み止めを使ってしまえば楽なのだけれど 痛みがなくなると 無理をしてしまうので 敢えて痛いままでいる。

じーっと座っていれば 間違いなく座敷豚・・・・。

そうだ! 散歩に行こう。
デジカメとスケッチブック、飲み物、 近くの リサイクルやで 万歩計を買う。
 
さあ、出発!
県道沿いのいつも気になる家、車で通過なのでじっくり見ることも無く通り過ぎていた。 塀に絡まる蔦が新芽を吹いて 芸術的な模様を描き出している。Dscn1952






角を曲がると もう雑木林が続く。
Dscn1956 今はまだ柔らかな黒土の広場のようになっているけれど 蕎麦の会の方達が種を蒔き青々とし やがて一面の白い花に覆われる。Dscn1960
R463に抜ける道なので 細い道にもかかわらず 車の通過を避けて待つ。
暗くなるとライトも無いので怖い。車で通る時は 「目いっぱいスピードを出して 対向車が来ないうちに通り抜ける」 と言ったら 友人は 「其の方がよっぽど怖い」 と笑われたけれど 怖いから 今でも急いで通り抜けている。

ここも不思議な場所で 最初は廃品回収の置き場だと思っていたが 良く見ると 【工房】 の表示があって 裏に回ると かなり芸術的な??ものが置いてあって 絵になるシチュエーションだ。

Dscn1965 Dscn19662 家主さんが居たら 分けて欲しいものがあった。

Dscn1964何だったのか分からないけれど 朽ちていて 花を上手に植え込んだら きっと素敵なオブジェになるのでは・・・、と。Dscn1969
ぐるぐる回って どなたか居ないかとさがして見たけれど どなたも見えないようだ。

開けっ放しだけれど 作品らしいものがあるようで 大丈夫なのだろうか・・・。
ここは 何回も通るけれど 人影を見たことは無いが 置き場だけになっているとも思えない。

アンテナも立っているし・・・。

Dscn1967

Dscn1972 調子に乗って歩いて ひとやすみしたら 足が動かなくなってしまった。

入院する前にもこんなことがあったので 入院中にレントゲンを撮ったら やはり足もやられていた。無理をしないように・・・・、と言われていた。

万歩計を見たら 15728歩。
途中で タクシーを拾って やっと帰ってきた。

また とりあえず整骨医のお世話にならなければ・・・。

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2009年4月11日 (土)

会えたらいいね・・(319) 手術 その後 4月10日

術後2回目の検診、 今日は忙しいのだ。

予約が 早い時間に取れなくて 3時が最初
★まず 採尿採血→(一時間半待って)→整形へ→

Cat013 今日は抜糸だ。

風子 「何針縫ったんですかぁ?」
髭先生 (今日はまたマスクでイケメンになっている)Yumehamanauyo
     「さあ・・・、数えてませんからね、1,2・・・・13ですね」
   そう言いながら パチンパチンと糸を切っていく。
髭先生「痛いですかぁ?」
風子 「えっ、別に・・・、それは少々・・・、でも見ていれば安心ですから・・・。見えないと いきなり来るので怖いんです。」
髭先生 「そうなんですよねー、手術も見たいっていう人居るんです。こちらは緊張します
      から・・、あ、見たかったんでしたよね」 
風子  「先生・・、一針残って・・。」
髭先生 「あ、残ってた・・・。今日から濡れても大丈夫ですよー、固定は外しましょうね。
      腫れがかなり有りますね。手はいつも心臓より上にしてください。回復遅れます
      から・・・、」
風子  「切り取った骨は 切りっぱなしで 中でふらふらしてますよね、周りは何があるの  
     ですか、伸びてこないのでしょうか・・・? 年ですし 骨粗鬆だから余計な心配で
     すけれど」
髭先生 「好い質問ですねー、まわりは筋肉で安定させてますが 不安定なので隣の骨
      に擦れて痛いんです。伸びてくると困るんです・・・。痛みは2,3ヶ月残るようで
      す。」

  Cat008 おばさんの馬鹿な質問だと 呆れている風でもなく 答えてくれるのが有り難い。
  固定が早めに取れただけでも 軽くなって気分が好い。
  痛みは慣れている。 少し質の違った痛みだけれど 時間が解決してくれる。

★次は いつもの担当医の部屋で待つこと30分。
担当医 「今日は抜糸したんですかぁ、変わりありませんか」
風子  「右手首も腫れて この辺が痛いのですが 切れるのでしょうか?入院前に足首
     が腫れて 歩けなくなって・・、またこちらも切れますか?」
担当医 「切れることありますよ。どうしてもねー、切れないうちに手術するって事もありま
      すが・・・」
    (靴の上から 触ってみる)
風子  「靴 脱ぎましょうかぁ」 ハイカットの紐をほどきかけたら
担当医 「いいです、そのままで・・」
風子  「ムッ・・・・・・・・・・・・・、(靴の上から何がわかるのだ!!)、脱臼してるのです
      か?」
担当医 「脱臼はしてません。亜脱臼ということはありますが・・・、いつもの薬でいいです
      ね~~、では また予約していってください」
    (約 3分)

★リハビリ科へDaijyoubu
誰も待ち人はなく 暇そうなスタッフが何人か・・・。
受付   「カルテが上がって来てませんから・・・・」
    しばらくして 「風子さんのカルテ来てませんが・・・」 と問い合わせ。

こちらは 手が痛いのだ~~、頭の上に手を伸ばして 待っている。
受付   「来週△△日にきてください。40分くらい掛かりますから・・・」 予約のみ。

★外は 薄っすらと暮れかかっている。薬局へ寄って調剤していただく。

Cat014 家人には しばらく濡らしても良いことは 当にされるから黙っておこう。
固定が取れても 痛いのだから・・・。 
ぐるぐる巻きの手を 頭に乗せて こうしていると楽だなー、と思いながら 朝から食べてないお腹を満たしに新宿へまわった。

     

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2009年4月 7日 (火)

会えたらいいね・・(318)  手術室 ②

Dscn1865 麻酔が終わると 肩に近い部分を血圧を計る時のようなもので ぐるぐる巻きにして締め付けられた。
血が流れると 部分が良く見えなくなるので止血しているそうで かなりきつくて そちらが耐えられなくなる人もいるという。

麻酔が効いてきたようでビリビリしてきた。
「痛いですか・・?」 ときくので 「つねられてるみたいです」 というと
「かなり強く摘んでます」 と。 そろそろ感覚がなくなってきた。

始まったようだ。 
二人の会話が 小声で聞こえてくる。

「・・・・・・、」  「>>>>」 「・・・・・・・・・・・・・・・」  「<<<<<<」

しばらくして

「12・・・?う・・ん 15 うん12・・・」  髭先生
「これ使うの 先生だけですよねー、あまり使わないですねー」  看護士
 
腱を縫い合わせる糸の太さ??らしい。(余りもので間に合わせないでよー)

「12,5  いや15・・・、12・・・? 15にしよう」  髭先生
「15ですねー」  女医先生、スケールで計っている様子。

ヒューン、ヒュ~~ン~~~と チェーンソウのような音がしてきた。
振動が伝わってくる。 どうやら骨を切っているらしく さっきの数字は切る長さを言ってたのだ、とわかった。
そのうち トンカチで 打ちつけているような気配でかなりショックが来るのだ。
「もっと押し込んで・・・」 と髭先生。

あれーっ、髭先生が指示しているということは 女医先生が作業しているのー!
話が違うじゃない・・・、手首を得意とする先生だと髭先生を紹介されたのにィ。

時々 さっきの暇そうな看護士さんが立ち上がって来ては 
「気分はどうですかぁー」 と 聞きに来る。

途中で気がついた。
手術台を照らすライトの反射で 上の方に5,6センチ鏡のようにぼんやり映っているのだ。
確かに 手が見えて 金槌のような黒い影が叩き込んでいる。
そうだ、切り取った骨の部分を 何処かに入れると言っていた。
さっき もっと押し込んでと言ってたのは それを金槌で叩き入れていたのだ。

「ドリル!」 と髭先生。
そうかー、はめ込んだものをボルトでとめるのに ドリルなんだー。

「一時間半経過です」 と看護士。「30分延長」 と髭先生。

始まってから麻酔時間を入れると2時間30分経っている。

膝の変形で伸ばすと痛いので 膝と腰の下にクッションを入れてもらっているけれど 腰が痛くなってきた。
台の上にベルトで止められているので 動けない。

暇な看護士さんが来ては 「気分はどうですかー、もう少しですからね~」 と戻っていく。

そのうち 「入間のアウトレット 行ったことありますぅ?コストコも」 と世間話。
「ありますよー」 と言うと 「3.4人で行くと ちょうどいいですねー、都心にもあると良いのですけど」 と。
多分 風子の気分転換の為に 気を使ってくれているのだろうけれど もしかして 窓際の看護士さんで 手術室の話し相手・・・・と あらぬ想像をしてしまう。
他の看護士さんは忙しくアシストしているというのに・・・・。

2時間半で 終了。

「アキレス腱手術は経験済みですが 術後の痛みは かなり痛いですか?」 と訊ねると 
「手首の方が神経多いですし 骨もいじってますから」 と返ってきた。

さあ、今夜は眠れなくなりそうだなぁーと 覚悟を決めてベッドに横たわった。

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会えたらいいね・・(317)  手術室 ①

Dscn1862さて その日の朝

6時30分に起床の放送、
検温をして待つ。
看護士さんが あれこれ準備に来て 手術着を置いてゆく。
執刀医(髭先生)が 若い女性医(T)を 「一緒に手術室に入ります」 と紹介。
その後 女医T先生が来て 「腕にサインさせてください」 といって マジックでサインして行った。

点滴をして 車椅子で手術室へ (歩けるのに・・・、と思ったが)
何の点滴ですか? と訊いたら ステロイドと水分補給だそうだ。
そういえば 昨夜から食事も水分も 禁止だった・・、と思った。

手術室には 台が二つ、同時進行もあるということで 遠い昔 分娩台に3人並んだことを思い出した。

BGM が流れはじめると いよいよ手術着を着た物々しい出で立ちで お二人が現れた。
「脇からの部分麻酔ですが 音は聞こえますから 眠るようにしましょうか」 と言われたので 一瞬迷ったが 「痛くなければ 起きてます」 と言った。

「ちょっと見たい気もするし・・・」 と言うと 「見えないようになります。それに見られると こちらも緊張しますから」 と。

いよいよ 麻酔が始まったが 脇から針を入れて神経を探している。
「末梢神経をさがしてみたら・・?」 とか 「動脈の近くのはどう?」 とかなかなか見つからないらしい。

肘から立てた手を握っているのは どうも髭先生らしい。
男性にこんなに長いこと腕を握られるのなんて初めてで だんだん手が暖かくなってくるのが伝わってくる。
それにしても 「いい加減に早くさがしてよ!」 といらだってくる。何回もやり直しではたまったものではない。
時計を見たら 30分近く経っている。

やっと 親指がしびれ始めてきた。
もう 握られた腕の感覚はなくなっていた。
「だんだん効いて来ますからねー」  としばらく間をおいた。

看護士さんが 近くのテーブルでなにやら本をめくっている。

暇そうだ、他の看護士さんは 準備に忙しそうなのに・・・。

 

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2009年4月 4日 (土)

会えたらいいね・・(316)  手術 前日

指が動かなくなった原因は 伸筋腱が切れているということで いつもの担当医から 整形にまわされた。

待たされている間に 術後の検診に見えている方に 様子を訊いてみたら 若くてやさしく何でも言える先生だから心配はない、という。
とても信頼しきっているようすだった。 若いお嬢さんだから やさしいのだろう・・、とも思った。

自分の名前を呼ばれて診察室に入る。

えーっ! この方が手術するのォ・・・??
今 流行の イケメンだ。
身長も180近くはある。
30歳・・・、う? もう少し上かもしれない。
濃い眉に 大きな黒い瞳、普通なら喜ぶところだが 「大丈夫なのォ・・?」 と思ってしまった。
若い時から 何故か二枚目には信頼がおけない気がして イケメン好みではないのだ 。

担当医の話では 手首の手術を得意とする整形外科医らしい。 
インフォームドコンセントがあったが こちらにはチョイスできる知り合いもないので お世話になるしかない。

一ヶ月待って 手術日が決まった。

さて 手術前日廻診に見えて またもや びっくりさせられた。
Img203 初対面の日は マスクをしていて分からなかったけれど 髭なのだ。
それも 何たることか 口髭というのかあご髭というのか 口の周りを ぐるりと円を描いたように真っ黒な髭。
思わず 吹き出すのをこらえた。

今時 こんな髭 見たことない!

同室の手術を終えた先輩は 「若いから 箔をつけるためでしょ」 といっていた。

明日はどうなることか・・・?  またまた気になってしまった。

                

                  (こんな髭・・・・!!ペイントで  )

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