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2006年11月10日 (金)

会えたらいいね・・(41) 楽茶碗

200611101120000 黒楽茶碗 銘俊寛 長次郎作

兼ねてから 行きたいと思いながらも なかなか腰があがらず 11日で終わりと聞いて 慌てて出かけた。やきものが解るという事でもなく 特別好きということでもないのだけれど どういうわけか 楽茶碗だけは 性に合っているらしく 全国のやきもの市で見てから すっかり虜になっている。 「大黒」 という銘の茶碗は どっしりとして其々が450年余の年月をふんで 釉薬が 後退してはいるが 逆に落ち着きがあって こういうのを 侘び寂びというのかなーと 感心した。 
俊寛という銘は 利休が薩摩の門人に頼まれて 茶碗を3つ送ったところ この茶碗以外の二つが返されてきたので 遠地に残されたこの茶碗に 「俊寛」と名づけたといわれている。 

200611101121000 赤楽茶碗 銘鵺(ぬえ) 3代道入作

2代目常慶までは余り変わりなく見えたけれど 白釉や透明釉が掛けられたり 2彩、3彩の緑釉の絵が入ったりして 鮮やかになっている。
「鵺」 というのは源頼政が退治したという怪獣だそうで胴に施された風景はそれに因んでいるという。 筒茶碗などもあって 楽しめた。

それ以降はどんどん変化して 形も彩も奇抜になって 見込み部分に 貝型を貼り付けてあったりで 私はお茶を嗜まないので解らないけれど のみくちが内側に入ったりしていてこれでお茶が美味しくいただける・・・?なんて思うような形もあった。まあ 茶だまりを面白くしているのかもしれない。

今は 15代だそうだけれど いつの時代も 伝統を守ることと まんねりから抜け出る事に 後継者は苦労があるのかもしれない。 道入だって その時代には 奇抜に見えたかもしれない。

空いてると思って行ったのに 茶道のお仲間らしい着物姿の方がいっぱいで なかなか前に進めないし 疲れてしまったので 4代目以降は 遠目に眺めて帰ってきた。

                                (写真は 絵葉書より借用)

  

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