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2008年12月 9日 (火)

会えたらいいね・・(294) 裂き織り

友人の裂き織り展が 鶴ヶ島「ううふ」 さんで あった。

ここでの展は もう何回目になるだろうか。
まだ 持病が起きていない頃からの お付き合いだから かれこれ10年は超えている。

その頃 彼女は骨董屋さんで 布解きの手伝いをしながら 織りをしていた。
普通の方と違うのは 趣味として始めたのではなく 織りに興味があって 先生につくのも「仕事にしたいから」 と最初から告げ 教室でのお茶の時間も一人だけ黙々と仕事に励んでいたと言うから 風子のいい加減な趣味とは おのずから違ってくる。

裂き織りは 古布を裂いて緯糸とするので 材料費は安く済むが 裂く手間と織る作業に費やす時間がかかるので ほとんどが 手間賃ということになる。

Dscn1268 ストールは 白の羽二重と絹の着物を使い 裂く巾も羽二重の部分は 7ミリ程で切れないぎりぎり細さにして 薄く空ける効果をねらっている。
それを 蘇芳で何回かに分けて染めている。

Dscn1267 手提げは 柿渋だ。
展示会であったものいは 少々小ぶりだったので A4が入る大きさで 着物のサブバッグとして持てるよう注文して 創ってもらった。

Dscn1269 面白いのは 額。

これは ご主人であるS氏が リタイヤーして後 暇をもてあましているので彼女があてがった趣味で 今は黙々と額創りに励んでいる。

工業高校機械科の教師だったので きちーんと線で引いたように直線的にくり貫いてつくる。
せっかく手で削るのだから それなりに味のあるものを・・・、といってもいつの間にか四角くなっていたり 丸みを・・・、というと コンパスで弧を画いたようになってしまっている。
角を少し欠けたようにと注文すると スパッと切ってある。
長年の職業からは なかなか抜け出せないようだ。

最後に売り上げ集計してみたら S氏の額のほうが多く 彼女はがっかりしていた。

額は 買いやすい値段で数が出るのでいいが 先織りは 気に入ってもかなりの値なのでなかなか手を出せない。
この不景気で やはり いいものと分かって欲しくても 買わない時代になっている。

それでも 「Sさんの お酒代が出たので 喜ぶわ・・・」 と店を閉めた。

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コメント

私も行ってみたかった~
はた織はずっと興味のあるジャンルです。
昔、母が読んでいた婦人誌にスウエーデン式(?)の織り機の通販があり欲しかったのを思い出しました。
今、父から受け継いだお店止めて何かやりたいこと探したいと思い始めています。
体力、気力のある内に決めた方がいいかなと・・
”銀花”見ていた若い頃を思い出します。
美的センスは無いのでといつも見てるだけでしたが、好きな事探したく思うこの頃です。

投稿: ムーミンママ | 2008年12月12日 (金) 08時26分

ムーミンママ さま

今日は帰りが遅くなってしまいました。

お仕事 本当に閉められるのですか?
淋しいですね。 
でも 新しいことに挑戦は 少しでも早いほうが・・・。
ムーミンさん まだお若いから・・・。

織りや染めに弱くて・・すぐ欲しくなって。

若い時は 全てに余裕がなくて 気が付いた時は もう遅くて・・・。
何を始められるか 楽しみですね。

投稿: 風子 | 2008年12月13日 (土) 00時13分

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