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2008年8月28日 (木)

会えたらいいね・・(257) 集う

絵の仲間が集まった。

風子が絵を始めたのは この病気になって何とか楽になりたいと 「気功の教室」を探しにカルチャーセンターを訪ねたのがきっかけで 壁に掛かった「K講師の絵」に魅せられて急遽 絵に方向転換。

それが 今に至っている。(この半年 思うところあって中断しているけれど)

その当時の仲間は 一人減り二人減りして5年程前に別れたが  年に1,2度 集まっては スケッチにいったり呑み会をしている。
80歳を迎えようとしている方二人を頭に 還暦過ぎたものが殆どで 描いてる方も描かない方も 話は当時の「絵」の話に戻る。
同じ趣味を持った者の集まりは 共通点があって 孫の話も連れ合いの愚痴もなくて その時だけは 芸術家になっている。Img166

自分の無力や我侭を省みず 「講師の教え方が悪い」 と止めていったのに 今となると 「やっぱり いい講師だったとか、いや あの点が良くなかったとか・・・・」 思い出に花が咲く。

講師だって人間。
「全て良し!」 という事はない。
問題は 力量が有るかどうか・・という事に尽きると思っている。
辞めないで 食い下がって付いて行った風子は能天気なのか 講師が忍耐強かったのか・・・?

どうも 講師に歩があるような みなさんのご意見。

共通して思っていたことは 「止める」 と言った時に 「去るもの追わず」 のクールさだったようだ。
習うものから言えば 「講師は一人」であって 講師からみれば「生徒分の一」で 細かいことに係わっていたら仕事にならない。

体調不良で参加できなかった一人を除いて 7人が揃った。
胃潰瘍で喀血 禁酒にも拘らず二人で焼酎ボトル2本も空ける不心得者、透析治療しながらも駆けつけてくださった方。
Img167
自慢(?)の絵を持ち寄って 楽しく過ごした4時間。
次回は 講師をお呼びして・・・、ということになり 「さて 誰が鈴を・・・」 と。
猫さまは 一回り以上お若い。
逃げ足も速いに違いない。

tulip写真は 幹事さんがスケッチに行っていた頃の写真を コピーして持ってきてくださった。
若かったねー。楽しかったねー。
scissors
 
“アレーっ! 風子の絵がない!
って思ったら・・・・、 あった、あった。

右端に小さなスケッチブックに 樹一本。
本人は気に入って これを6号の油彩にした。見ていただいたら不評で 潰して 今は何かの絵の下になり 影も形もない。” 

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2008年8月26日 (火)

会えたらいいね・・(256) こけし

気分が落ち込んでいる時は 全てが否定的になる。いっときは 認めていた家人の集めた「こけし」も 今は目の仇にして 何かとトラブルの元になっている。

結局 老い先のことを言い含めて やっと処分する準備が始まった。Dscn0854

集め始めたのは 家人が仙台に転勤になった昭和47年頃からで 3人の子供を連れて温泉場に工人を訪ね 頼み込んで創ってもらった。
日帰りで 盛秀や奥瀬鉄則の家まで行き 伝統こけしの顔であっても そこはかとなく奥様やお子さんに似ていることに感心したり  それなりに楽しい思い出になっていた。

遠刈田温泉の佐藤文助さんには 家族5人分を無理に分けてもらったりもした。
懇意になった工人さんには 芋煮会に呼ばれて 秘密の場所から採ってきた松茸を丸毎鍋に入れてご馳走して頂いた。
あれから 35年、 今は殆どの方が物故となっている。

家人は 呑むことも賭け事も全て止めて こけしに注込んだ。
ざっと計算してみても 約1700本 当時で?百万は使ったようだ。Dscn0857

それが 今となってはただの無用の長物で 邪魔にされ 全てが 家人が悪いことになってしまい 処分を余技なくされてしまった。

黙々と 整理している。
かといって おいそれと売れるものではないし 「風呂も今は 薪を使う時代ではないのだから。」と脅迫している。
ただ処分しやすいように分けて 並び替えて 段ボールに詰め替えて 部屋のあちこちに積み上げている。

その先はどうするのか 考えてもいないようだ。Dscn0867

ひとつひとつ こうして眺めていると可愛いのもあるし 3寸足らずのものの細かい描彩をみていると 集めた家人の気持ちが解らなくも無いが 残された者が一番困るのだから 処分せざるをえない。

ますます 欝になってくる。

  

 

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2008年8月22日 (金)

会えたらいいね・・(255) 待つ

Dscn0853_2 待つ。

待つ、

ひたすら 釣れるのを待つDscn0845

待つ。

大砲のような大きなレンズを背負って

ひたすら 水鳥の羽ばたくシャッターチャンスを 待つDscn0844_2














待つ。

老妻の目覚めを ひたすら待つ。

        * * * * * * * * * * *

ひたすら 待たなければいけないのだ・・・。

気分転換を兼ねて 靴の足馴らしに 智光山公園へ。
久しぶりに涼しい所為か 大人の散歩が目に付く。
釣り人も 写真グループも 高齢者。

目覚めた老妻は 靴もきちんと履かないまま歩き出す。その後を 追いかけてゆく老々介護。

いづれ・・・・わが身。     

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2008年8月20日 (水)

会えたらいいね・・(254)  靴

一日食事をしなくても何てことはないけれど 家に篭っていても仕方ないので 息子と食事に出たついでに 三井アウトレットへDscn0839 廻ってみた。  毎年 裸で暮らしていたわけでもないので 特別そういう場所で買いたいものはない。買いたい物を探しにいくようなもので ストレス解消に物を買い 通帳を眺めてまたストレスになるだけのこと。

帰りがけ 「mont-bell club」 に立ち寄ってみた。

何をさし置いても 靴は命。 この病気になって スニーカーでも歩けなかった頃 出合った靴がこの 「MEPHIST」社の定番(下)。
踵を張り替えながら もう10年以上も付き合っている。ハイカットやサンダルなど 買いまして 今では8足になったが よれよれになったこの靴が 足の恩人。
Dscn0840
・・・と言っても 山道には向かないので トレッキングシューズの中を このグッズで調整して出かけていた。
帰りは下りが多いし 泣きたい気持ちでとぼとぼと帰ってくる。

何かいい靴はないものか・・・、と常々探していた。

試しに履いてみようとしたら 店員さんが素足を計測器で測ってくれたが 変形の足を見て 「合う靴は無いけれど 捜してみます」 と。

Dscn0842見つけてくれたこの靴。 グッヅを切ったり張ったりして調整の仕方を指導してくれた。  歩ける!    店の中をぐるぐる歩いてみた。  次にこういう靴に出会える保障はない。
 これも 縁かと 少々値がはったが 奮発して買った。

店員さんは 足の変形を見て 「そんなにまでして 行きたいのですか? 土佐礼子の気持ち解るでしょう!」 と呆れていた。

そうなのだ。
担当医に歩かないようにと いつも言われるが じーっと篭って欝になっては居られないのだ。
高原の空気や花に会って 鋭気を養って来なければ 問題を背負って生きていられないのだ。

靴を買ったお陰で 少し動く気になってきた。
涼風が吹く高原に もう一度いってみよう。 

決して 問題解決にはならないのだが・・・・。 

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2008年8月16日 (土)

会えたらいいね・・(253)  愚痴

Img163_sh03そして 誰もいなくなった・・・。

また 欝になっている。

気配を感じると 敢えて何処かへ出かけたり 考える時をなくしているのだけれど 暑いのと 何処かへ行ったとしても 一人泊させてくれるところはないし あったとしてもべら棒に割高で 資金繰りが厳しくなる。

マイルが貯まっていて 家族は使えるというので それを利用しようと思ったが やはり一人泊はないし 駅から宿まではレンタカーというのでは 運転に自信がない者には行けない。Img163_sh01_2

年を取るということは こういうこと。
連れ合いは 宛にされても 宛にはならない。
子供は 親は都合の好い時に利用するだけで 邪魔な存在。

風子の時代は 親に逆らわず じーっと小言が頭の 上を通過するのを待つのみ。
親を看るのが当たり前で 一人っ子の風子は 生涯 頭から離れたことはなかった。

そして 今は・・・・。

老人に欝が多い というのが 身に浸みて分かる。Img163_sh02_2

一人、 ひとり、 友人が、 友人の連れ合いが 欠けていく。

二匹の犬も 猫も もういない。
淋しいけれど 次は飼わない。 どちらが先か分からないから・・・。

去年 20匹頂いた「めだか」 も 産卵を楽しみにして 育ててきたが たくさん産んだのに 5匹孵っただけ。
「産卵を果たしたから もういいでしょ」 というように 親めだかが毎日のように減って行く。
やがて 水槽も空になるのだろう。

そして 誰もいなくなった・・・、でも良いから ひっそりと穏やかな日々を過ごしたい。

   「小島寅雄」絵葉書より (水書坊発行)

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2008年8月14日 (木)

会えたらいいね・・(252) 花

Dscn0830例年なら 夏の花が咲き競っている庭も 春に手抜きをしたので情けないことになっている。
反省はしているのだが 寄る年波とこの暑さでは仕方が無いと 自分を慰めている。

野菜をプランターで作ってみたが 俄か作業で 小松菜も全滅、苦瓜も花は咲けども実がならず オクラだけが なんとか頑張ってくれている。

派手な夏の花が無いお陰で 今まで目が届かなかった小さな花を探して 楽しんでいる。
tulip 芙蓉 雑木林で 30センチの苗を採ってきた。
  2年の間に 肥料も手入れもしないのに背丈を越え 今では邪魔な存在になっている。Dscn0820_3

budペチュニア
去年の種がこぼれていたのだろう。
草の間から ひょろひょろと伸びて 切花にしている。










Dscn0821  tulip アメリカンブルー 唯一 春に植えたもので 挿し芽でどんどん増える。
目立たないけれど 可愛い。





Dscn0826bud 白蝶草
花は可愛いのだけれど 庭中のさばって 始末におえなくなっている。扱ぐのも可愛そうで 困っている。Dscn0824

bud 初めて本物の花を見た。
クリームの中芯の臙脂がバランスよく 上品。
うっかりしていると オクラがのび過ぎて 硬くて食べられなくなってしまう。Dscn0827

bud 花キリン 
これこそ夏向きで 水やりを忘れても次々咲いて 挿し芽で増やしたものも 元気よく成長している。 Dscn0828  
bud カランコエ
去年 咲き終わった鉢の処分品。
今 二度目が咲いている。
一斉に咲かないので 淋しいが 不思議な色。








snail  結局 この夏は 時々草むしりするくらいで 水遣りも億劫で朝夕どちらか一回。
来年は どうしたものか・・・・???
年は 決して若くはならないのだから・・・・。

ちょうど今 ゴロゴロと雷鳴が響き渡って 大粒の雨が音を立てている。
暫く続きそうな 雨。
水遣りが 助かったー。coldsweats01

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2008年8月11日 (月)

会えたらいいね・・(251) 古着

Dscn0835 暑いので 買い物に出るのも面倒で テレビの前に貼り付いている。

いつもは 日中はテレビを見ることもないのだが 見始めてしまうと結果が出るまで気になって 離れることが出来ない。

座っていれば 珈琲とお菓子に手が伸びるし 貧乏性の風子としては 何かしていないと後ろめたい気がして 落ち着かない。

そこで 何年か前に骨董市で買い集めたけれど 手が使えなくて出来なかった古着のほどきをすることにした。

状態の良い物は洋服にし 悪くても 退色した染め色の好いものは 軸創用にする。
(買う時から 何に使うか 見極めて買ってはいる。)

今回は 木綿の男物の着物で 洋服にする予定。
やっとほどき終わって 洗濯し 残った糸くずを毛抜きで抓み アイロンを掛けておけば いつでも次の作業が出来る。
Dscn0838
手が使えるようになった事は 本当に有難い。
・・・と言っても 2,3日は 腫れて使い物にならない。

上は 明治時代の 男物着物で紬。 着古した風合いは捨てがたい。
下は 叔母から母に受け継いだ 縮み。 張りがあって 肌につかないので 涼しい。


 一段落したら ミシンを掛けよう。 
着物の幅は決まっているので 限られた中で どんなデザインにするか考えるのも 楽しい。

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2008年8月 9日 (土)

会えたらいいね・・(250) 切手

Img159 テレビをつけても オリンピック、オリンピックだけれど 開幕式をみていると 腹が立ってくる。

大地震で泣いている国民、 テロのため厳戒態勢・・・。

世界人類が平等で平和の祭典の開幕式を こんなに華やかに祝う必要があるのだろうか?

「東京オリンピック」は どんな開幕式だったのか断片的にしか思い出せない。

その頃は 自宅がある新宿から勤務先の東京駅まで 想像を絶する満員電車に揺られて(揺れる隙間もなかったが) 通っていた。
テレビをゆっくり見る時間もなく せめて記念(?)にと オリンピックの記念切手を買い集めた。

東京駅から勤務先の途中の鉄鋼ビルに郵便局があった。
一人 一シートしか買えなかったので 行きに買って 会社でタイムカードを押した後 抜け出てまた買っていたような気がする。

姑息な考えで 値上がりを考えていたのかもしれない。

その切手が 何枚もあるので だいぶ前に売ろうと思ったが 「沢山発行しているので 価値がなく 使ったほうがいいですよ」 と言われ 使い始めたが 金額が5円10円では 手紙に貼るにしても住所を書くスペースがなくなってしまう。
局で 5円の手数料を払って 切手や葉書に変えようとしても 5円は0円になってしまう。

古本市で 切手を買っている少年に 父の時代の切手を含め 相当の枚数を送ってあげた。

それでも かなりの切手が残っている。
値上がりなど考えた 浅はかな考えの結果と 納得はしているけれど・・・・。

安月給から 東京オリンピック切手に どのくらい注込んだのか、と 並べてみている。
Img156 Img155 Img157 Img158
 Img162

この他に 競技ごとの 寄付金付きのもあるのだから 呆れてしまう。

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2008年8月 5日 (火)

会えたらいいね・・(249) 愚痴

Dscn0812 つい最近まで 体調も気分も落ち着いていて ブログも何とか更新できて 順調に・・・と思っていたのも束の間。

突然(・・・・ではないけれど) 友人のご主人が亡くなった。
去年11月に 胃の具合が悪いといって 受診したところ 胃と肝臓に癌が見つかり 既に4期だった。
余命6ヶ月という事だったが 元気にテニスなどもしていて 信じられない状態だったのに ここに来て急変し 遂に遠い人になってしまった。

通夜 翌日の葬儀、初七日と参列させて頂いたが 友人も二人のお嬢さんも 其々に覚悟が出来ていたようで 安心したけれど 心の内は はかり知れないので 一段落して 色々な思いが去来して 落ち込んでいるのではないかと気になっている。

風子も二日間 かなり無理をしていたので どっと疲れが出て寝込みたいところ 翌日病院の検査が入っていて 食事抜きで出かけた。
いつもなら 帰りは美術館かデパートへご挨拶に廻るのに 

立っていることすら辛くて 早々に帰途についた。

ちょうど 電車が来る時間で 「良かったー!」と列に並んだ。
それにしても 発出していい筈の 特急が止まっている。
アナウンスがあって 落雷の為 停電で動く見通しがつかないと言う。
30分ほどして 「他の鉄道会社と振り替えの交渉が出来ましたので ご利用の方は・・・」とアナウンス。

西武新宿から わが駅まで どう振り替えるというのだ・・・・?
JRまで歩いて戻って 池袋線で所沢まで行けたとしても そこから新宿線が動かないならどう振り替えるのだ???

西武バスでも出せばいいのに・・、と思ったけれど 文句を言いに列を離れると それも困るので じーっと我慢の子をしていた。

やっと 電車が到着。
「乗っていただいても いつ動くか分かりませんので ご了承ください」 を繰り返しアナウンス。
結局 乗車したけれど 動いたのは30分後。
各駅で 長い時間止まっては 次の駅へ
座れたのは 幸いだったけれど 腰は痛くなるは 足はエコノミック症候群のように浮腫んで硬くなるはで 散々の結果 2時間半後に 駅に到着。

マニュアル本を読んでいるようなアナウンス。
その間 だーれも文句も言わず(その元気のなかった?) みなさんご立派でした。

(写真は 食用の花ニラを挿しておいたら シルエットが・・・芸術?)




  
 

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2008年8月 1日 (金)

会えたらいいね・・(248) お気に入り

Dscn0816 今日から8月。

また カレンダーを一枚めくる。

当たり前のことだけれど ちょっと今月は戸惑っている。

お気に入りのカレンダー
カタログハウスの「白いカレンダー」

シンプルで 書き込みスペースが広いので 毎年使っている。
今年は 書き込みしないで 白いスペースのままにしてある。
白いB4のスペースの 端の方に描かれた花が気持ちよく 汚さないで空白のままにしておきたかった。

水野温子さんという若い方のイラストで 7月は 百合。
白いスペースに ブルーの百合が涼を誘う。

8月はアンスリーム。

これはこれで 素敵なのだけれど もう少しの間 7月で居たい。

Dscn0817_2

 

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