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2009年1月25日 (日)

会えたらいいね・・(304) おばさんたちの展覧会・考

毎月恒例の 病院ツアー。

一つ目が早く終ったので 次までの時間に 日本橋高島屋「田淵俊夫展」 へ行ってみた。

真言宗 智積院の襖絵完成記念。Img189

1F~8Fまでの直通エレベーターは 風子一人だった。
そこへ どやどや、っと 熟年婦人グループが 乗り込んできた。
箱の中は 急に騒々しくなり 案内の声も聞こえない。

会場のチケット売り場は閑散としていて 並んで入る人たちは 手にひらひらと 券を持っている。
頂き物の 無料チケット。

中へ入ると 99% 風子のような女性。

テレビで紹介されたせいか 「あ、これ ほら、あれよ」 とか 「これは こうやって 描いたのよ」 など 受け売りの解説者の声が 響く。
小さな声で話しているつもりなのだろうが 大勢になると 異様な騒音になる。
絵の前に集まって 雑談に花を咲かせ 遮られて見ることが出来ない。

墨一色の濃淡で描かれていて 襖の前に立つと 心が鎮まり 落ち着いて来るはずが いらだってくる。
やはり 絵を見るマナーがかけている。Img187

描き方も 日本画もここまで変わってきたのか・・・、と思うほど。
スケッチしたものを フィルムにコピーし それを 襖にスライドで写し その上に 濃淡の墨を乗せていく。
マチエールまで 出来ている。

今は 洋画と日本画も大差なく 使用している絵の具の種類で 分けていると聞く。

日々 変わっていく。

久しぶりに 吸い込まれる絵を見た。
やはり 日本画は 好い。

  ★写真は 買ってきたグッズ 絵葉書とファイル から

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2009年1月17日 (土)

会えたらいいね・・(303) 彩の森公園 1月12日

例え 野暮用が山積みになっていても 青い空と陽の光があると じーっとしていられない性格で 長く歩くことを禁じられているにも拘わらず 出かけて行く。

風子にとっては それも小さな旅で 何度同じ処へ行っても 新発見がある。

思い立って また「彩の森公園」 へ。

着いて驚いた。
駐車場が 車の洪水で 脇まで 溢れかえっている。
ぐるぐる回って 出て行く車を待って やっと止めた。

そう言えば 今日は振り替え休日だったのだ。毎日が日曜日の身にとっては 曜日の感覚がないのだ。

冬枯れの木々から覗く空の青が 目に浸みる。Dscn1445 白梅が 一本だけ満開で 甘い香りが漂う。
何本も あるのに この一本だけが満開で 通りかかる人たちも不思議に思い 「どうしてでしょうね・・」 と言葉を交わして 花に顔を近づけて香りを香りを楽しんでゆく。Dscn1444

近くの紅梅は まだやっとほころび始めたばかり。Dscn1443_2

広場は 休日サービスのパパが 子供より楽しんでいる。
凧揚げ、キャッチボール、サッカー と。

今の若い家族はいいなー、と 自分の子育ての頃を思い出す。休みは自分のことに夢中で 家庭サービスなどという言葉は 辞書にはなかった時代だから。Dscn1439_2Dscn1433

反対側の噴水の前に ひとり自転車を止めてたたずむ少年がいる。

辺りの子供たちの陽気な声が聞こえるなか 彼のまわりだけ静まり返って 冬の寒い空気が凍りついていた。

遠くから 「おにいちゃーん」 と小さな女の子が 補助つき自転車で走ってきた。

そろそろ 陽が沈みかけて また冬の夜がやってくる。

 

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2009年1月12日 (月)

会えたらいね・・(302) 初旅 日光ぶらり旅 (1/9)

夜中から降り始めた雪が 部屋の露天を囲む木々をうっすらと白くしていた。
時計は まだ 3時半。
睡眠不足のまま 熱い湯に浸かると 脚の先から ちりちりと痛いような刺激が走ってくる。
夜明けが待ち遠しく カメラを持ち出して 暗がりでとシャッターを切るけれど まった写っていない。
有り余った朝の時間をもてあまして もう一度ごろーんとしたいけれど 本格的な睡眠に入ってしまうのも困るので 夕べのおしゃべりの続きをする。

朝食を済ませ 目的の 「滝尾神社」 へ行く手段を考える。
そう遠くはないのだけれど 雪で滑りやすく 風子の脚を考えてか YUは 「タクシーにしよう」 という。
内心 いくらかかるのだろう?と穏やかではない。
「3時間で17、000円。」
二人の目がパッと会う。
間髪を入れず 「止めよう!」 と 同時に答える。
なにやら 電話で話している。
「オフなので 10,000円で良いそうです。」 
即座に 「決めよう! 転んだら本も子もないからね。」 と決定。

8時半 出発。
運転手さんも ガイド役で 説明を兼ねる。
二荒山神社の別宮で 女峯山の女神の田心姫を祀ってある。Dscn1408 Dscn1409

Dscn1420_2 化け地蔵へ

少し離れたところにある90体のお地蔵様。
行きと帰りの数がちがうということから 化け地蔵と呼ばれている。

お地蔵様へ向かう道は 雪で白く 時間が早いので だあれも歩いていない。
風子たちが初足跡をつける。Dscn1423 Dscn1426 Dscn1430 Dscn1432

思ったより 早く廻れて 2時間で駅に送っていただいた。
運転手さんも 早めにあがれたので 嬉しそうだった。
金谷ホテルの パンと珈琲で 昼食にして 一休み。

帰りは 伊勢崎線→東武野田線→埼京線 と ローカル線を乗り継いで やく3時間 1480円也で川越まで来て YUと分かれて帰ってきた。

2両編成の 伊勢崎線は 可愛くて 嬉しかった。

ほんとうに ぶらり旅で よかった。

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2009年1月11日 (日)

会えたらいいね・・(301) 初旅 日光(一日目 宿)

宿は ペンション風で  YUは 別館を申し込んであった。

キーを渡されただけで案内もなく ホテルのチェックインのようであっけにとられたが ドアを開くと ベッドが二つ並んで ちょうどシティーホテルのツインに小さなテーブルとソファーが付いた感じだった。

「来てごらん!」 と上からYUの声。
狭い階段を登ると またベッドが二つ、窓から夕闇の空が見え 満月に近い月と 金星が輝いている。
「他の星も見えるはず、ちょっと歩いて来るー」 と出てみたが なーんにも見えない。

見えるのは 寄り添ってお散歩する若いカップルだけ。

部屋に戻って 露天に入ろうかと思っていたら 「えーっ!!猿が・・・」 露天の脇に猿が行ったり来たり。
ドアを開けたら 部屋の境塀をこちらへ向かってきた。
慌ててドアを閉め ロビーへ。
「猿が露天に居るのですが 大丈夫ですかー?」と訪ねると
「いつもは屋根にいるのですが 今日は暖かいので降りてきたのでしょう」 と。Dscn1399

部屋の露天はやめて 大きな露天へ。
どうも オフなのでこちらも貸切できるらしく 男女の札の変わりに 「貸切使用」の札。
ラッキーとばかりに YUと二人で 堂々入る。
5,6人用 の ○形や□形のゆったりした浴槽が二つ、小さなものが 二つ。
一時間ほど浸かって 夕食へ。

やはり ここは 若い人用らしい。
テーブルには カップルばかりで おばさんカップルは 風子たち二人と夫婦二組。
窓際の席にかけると クリスマスツリーのままのイルミネーションが 輝いている。
料理はバイキングだったが 団体さん用のホテルとは異なり 手の混んだもので美味。
食べ終わってから 気がついた。
「ワインでも ゆっくりねー、」 と言ってたのに 空腹で意地汚く苦しいほど食べ ムードなど 何処かへ行ってしまっていた。

これが 「おばさん二人の現実ねー」 と重たい胃を抱えて 部屋に戻った。

それでも 二階の窓から注ぐ月明かりは ロマンティックな気分にさせてくれる。
おしゃべりは尽きなかったが YUは 早寝なので 付き合ってベッドに入る。
直ぐに 眠りに入ったYUに比べ 宵っ張りの風子は寝付けない。そうなると ますます余計なことを考えて深みにはまってしまい 時計を見ると2時を回っている。

ふと 物音で目が覚めた。
いつの間にか 眠りに入っていたらしく 3時半になっていた。

YUは テーブルについて書き物をしている。
「露天 良かったわよー、入ってみたら?」 と余裕。
今 寝たばかりなのに・・・、と思いながら 入ることにし 
「猿は・・?」 と聞くと 
「居ないわよー、居ても大丈夫じゃない?」 と さっき怖がっていたのに のんきな顔。
「そうよねー、猿が立っても 潜っちゃう深さだからねー」 といいながら浸かった。

いつの間にか 降り始めた雪が 木々を薄化粧させ ちらちら舞う粉雪に 月の光が注いで 幻想的な世界を創り上げている。

美しい・・・。 ただ それだけ。

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会えたらいいね・・(300) 初旅 (日光) 一日目

友人から バリへのお誘いを頂いたのは 11月初め。

2000年のインドを最後に 持病悪化のため もう海外は無理と諦めていると友人に話したところ フリーで何日も滞在した経験のあるYUが 「行こう!のんびり出来るから」 ということで 一月に予定し 久々の海外に 心はずませていた。

連絡がないので 問い合わせたら 「日程がとれないので 日光にしよう!!」 と事も無げにいう。
何でバリが日光になるの~~~?と思ったが まあ、この際 何処でもいい 文句は言えない。
YUの目的地 「滝尾神社と露天つき宿」 を目指した。

川越で待ち合わせ →大宮(東武野田線)→春日部→特急→下今市(東武日光線)→東武日光

お昼過ぎに到着。宿へはまだ間があるので 日光の町を歩くことにした。
どこもシーズンオフのため閑散としている。引き戸を開けるのも気が引けるが そーっと引くと 木の香りが迎えてくれた。
木工の店で 木の器とインテリアグッズが並び その香りだった。
お抹茶と菓子セットを頂きながら オーナーさんからお店の歴史を伺っているうちに 木の香りを感じなくなっていた。 何故だろう・・・? 直ぐに順応して 当たり前になってしまうのかもしれない。

日光といえば 「湯波」、朝食も食べずに出たので お腹も空いていた。
湯波そばを・・、となり 冷たいおそばが好きなのだが 寒かったので温かな湯波そばにしたのが失敗で やっとの思いで 食べ終わった。
京都では 「湯葉」 と書くが 当地では 「湯波」 と書くというこだわりを 初めて知った。

東照宮へは寄らず右へ折れると 高台に 「小杉放庵記念館」、Dscn1385  入場料を払わず広々としたロビーにゆったりと腰を下ろし 眼下に広がる冬枯れの景色を眺めながら 手持ちのお茶で喉をうるおす。
ティールームもあるので ちょっと気が引けたが ここはあばさんパワーで乗り切った。

空は 何処までも青く 風もなく 冬装備の上着が邪魔になる。
飛行機雲に ひとかけらの虹。   Dscn1386 Dscn1392

うるし館など 途中立ち寄ってみたが どこも休業で 人気もない。

そろそろ チェックイン出来る時間になったので 宿へ連絡をいれると どうやら お迎えの場所とは違ったとんでもない方向に歩いていたらしいが 送迎バスではなく 従業員の方が特別に居場所まできてくださった。

これも オフで暇があったからだと ほっとした。

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2009年1月 6日 (火)

会えたらいいね・・(299) 新宿御苑

暮れからお正月にかけて 主婦は落ち着く暇もない・・、というといかにも働いているようだが 年々 新年を迎える行事も省いて そこそこ掃除をしたり 簡単なお節を用意するだけなのに 気ぜわしい。

やっと 三が日を済ませて ほっとしたのも束の間で 昨日今日は 病院通いだ。

河田町の女子医大の帰り 二時を回っていたが新宿御苑に行ってみた。

いつもは千駄ヶ谷門から入っていたが 今日は新宿門まで地下鉄で行った。時間が遅いということもあってか 人も疎らで 歩くには気持ちよい。

入り口近くには 真っ白な水仙 (ペーパーホワイトという種類) が房咲きになって群生していて (といっても植えてあるのだが) 辺り一面 甘い香りが漂う。Dscn1382

日本水仙は 育ちにくいのだろうか・・、

寒桜は まだ蕾を硬く結んだまま、Dscn1357  

ロウバイは  青い空に まあるい可愛い蝋細工のような花びらを 差し出している。Dscn1358 Dscn1359

寒椿が 陽の当たるところでは 艶やかな緑の葉の間から 紅い花をのぞかせている。Dscn1381

水鳥が 波紋を描いて泳ぎ いつもなら邪魔にされるカラスでさえ 人影のなくなった公園では 恋しくなる。Dscn1369Dscn1380_2   

陽が落ちて 閉園の時間が近づき 夕日に映える辺りのビルや 木々の影が 帰りを急がせる。Dscn1372

NTTdocomo の鉄塔を囲んだビルが 妙に目立って 夕日をバックに建っていた。Dscn1377

  

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