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2007年11月29日 (木)

会えたらいいね・・(164)  展覧会

大原裕行 水彩展

Img100ギャラリーから案内を頂いていたのを思い出して 先日銀座まで見に行った。
3年ほど前にも 見ているけれど 不思議な色だと思っていた。
 
その頃は まだ風子は油彩を始めたばかりで 濁った色とか清んだ色と言われても 理解できず(今でも) まして グレイの魅力など解らなかった。
透明水彩というと 画用紙の白を如何に上手に残すかとか 色を重ねても濁らないよう描くと聞いていたので 大原氏の絵については よく解らなかったけれど 不思議な魅力を感じていた。

その後ある雑誌で 連続して大原氏が水彩の描き方を載せていたので こんな描き方もあると言う事は知っていた。

それは 何回も洗い(一度塗った絵の具を水で洗い落とす)を繰り返し 紙に薄く残った色に重ねて塗り また洗うそうで 何回も繰り返すので 紙が毛羽立ったりしている。
一度 または部分的に洗うことはあっても 毛羽立たないように するものだと思っていた。 
今回100号~150号が何点かあったけれど お風呂場で洗ったとかで まさか揉んで洗うわけでもないだろうし 広い浴室でないと とても 大きな物は持ち込めない。

何でもそうだが 画集だと 色の重なりがみえないので 透明水彩の場合 実物は特に色が見えて魅力がある。
Img101
風子は気に入った絵があると もう一度見たくなって通うことがよくあるけれど 今回もまた今日いってしまった。

「あのおばさん 買わないのに また来てる・・・・・」 と思われるのもいやなので 「すみません・・、また来てしまいましたー。」 と恐縮して 見せていただいた。
前回来た時 「売れたものは入れ替えています」  といっていたが 何点か気に入った絵が抜けていて 壁には アカぽちのついたタイトルの紙がずらーっと貼ってあった。 

油彩と比べると 普通水彩の方が 安いのだけれど かなり良いお値段なのに ずいぶんお金持ちのファンがいる方なのだなあ と思った。

外に看板があったから・・・・と、どやどやーっと おばさん3人組が入ってきて 言いたい放題批評して (褒めてはいたけれど) 「あまり上手にならないでくださいよ!」 といって さーっと引き上げていった。

確かに 所謂 それらしく整った絵だったら 面白みの無い絵になってしまうのだろうけれど 度胸のある褒め方だと びっくりした。

だから 銀座は面白い。 (写真は絵葉書から)

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2007年11月24日 (土)

会えたらいいね・・(163) 歌舞伎

昨日 Img085_sh01_2 久しぶりに 歌舞伎見物に出かけた。特に歌舞伎が好きというわけでもないし 何十回も足を運んでいる割には 全く解っていない。 

 事の始まりは 「玉三郎」を好きと行った事が 歌舞伎が好きと思い込まれて 知人がチケットを下さるので 引っ込みがつかなくなって 今日に至っている。

観てみると 結構面白く なんといっても 衣装が素晴らしいので 目の保養に行ってるようなものだ。
何回見ても 解説を読んでも イヤホンガイドを借りても 進歩なしで いまだにミーハー気分で 通っている。

今回の出し物
 
「宮島のだんまり」  
これこそ 何だか解らない。
登場人物たちが 事件の発端になる宝物を無言でさぐりあいながら 一座の顔ぶれや歌舞伎の役柄を紹介するらしいが 役者が舞台上をうろうろ往来して 何が何だか解らないうち終わってしまった。
浮舟太夫の福助は綺麗で艶やかで うっとりする。  最近玉三郎は観てないが 福助は若いだけあって可愛いく 最近は気に入っている。 

「山科閑居」 は 大星由良之助(吉右衛門)・力弥(染五郎)・加古川本蔵(幸四郎)・ お力(魁春)・小浪(菊之助)で お力の凛とした姿と 小浪のいじらしさがなんともいえない。菊之助も女形が板についていて 両親の血をひいて 素晴らしい役者になるに違いない。
風子は 幸四郎より吉右衛門のほうが好きなのだが 今回は幸四郎のほうが 映えていた。

「土蜘」 は 能でも観ている。
これも 菊之助が侍女胡蝶に扮して舞うが 艶やかな舞姿で 父上の若い頃が偲ばれる。父上の菊五郎は 比叡山の僧となり 親子共演となったが いつのまにこんなに年をとったか・・・と思ってしまった。
やはり これは 能で観たほうが 良かった。 

最後は 「三人吉三巴白波」Img086_sh02
お嬢吉三の孝太郎は 父上仁左衛門の襲名披露の時 連獅子を舞ったが あれから何年かたったが 立派に成長している。
それに引き換え お坊吉三の染五郎は イケメンすぎるのかまだ線が細いような気がして
物足りなかった。
節分の夜に出会い 「月は朧に白魚の・・・」の名せりふが 耳に心地よく残り やっぱり 風子の歌舞伎は 「この程度が合ってる」 と チケットを毎度下さる方に 申し訳ない気がして 帰ってきた。

 

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2007年11月20日 (火)

会えたらいいね・・(162) ゆめ風であいましょう

Img095_sh02 先日 「ゆめ風で会いましょう」 という企画があって 参加した。

主催は「ゆめ風基金」 で 呼びかけ人代表の小室等さんはじめ 初代の永六輔さんやコントの大田スセリさんの飛び入りで 賑やかな会になった。
スセリさんの唄をはじめて聴いた時は こちらが下を向いてしまうほどの変わった唄でびっくりしたが 慣れてしまうと癖になり 車の中でよく聴いている。
さすが 永さん推薦の芸人。 大きな体を駆使して力を抜くこと知らずの芸に 馬鹿馬鹿しいと思いながらも 乗ってしまう。

真面目な方も不真面目な方も 一見の価値ありと思う。
「良し」 とする方は 変人の部類に入るのかも・・・?

今日のゲストは 「中山千夏」さん。
昔 名子役でアイドルを経て 議員さんを6年で辞め 今は文筆活動が中心とか・・、「古事記」に関しては かなりの方で 講義や本も出されている。
千夏さんとは 「学校ごっこ」(閉校) で度々お目にかかっているけれど いつお会いしても にこにこして 話し方も可愛らしいくて その自然体が好きだ。お若い頃は チナチストに追いかけられたそうな.・・・・。

「友達の作り方」 についてのお話だったけれど 友達がどんどん少なくなっているというか 少なくしている風子にとっては 目から鱗とまではいかないけれど どこから「友達」と呼ぶかの 許容範囲の違いだなあ・・・、と考えてしまった。

続いて 小室等さんのコーナーで 介護担当?(時々小室さんは間違えるから)のお嬢さんの「ゆい」さんと 息ぴったりに 「サーカス」 他 歌われた。 
 久し振りに 小室さんの 「だれかが風の中で」 (木枯らし紋次郎主題歌・和田夏十作詞・小室等作曲) を聴いた。
最近になって この詞の良さが 良く解ってきたと言ってらしたが ほんとうに詞を大切に歌われていて 年をとると言う事も悪くないなあ・・、とつくづく感じた。 Img095_sh03

すべて 出演者は ノーギャラのボランティアで 「ゆめ風基金」に 回るのだ。

風子のブログを見てくださっている 「ムーミンママさん」 も参加ということで それらしい 方を探したのだけれど見つからず この次の 「まるで六文銭のように」 のライブまで お楽しみと言うことにして 帰ってきた。

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2007年11月15日 (木)

会えたらいいね・・(161) アクセス数

Img069 10日ほど前から PCの具合がはっきりしない。

何もしないのに 勝手にカーソルが動いて とんでもないところに行ってしまったり 反転して消えてしまったりしていた。
何処に問い合わせたら良いのか解らないし メーカーのNECに聞くには こちらの都合の良い日を決めて申し込まなければならないので それも面倒くさいので 取り合えず騙し々使っていた。

ウイルスバスターと 月決めで対策はとっているし ウイルスの報告もない。

それが ブログのアクセス数が 急に1~2件が続き 最初はたいして気にしてなかったけれど 何日も続くと やっぱり気になってくる。
ついに 見てもらえなくなってしまったか? と 。

いくら 惚け防止・頭の体操 と言っても 張り合いがないので 止めようか・・・・、とも思った。
試しに自分でアクセスして見た。
ところが それも反映されないし たまたま頂いたコメントに返信しても 記録されないので これはおかしいと思い その旨 ココログに問い合わせた。
「調査します」 とのメールは来たが 一向に回答が来ない。
アクセス数は 良いにしても コメントが届かないと困る。 
再度 問い合わせたら 逆にいろいろ質問が来た。答えようにも聞かれている事が解らないので 返信出来ないでいる。
電話で聞くことが出来ると良いのだけれど 使用料無料のブログなので 電話問い合わせは出来ないことになっている。

一応 投稿は出来ているので良いのだけれど 何となく気乗り薄になってしまった。

昨日あたりから ぼちぼち動き始めてきてはいるけれど 力が抜けてしまっている。
惚け防止のつもりが ストレスの元を作ってしまった。

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2007年11月11日 (日)

会えたらいいね・・(160)老化

Img097_sh01 「無常(つねならず)」 とは良く言ったもので 正しく 今 味わっている。

最近体調も良く 痛みも楽になってきているので 旅に出たりウォーキングに励んだりして「持病も捨てたものではない」 と楽しい日々を過ごしていた。
それが 突然脚が就けなくなってしまった。

お墓参りの帰りから 異変を感じてはいたけれど 夜中に起きたら 着地出来なくなっていた。そのうち治るだろうと また床についたが 翌朝から 膝がかみ合わなくて 崩れてしまい 激痛が走り また逆戻りしてしまった。

その週に通院日があったので その旨相談したら 「持病だけの所為ではなく 老化もあるかImg097_sh02 ら・・・」 と事も無げにおっしゃる。
「そんなこと 言われなくても解ってますよ!」 といいたいのを我慢して 言われるままに また レントゲン・骨密度 の検査にまわされる。
一言 異変を伝えると 直ぐ検査になり 国保の無駄遣いをする事になる。

検査したからといって 痛みが治るわけでもなく 治らない裏づけをするだけで 腹が立つ。そのストレスで 持病が悪化していく。

「体重を減らすことが先決。」 というから歩けば 「ウォーキングは膝に良くない」 というし 「♪どうすりゃいいんだァ/↑ このわたし・・・♪」 となる。

「とりあえず 痛み止めでカバーして 杖が良い」 ということになったが 「杖つく手」だって不安定なのだから 頼りにならない。

まあ 「プラス思考で発展的無常」 を願うことにしよう。

それでも 友人は言う。
「風子さんは 痛いという悲壮感がないのよねー」 と。

有り難い。
薬で調整して 遊び歩いているから 落ち込んで篭っている時はだれも知らない。
歩きがダメなら 近くに出来る10分100円のジムへ行って 何とかしてみよう。
「老化でかたずけられたらたまらない。筋肉もりもりの風子ばーちゃんなんてのは どう?」




    

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2007年11月 8日 (木)

会えたらいいね・・(159) 命日

11月4日は母の命日だった。
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このところ いろいろ立て込んでいて行けなかったので 一日遅れて 5日に「一人でお参りした。
庭の菊や母の言う黒百合(ホトトギスのこと)を手折って デイバッグには一式入れて 電車で行く。
母は 京樽の茶巾寿司が好きなのだが 倒産したとかしないとかで 見かけない。
似たようなものをと 途中さがしたが見当たらず 霊園の近くになって 仕方がないので 「おだんご3本入り」とお茶で 我慢してもらい お寿司は家に帰ってからにした。

その日は 青い空にゆうゆうとくもが流れ風もなく 足取りも軽く 汗ばんでくる暖かさ。
けれど平日の霊園は 太陽が真上ある時間だというのに 閑散としていて ついてくるのは猫ばかりで 淋しい。

200711051309001軽くお掃除して 座っておだんごとお茶で 母に愚痴を聞いてもらう。
幾つになっても 母は母で 懐かしい。 14年過ぎた今でも 母の背中の温もりと 髪油と埃の混じったような着物の匂いが思い出される。
割烹着の上に 汚れるからと またサロンエプロンをいつもしていた。風子も 最近 気が付くと母と同じようなことをしているので 一人苦笑している。
200711051309000
時間があるので 上野にまわり 絵を見ることにした。
自分が描いたのだから わざわざ見に行く事もないけれど どんな様子か見ておこうと思って いざ上野についたら妙に人気が無い.。フィラデルヒア美術展や ムンクもやっているのに・・・、どうしたことか?と。

月曜日だったのだ。200711051308000
サンデー毎日の風子は 曜日の感覚がないので いつも失敗する。
都美術館の手前の交番で 一応聞いて見たら 「民間の方はやってます」 というのでほっとした。
お陰で 受付係の方は大勢いたが 会場は貸切状態で ゆっくり見学できた。
審査員らしき方が 寄ってきて 「絵は見つかりましたか?」 と暇そうだったので 有り難く講評をしていただいた。
見る方が違うと評もさすが。 気が付かなかった事を指摘され 「なるほど!!」 と納得して 帰ってきた。
 
展に入ったというと 「コネがあったのか」とか 「関係者に見てもらって出したの?」 とか言われるけれど 勝手に運送やさんを頼んで出しているだけで そんな偉い方とは 幸か不幸か縁がない。
今の 何とか展は 大方がそういう出し方なのだろう。 

風子は そんな腕もコネもキャリアもないので 運よく講評して頂ければ ラッキーと思っている。

ひとつ 勉強させていただいて 帰りの電車は疲れと多少の緊張がとけて 心地よく眠ってしまい 一駅乗り越してしまった。
 
歩き過ぎて 脚が棒どころか 着地も辛くなってしまい 暫くじーっと我慢の子でいなくてはならない・・・・・。



 

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2007年11月 4日 (日)

会えたらいいね・・(158) 小川町散歩

小川町に 「ART 214」 という面白い空間がある。

説明によると ・・・元カレー粉製造工場の合掌造りの建物をリノベートした2つの趣の異なるA棟、B棟で構成された空間・・・  だそうだ。

そこで行われている展を見るついでに 小川町を歩こうということになった。 吉田家住宅でうどんを食べる予定が 車の都合が悪くなり 3人で電車になってしまったので 吉田家は諦めた。
 
お昼前に駅に到着。 会場は1時からなので 地図を片手に案内所で見所を聞き 骨董屋へ行き 近くの印度カレーで昼食と言うことになったが とりあえず お茶でもして 一息ついてから歩こうと 「わらしべ」の店の様子を知っている人のお薦めで 立ち寄った。

有機野菜使用の料理が売り。 おいしそうなパンが並び 小腹も空いたし 焼きたてのアップルパイとチャイで腹ごしらえ。
そこからが狂ってしまった。 
おしゃべりに花が咲き あっというまに1時を過ぎていた。

Img098慌てて 「ART214」 に直行。
去年 そこで 加藤栄吾先生も個展をなさったので 感じは解っている。
広い空間と 崩れ落ちそうな壁 曇り硝子か曇ったガラスか・・? が実に絵とマッチしていて 不思議にアートしている。

家主さん(芸術家)のいれてくださる珈琲で 芸術談義をお聴きする。
作家さん(北村 真行氏)は 芸大大学院博士課程終了だそうだが ただ寡黙の方。
何処からこんな芸術品が生まれてくるかと これも不思議な存在感のある方。

シナベニアに石膏地 金箔を置いて 創作とか。 

見ていると この絵を 身近に置きたくなってくる。
無理すれば 買えると胸の内で計算してみた・・・が 自分の年齢を考えると この絵の行く末が心配になる・・、と買いたくなるといつも自分に言い聞かせて諦める。 

時計を見たら もう4時を回っていて 骨董屋もたいしたものは無いというので 戻ることにした。
お昼を食べていないので また「わらしべ」で 有機野菜の料理をと決め 戻ったら 「準備中」 。
付いてない時は重なるもの。 裏へ回り 店主に聞いたら 5時半からという。それなら 八高線の時間を調べておこうと 駅へ戻って時間をつぶす。

やっと 昼食にありつけた。 
そこで  一息つきすぎたのが また間違いで 電車に乗れなくなってしまい 仕方なく1時間程 待たせていただくことにした。 

『一日に二度もいらしていただいて・・』 と丁寧にご挨拶いただき  
「ハイキングスタイルで来たのにねー。またこの次に」 とやっと家路に向かった。
何処をどう散歩したのか~~?   お菓子とパンの袋をぶらさげて・・・・・。

  

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