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2009年3月12日 (木)

会えたらいいね・・(312) 受け売り雑草学② ホトケノザ

雑草とはなに?という話のなかで

例えば ジャガイモ畑の中に 人参や大根の芽が出てきたとすると その農家にとっては
邪魔者で 葉が生い茂ったり根を邪魔されたくないから 抜くことになる。
逆の場合もまた同じで その時に役に立たないものは 雑草になってしまう。
そう考えると 雑草の定義って 何だろう・・?
考えると ますます よく判らなくなってくる。

今日も 野原で 花を摘んできた。  

【ホトケノザ】

Img197 道端に咲くラン・・・、というのは大げさかもしれないけれど よく花を見ると 小型のランを思わせる可憐な花だ。
でも こちらはシソ科で ランの仲間ではない。

この花は 魅力的な上唇とした下唇を開いたような形で ハチを呼び寄せる。
さらに 下唇には 美しい模様があって 空を飛ぶハチはこの模様にひきつけられて集まってくる。
その下唇は ハート型のような幅広の台になって ハチが着陸すると 花の奥に向かって線が引かれていて こちらへどうぞ・・・、と蜜のある一番深いところ案内されるしくみになっている。

細長くなったこの道を進んでいくと 上唇の下にある雄しべが下がってきて ハチの背中に花粉をつけるのだ。
これは ランとおなじ仕組みになっている。

ハチを魅了するこの唇も ハチが少なくなる夏になると意味がなく 口を閉ざして 葉の付け根に小さな閉鎖花をつけ それは開くこともなく蕾のままで受粉して実を結んでしまうという。
あんなに 唇でハチを誘っておきながら 口を開く時と閉じる時をわきまえているというのは やはり生きる知恵なのだろう。

ホトケノザの名は 花の周りの葉の形が 仏様の蓮座ににているところからついている。Dscn1675 Dscn1676

「せり なずな・・・・・ほとけのざ・・・・・これぞ春の七草 」 と歌われる「ほとけのざ」 は
これとは違って コオニタピラコ(小鬼田平子)と言って キク科の植物。
もともとは こちらが 「ほとけのざ」 と呼ばれていたのだが いつのまにか 唇(口)のうまいこちらに 奪われてしまい 本家は 「コオニタピラコ」 の名を与えられて 可哀想なことに 仏どころか 「子鬼」 にさせられてしまった。

雑草の世界も 争奪戦が繰り広げられているようだ。

野原に 虫眼鏡をもって寝転んで よく見るとこんなに小さな花なのに よくぞここまで
精巧に・・、と。

しかし よほど小さなハチでないと もぐることは出来ない。
この次は そのハチを見つけてみよう。

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コメント

スケッチが素敵です

オオイヌノフグリも、ホトケノザもどちらも

いいです!

写真にはない優しさ、温もりがあります。

私もリタイアしたら、また少し絵をやろうか

な・・・(^^!

投稿: Ed | 2009年3月14日 (土) 11時14分

EDさん

有難う。
リタイアなんて言わないで 今 描きましょうよ。
明日は わからない年齢。
思い立ったら 直ぐに・・・。

透明水彩は 絵の具もってないので
息子の高校の授業で使った硬くなったのを
溶かして使ってます。

一緒にスケッチ行きましょうよ。
なんなら 後ろにしがみついてねー。(笑)

投稿: 風子 | 2009年3月14日 (土) 20時57分

お彼岸のお墓に咲いていました。
まさに咲くべき所に・・・

投稿: ミチコ | 2009年3月21日 (土) 09時46分

ミチコ さん

可愛らしかったでしょうね。
マイお墓にも 咲いて欲しいです。

投稿: 風子 | 2009年3月21日 (土) 20時24分

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