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2007年8月 6日 (月)

会えたらいいね・・(124) 少年と切手

  先週のこと 病院の帰りにデパートの垂れ幕に引きずられて 涼を取りに 「古書市」 に入った。
平日にも拘らずそれなりの出で立ちで (デイバッグを背に足元はスニーカーなど) 賑わっていた。
わが家にも 父の残した戦前の地図や本などが茶箱に収められている。 どうせ自分が逝った後は 塵として処分されるだけであって 特別な価値のある物ではないので 今処理しておこうと 常に考えているのだが 未練があって片付かない。

古書市があったりすると 欲をかいて 「売れるかなー」 と参考にのぞいてみるのだ。
Img018
切手売り場で 小柄な少年が老店主のご夫婦と話している。 店主もピンセットで一枚一枚出したり引っ込めたりしながら 丁寧に応対している。 値段の交渉になって 120円と150円とどちらにしようと 何時までもやりとりしている。
結局 レシート無しならということで おまけ成立。

少年は 多分小遣い張をつけるのに必要だったようだが そのうち母上が来て双方納得で 嬉しそうに持ち帰った。

またここで お節介おばさんは思いついた。
わが家の 古い切手と 風子が有り金はたいて買い集めた東京オリンピックの記念切手。 5円、10円のシートは 使おうにもハガキいっぱいになってしまうし 郵便局にいっても手数料を5円づつ差し引かれると ???。
追いかけて 母上に怪しいものではないと顔入り証明を見せて 貰って頂く事にした。

100円以上のものもあるが 先のある少年に持って頂くのは有り難いのだが お金と同じものなので 教育上良くないような気もする。

今 整理しながら考えている。とりあえず父の古切手と金額の張らないものだけ送って 後は母上に相談してからにしようと思っている。

切手のカタログを手に 自分のお小遣いで 一枚づつ楽しみに集めては線で消している少年の夢を 降って湧いた切手で違うものにしてはいけない。

切手売り場の老店主も 「こんな子供が増えてくれると嬉しいんですがねー」と 120円也の売り上げに 目を細めていた。

その日も 素敵な無駄な時間に感謝して 暑い最中帰ってきた。

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