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2008年9月30日 (火)

会えたらいいね・・(269) カンタ刺繍

28日は 何かあるような気がしていた。

早めに起きたのは 何か理由があるはずだと カレンダーを見ても手帳の予定表をたどっても 書き込みはない。

納得いかないままに 昼が過ぎた。
暇なので 古裂の整理でもしようかと 二階へ上がって 慌てた。

28日は 喜多院お不動様の骨董市だったことに気が付いて スッピンのまま飛び出した。
どうしても 探したい布があったのに・・・、と気が急く。
炎天下うろうろするので いつもなら日焼け止めを塗ってつば広帽子を被って 万全の対策で出かける。
それでも 日焼けは免れないのだ。

運良く 曇り空で小雨が時々降ってくる。 1時半に到着。
もうお店は 帰り支度が始まっている。

背中越しに 「風子さん 今日はゆっくりですねー」 と知り合いの骨董屋さんに声をかけられた。

お目当ての布を探す間もなく 帰る羽目になってしまった。

ところが 帰りがけにまた悪い癖が出て アジア系の布を覗いてしまった。

あー、目をつぶろう、見なかったことにしよう と思っているのに なぜか布の方が呼んでいる。
『カンタ』 という インド西ベンガルや バングラディッシュ で見られる手仕事の布。
手に取ると 可愛い可愛い刺繍が よくもまあ・・・、という細かさで ひと針ひと針 さされている。
Dscn0929
手をつなぐ子供の輪、木、花、遊ぶ子供、家、鳥、鹿、犬、楽器を吹くひと、馬に乗る人、太陽、星、赤ちゃん・・・・・探しきれない。
下書きの後がうっすらと青く残っている。

Dscn0932 この刺繍は それぞれの模様に祈りをこめて 針を運んでいる。
電気も水道もない生活だからこそ出来るそうだ。

何かに仕立てようと思っても 作者に刃物を突き刺すようで 鋏をいれることは出来ず 結局は 愛おしく眺めているだけになってしまう。

あー、また 買ってしまった。 

だから 近寄っては いけないのに・・・・・。

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2008年9月28日 (日)

会えたらいいね・・(268) 母への手紙最終便 

S33

くりかえしくりかえし 子供と喧嘩している。
自分が 居なくなってもいいようにと あれこれ言うと気まずくなる。
友人には 「死んだ後まで考えることないわ」 といつもいわれる。

さすがの風子も 近頃  すべてのことに 言い争う元気がなくなっている。

人との関係 いろいろなこと わかってほしいこと 解決しなくてはならないこと。

自分から 言い出すのを 躊躇してしまう。
言ってしまうと 相手を傷つけ 話した自分に残る重たいかたまり。

     そっと そのままにしておこう。
     そっと はなれていこう。

    
.:    *・゜・*:.。.:*・゜・*:.。.:*・゜・*:.。.:*・゜・*:.。.:*・゜・*:.。

ブログをはじめたのも 13年前描いた母への日記がはじまり

9月26日は 母が倒れた日
お蔵入りになっていた手紙だけれど・・・。

あれから 15回目のあの日あの時
今でも 目からはなれない。    

秋だから・・・・・、ちょっとオセンチに 風子さんだって なるのです。

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2008年9月26日 (金)

会えたらいいね・・(267) 「ジュリー・・ッ」

別に真面目ぶるわけでもないけれど 青春時代は 繁華街へ遊びにでることもあまり無かった。
住んでいた場所は 新宿の(今は西新宿になってしまった)十二社(そう)というところで 小さな花街だったし ちょっと出れば 「アシベ」という若者に人気のあるお店があったけれど 近くを通るだけで 寄ったこともなかった。

act # 6 すべてが愛のために池とは言えないような 小さな池があって 池ノ上とact #2 MCか池の下という地名もあった。
熊野神社と並んで 小西六(今はミノルタコニカになったようだ)・淀橋浄水場 近くには十二社天然温泉があり その当時は父の社宅にはお風呂がなかったので 銭湯へ行くかその天然温泉へ行った。
温泉がどういう成分か考えてもみなかったけれど 醤油を薄めたよう色で タオルを入れようものなら 赤茶色に染まってしまうのだった。
act #2 バラ色の人生
しばらくして 社宅をでて 郊外に越したので もう銭湯に行くことはなくなってしまった。

その頃テレビでは 「時間ですよー」 が流行って 樹木希林の 「ジュリーッ」 と悶えるのが面白かった。
「ジュリー」 を見に行くこともなく テレビで見るだけだった。

先日 NHKで還暦を迎えた沢田研二がロックを歌っていた。おじさんにはなっていたが 好い年の取り方をしているなあ・・と 嬉しかった。
おじさんになっても 若い頃を維持しようと無理のある芸能人が多い中 バラード調の歌も ある時期 発声からやり直したというだけあって きれいだった。

CD をもってないので ネットから聴いている。

還暦を迎えたジュリーこと沢田研二さんの「脱走兵」が
http://jp.youtube.com/watch?v=UvFKeUXLGjQ
憲法9条を歌った「我が窮状」が
http://jp.youtube.com/watch?v=qla97qdg7G0
で見られます。(S)

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2008年9月24日 (水)

会えたらいいね・・(266)  フウセンカズラ

Dscn0913 ジャックと豆の木って・・・。

こんなだった・・・・?  と思わせるような 何だと思いますか?

フウセンカズラ です。

塀の高さで止めようと 柵を作って絡ませて あちこち行きそうに成ると 戻したり切ったり。

それなのに  ちょっと目を離した隙に あらあら・・・・と思っているうちに 昇って昇って とうとうハナミズキの天辺を越えて 向こう側までしまったのです。

添えさえあれば きっと天まで届きそうな勢い。

根元はそろそろ枯れかかって来ました。

上の方では 日あたりが良いからでしょうか、小さな白い花をたくさんつけて 黄緑色の風船が揺れています。

ところで ジャックと豆の木って 最後はどんな結末だっだのでしょう? 思い出せません。 Dscn0905

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2008年9月23日 (火)

会えたらいいね・・(265) 更紗を語る

国立博物館の 「更紗を語る」 講演会

古布が好きで いろいろ集めている。

特に 木綿と「染め」 が好きで 藍とか茜の長い間使われてきて汚れ退色したものは 新しいものとは違った 風合いがあって 見るたびに手元に置きたくなってしまう。

骨董市で 明治、大正、(今ではほとんど見当たらないが)の古着を買い ほどく。
薄くなったところ 継ぎ足したもの、そういう中に 思いがけないものを見つけた時は 「お宝」 にであえたうようで 胸がときめく。

中でも 「更紗」は貴重なもので 出会えても 手の届かない値がついている。

今回は 「更紗はどういうものをいうのか」 を確認のため 参加してみた。

更紗とは・・・・近世以降に外来からもたらされた模様染めの総称で 世界的に知られる更紗としては インド更紗・ジャワ更紗などが著名。

技法は 其々用途によって 多少違うが 大きく異なるのは インドは一般的に片面で ジャワは両面染なので 見分けることが出来る。

異なった染料を使うたびに 蝋で防染していくので 気の遠くなるような細かい作業の繰り返しになっていく。

Img169      

古い更紗で創った帯が欲しくて 更紗の布を探していて やっと国立の古布店で気に入ったのを見つけた。 
帯にするのには 状態の良いものを使わなければならないので 用尺より多めに要る。
一枚?万円で どうしても最低4枚は必要。
計算すると ?十万を越え 仕立てを含むと とても年金暮らしの手が届くものではない。

誰でも 価値あるものかというと 娘だったら「単なるボロ布」 と思うに違いない。

泣く泣く諦めたが 今でも あの更紗の退色した風合いが 思い出される。

何かに出来るかと 手のひらに乗るほどの 何枚かの小さな更紗を大切にしている。

10年ほど前 インドで買った 機械染めの更紗のサリー地で軸創したけれど それなりに気に入っている。

来月 「大倉集古館」 と 「五島美術館」 で 更紗の展示がある。
ギャラリートークもあるし 楽しみだ。

       写真は 「彦根更紗」
     (彦根藩が収集した更紗を和紙に貼り付けて整えたもの)
       
               特集陳列パンフ より

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2008年9月21日 (日)

会えたらいいね・・(264) 夏のかたみ

Dscn0766 「腕にする 時計の冷たさに 秋の気配を感じます。」

この季節になると思い出す 友人からの手紙。

2年毎の癌。
そのたびに手術をして 退院すると何事も無かったように 一時間あまりかけて職場に戻った。
家を出る前 久しぶりに付けた時計の冷たさに 何を思っていたのだろう。

5回目の転移でついに帰らぬ人となって10年あまり・・・。

感性の豊かな人だった。
千鳥の香炉が見たいから・・・、と徳川美術館まで 日帰りで行く人だった。
そうやって 美術館へは行くのだ・・と 教えてもらった。
高校時代から自称美人と 風評をかっていた。
だあれも 認めていなかった。
後から入った風子は 偶然職場も一緒。 
上司に恋をして 独身で通した。
いつか 一緒になれると信じていた。
おせっかいの風子は 彼に抗議したこともあった。

すべて そのままで 旅立ってしまった。


こんなに涼しくなると ふと 彼女の時計の手紙を思い出す。

   「夏のかたみ」 に 日焼けと疲れを残して 
                 夏は後姿で 立ち去ってゆく。


    *****************

千鳥の香炉(青磁)
石川五右衛門が捕まるきっかけになったというエピソード付の蓋のつまみとして千鳥が施された香炉。秀吉-家康-尾張徳川家の初代当主・義直に受け継がれた。
エピソード:寝所にしのびこんだ石川五右衛門だったが、香炉の千鳥が鳴いた為に見つかり相御用となったとか…。






 
   

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2008年9月17日 (水)

会えたらいいね・・(263) おくりびと

「おくりびと」オリジナルサウンドトラック

前評判が良いので 行ってみた「おくりびと」

人は誰でも いつかは おくりびと おくられびと になるのだけれど どうおくられたいかおくりたいか 問われている気がした。

元チェリストの新人納棺師(本木雅弘)が一人前に成長して行く姿が画かれていく。

チェロを弾く手も 納棺の手捌きも美しい。

コミカルに画いているのかも知れないが 見ていて滑稽で現実とは違うのではないか・・・、と思わずにいられなかった。

風子も 二人を見送っているが 納棺はごく儀礼的で 感情も何も無く 仕事として順を追っているだけの作業だった。
涙を流す間もなかった。
お坊さんらしき方がお二人いらしたが どう感じていらしたか?

現実 病院で亡くなった母の時は 「清拭しますので 外で待っていてください」 と病室から出され 次は 霊安室だった。

その後 病院指定の葬儀屋に 自宅まで送る手配がされていた。

この納棺師はどこの話? そう有りたいと願うこと?

周りを見回すと 涙をぬぐう人が多かった。

しらけている風子が冷たい人間なのだろうか・・・? 複雑な思いだけが 残っていた。

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2008年9月14日 (日)

会えたらいいね・・(262) 楽屋のつもり

Img168佐藤允彦さんの楽屋に 小室等さんが訪れる・・・、という設定で始まった。

先ず 允彦さんが バッハのプレリュードをジャズ風に2曲。

「小室さんが来るはず・・・」 と立ち上がったところへ ギターを抱えて登場。
リハーサル済みなのに お二人とも 演技がお上手。

ライブは 幾度となく行っているけれど 今日はまた違った雰囲気。

後ろの席のもっと後ろに 和田誠さんらしき方が・・・・。

そうかぁ、 確か 小室さんのCDには 訳詞「和田誠」 というのがあった。

和田誠さんを 楽屋のソファーにお呼びして 訳詞のいきさつを・・・

一緒に飲んでいるとき 訳詞をプレゼントするということになって ある日突然約束どおり 「スターダスト」 が届けられたそうで 他に 3.4曲ある。

今日も 「訳詩をもってきたよ」 という和田さんに 小室さんも大感激。
和田誠さんの訳詞は 韻を踏んでいて 原詞の韻と同じ小節で入れるのには かなり苦労が有るとおっしゃっていた。

おまけに お仕事ではないので 訳詞料は無し!

ところが それだけでお見えになったのではないことが 帰りに分かった。

CD「広島の川」 が 佐藤允彦[作曲] 中山千夏[歌] 
今年1月急逝した 山下勇三さんが[作詞] で 故郷への万感の思いをこめた曲で プロデュースが 和田誠さんだったのだ。

佐藤允彦さんは 素敵なおじさま。 千夏さんだって 議員さんは直ぐに辞めてしまったけれど 今は伊東でお母様を介護なさりながら 好い生き方をしてらっしゃる。

どうして別れてしまったのかなぁ・・・。
今は 一緒にライブしたり  こうやってCDだしたり 素敵な大人の好い関係に見えるけれど・・・・。

[お互いの芸術を認め合って 自由を尊重した]  ってことかもしれない。

そう考えることにしよう。

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2008年9月12日 (金)

会えたらいいね(261)・・今日のお仕事

Dscn0896 Dscn0895 時間・・・・・・2時間
副産物・・・・まめ・2箇所
       切り傷・2箇所
       手首、指の脹れ悪化
使用品・・・・バンドエイド・4枚
       湿布・3枚

また 病気が始まった。   限度を知らない悪い癖。

先日 作品展で鉛筆デッサンについて プロの方と 「鉛筆がすぐに丸くなって・・・・」 という話になった。

もともと風子は K先生の繊細な鉛筆デッサンに憧れて絵にのめりこんでしまったのだから それだけは K先生流でいい作品を描きたいと思っている。

始めた頃は指が使えなくて 先生に削って頂いた事で 当時の仲間が集まると 今もって顰蹙を買っている。

今は 曲がりなりにも 指は使える。

そのプロの方は 6H~6Bまで 5本づつ 始めに削っておくのだそうだ。 
途中で丸くなって削ると 流れが変ってしまったり タッチがちがってしまったりするうえ 我慢すると線が甘くなるのだそうだ。

風子も (生意気なようだけれど) その気持ちは解るし 削った先で指の腹を突いて 尖り具合を気にして描いていた。

お教室を半年も休んでいると 鉛筆も他のことに使ったりで 無くなってしまっている。

そこで 暇なので 揃えることにした。

削ること2時間。 やっとこれだけ。 限界だ。
16日は 通院日。
腫れが治まらないと また薬がふえてしまうのだ。

残りは 豆と傷が癒えてからにしよう。

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2008年9月 9日 (火)

会えたらいいね・・(260) いのちかえす日

『いのちかえす日』Dscn0883_2


いのちかえす日  雪ひとひら
世界中は すきとおりゆく

 
いのちかえす日 歌ひとふし
胸の奥に こだま してゆく


いのちかえす日 水ひとくち
生れいづる  せつなのように


いのちかえす日 風ひとふき
楽しかったと その手につげる


いのちかえす日  雪ひとひら
世界中は  すきと おりゆく


作詞曲/及川恒平

収録CD「
しずかなまつり~及川恒平

この曲を聴いたのは 2回目。

初めて 聴いた時は さして気に留めなかった。
ブログを訪問してくださるムーミンママさんも 「ただあたたかくカラッポに」 がお好きで ライブでこの曲を聴くことを楽しみにしていた。

6月のライブの時は お母様?を亡くされたばかりで 「今は “いのちかえす日”が胸に迫ります。」 とコメントくださった。

それ以来 風子の持っているCDには入っていないので どんな曲かと気になっていた。
思いがけず 先日のライブで聴くことができた。

月刊「ナーム」 に羽矢辰夫さんが連載している 『わたし、わたしのもの』 の中で 「わたしたちは 自分自身を “わたし” ないし “わたしのもの” と思い込んで 自分の思いどおりになると考えています。・・・・・・・・自分の生命(いのち)は “わたし” “わたしのもの” ではない、ということがいえると思います。」 と書かれているのを読んだばかり。

ひとつひとつの言葉を丁寧に かみしめるように届ける恒平さんの歌声を聴いていると それと相俟って 自分の身勝手さを 改めて反省させられる。

借り物の命。 いのちかえす日まで大切に・・・・、と 。

明日になれば また いつもの自分に戻っているのだけれど・・・・。

まあ 一日だけでも しおらしく。

::::::::::掛け軸は 創った中でもお気に入りのひとつ:::::::::::::::

       先に このバングラディッシュの草木染の布を手に入れて
       さて 本紙は 何に・・・、と思ったが 見つからず
       道をテーマに(おおげさだけれど) 布の色と一体になるように
       描いてみた。
       今は もう描く気力がないし 懐かしい絵になってしまった。
       

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2008年9月 6日 (土)

会えたらいいね・・(259) 秋の始まり

Dscn0875 朝夕の風が涼しくなって やっと一息。

noteお元気ですか・・、そして今でも 愛しているといって下さいますか・・note
PCから 懐かしい歌声が流れてくる。

あちこち検索しているうちにたどり着いてしまった、 あべ静江の「みずいろの手紙」

郵便受けに届いた手紙を開くのは嬉しいのに 返事は延び延びになってしまって 電話やメールになってしまう。

便箋や封筒は 引き出しにいっぱいあるのに・・・。

「そうだ! 手紙を書こう」 京都へ行くばかりが能ではない。

庭へ出てみる。
Dscn0877_2 Dscn0876_2  この夏は 花がなかった。

秋風が吹き始めたら 妙に 葉の美しさが目につく。

初雪蔓が 白、薄桃色、薄紅色 と上品に
色づいている。
斑入りどくだみの茜と緑、フウセンカズラの黄緑がだんだんと濃くなり 薄緑のフウセンを沢山つけている。
そのまた 種が黒い小粒に白いハート模様をつけて パンダのよう。

Dscn0872   Dscn0648

Dscn0880

そういえば 昨日 知人から 「パンダめだか」の赤ちゃんを5匹頂いた。
朱い体に 黒い瞳。

元気で大きくなりますように。 小さくて 写真には写らなーい。

家族が激減してしまった わが家のめだか・・・。
同居は拙いかな・・・・・?

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2008年9月 2日 (火)

会えたらいいね・・(258) ふよう

Dscn0870 PCの前に前に座っては 考えている。

書き始めると愚痴になり また消す。

立って行って 珈琲の豆を挽く。
ドリップの器に 粉を移す。
湯を細くして垂らし込み 蒸れるのを待つ。
銀色の気泡が膨らみ 虹色に輝く。

この瞬間を楽しむために 珈琲をいれる。

永田珈琲の焙煎工場へ行っては ただの珈琲を飲みながら 分けていただいてくる。
無くなると また出かけて行っては ただの珈琲を飲んでくる。)

この珈琲でないと この楽しみは味わえないと思いこんでいる(・・のかもしれない)。

炒れた珈琲を持って PCの前に座る。
纏まらない。

頭の中では どうにもならない問題を考えている。

この夏は旅に出なかった。 出る心のゆとりがなかった。無理にも出かける元気がなかった。

Dscn0868 庭へ出ると 「ふよう」 が残りの夏を謳歌するように 太陽に向かって揺れている。

下の息子が 「何処か温泉でも行きますか?」 と電話してきた。
心遣いが嬉しい。 

どうにもならない事はどうにもならない。
立ち直りの早い風子さんも 今回ばかりは重なりすぎた。

息子の 誘いに甘えようと 旅の本を眺めている。

 

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