2008年7月19日 (土)

会えたらいいね・・(239) キヌガサソウ

今の時季 栂池では キヌガサソウ(衣笠草)が咲いている筈。
そう思ったら 急に出かけたくなって 日帰りツアーの空席を探してもぐりこんだ。
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快晴。
空には飛行機雲が・・・。
栂池で降られたことは
        一度も無い。

ロープウェイ・ゴンドラと
乗り継いで
栂池自然園へ。

勝手知ったる キヌガサソウの場所。

何年か 訪れないうちに
あまりの多さに感激。

Dscn0699 ほとんど実物大。
花は真ん中で 花びらに見えるのは苞。

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葉もしっかりとして 白い花を一層引き立てている。



所々で 赤ちゃんキヌガサソウDscn0696_2が 親と離れて 咲いている。この大きさになるのには 何年掛かるのだろう。

名前を知っていても 見たこと無かった花にも 思いがけず出会えた。
次回に・・・・。

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2008年7月17日 (木)

会えたらいいね・・(238) 掛け軸

三作目が やっと仕上がった。

これも 古い印度のテキスタイル原画。

Dscn0675 作者は 掛け軸の本紙になるなど夢にも考えていないわけだから 布に描いた絵を べったりと厚紙にはりつけてある。
裏から軽く霧でしめらせて剥がすのだけれど なんとしても剥がれず 多目にしたら絵が滲んでしまった。
素人の技術の無さが泣き所で 仕方が無い。 

顔彩で補修して 誤魔化した。

軸創りの楽しさは 布を選んでどう配置するか あれこれ布を並べては考えている時。
決まってしまえば 図面を描いて 作業するだけ。

今回は 泥臭く創る事にした。
印度で買ってきた更紗を中心に 両端を藍の古い木綿を使った。
細めで 何処にでも掛けられる物にした。

「掛け軸」 というと 「床の間」 と考える人が多いけれど 今は床の間のある家は少ないので 創作掛け軸は 本表装の 「タペストリー」 のように考えれば 洋間てもいいと思う。

我が家は 廊下にぶらぶらと掛けたり 極端に言えば 小ぶりに創れば トイレだって良いと思っている。
もっと 気軽に楽しめたらいいのに・・・、と思うけれど。

自分で創作が好きだからそう考えるだけで 大凡の人は 一文字や風帯の付いた伝統表具が 重厚感があって 「軸らしい」 と思うのかもしれない。

少し手が使えるようになったので 軸創りに嵌りそうだ。

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2008年7月13日 (日)

会えたらいいね・・(237) 夏バージョン

体調が いまひとつで 憂鬱。

院外処方なので 例の病院の薬を受取に 近くの薬局へ行ったら 「夏バージョンに変えてみたら?」 とのお薦め。

早速実行!Dscn0652
朝は 夏時間で一時間早めの起床。
夜型人間・低血圧 としては 非常につらい。
低めの温度でシャワーを浴びる。
ただそれだけのこと。
それから 一日がスタート。

冷房をいれてないので ゆったりとした衣類で 汗をかくたび シャワーで流して 着替え。

昼食を中心に 一人で ゆっくりと好きなCDをかけながら 好みの粗食をよく噛んで味わう。

今日の 昼食。

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★主食は玄米に 十六穀米をいれている。   
硬い玄米だけも好きだけれど これをいれると もっちりして美味しい。
★到来物の梅干に 自前のらっきょう。
鳥取砂丘のらっきょうを 塩漬けにした段階では ねっとりしていたのに 甘酢につけたらひりひりするほど辛くてびっくり! どうも唐辛子を奮発しすぎたよう。まさに夏バージョン。刺激があっていいかも?
梅干は面倒なので 漬けない。
★芽ひじきの煮物。これは春になると 三浦半島から一年分お取り寄せで常備菜。
切らなくて良いので 冷水でもどしただけで ポン酢でいただくのも美味。貧血症で 手抜きの風子さんは 乾物は重宝している。
★こんにゃくの鉄砲漬け。
牛蒡やキュウリが入って ダイエット食?。
★味噌汁の具は 何でもいれる。今日は 納豆、じゃがいも、玉葱、おくら、小葱。
わかめを忘れた・・・。
3点揃えば ヌルヌルバージョン。  ご子息さまは 大嫌い。
(サラダで レタス・豆腐の上に このヌルヌルバージョンは大受けなのに・・・。)
小松菜のおひたしに 焼き魚 でもあれば 申し分ないのだが。

こういう粗食が何よりもご馳走・・・と思うのは 年の所為?。
レストランのコースも嫌いではないけれど 有り合わせでも 気楽に、のんびり、時間をかけてよく噛んで・・・・。おいしいね!

夏時間は 当たり前の時間らしいけれど 風子にとっては 難しい問題。
もう一時間 早く起きれば なお好いのだけれど・・・・。 

 

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2008年7月11日 (金)

会えたらいいね・・(236)  掛け軸

Dscn0672 昨日も病院 2箇所。
疲れて疲れて 本当に病気になってしまいそう。
「疲れますか?」と訊かれるけれど
「病院に来ることが疲れるのだッ」 と言いたい。

検査検査で ???・・・? と思うと更なる検査。
今度は エコー、カメラと また予約。
思い切って無視する度胸もない。

帰れば 夕飯の仕度が待っている。
一応主婦だから 辛いのだ。

一休みしたら 元気回復。
軸の最後の仕上げ。
軸先は これも友人が創ってくれた 焼きしめ。
カンを打ちつけ 紐を取り付け 裏摺りして完成。
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これも 印度の古いテキスタイル原画。
古布の 退色しきって 色もまだらで少々摺り切れたものを使う。
本紙の上下の切り替えを アンバランスな線で切り継ぐ。
本紙左上の濃い部分は元の色だったようだが 出来上がってみると アクセントに「なっていて気に入っている。 

古いものは 布の感触も色も 温かみがあって 好い。
本紙と布に助けられて 好い軸が出来たと思っている。

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2008年7月 9日 (水)

会えたらいいね・・(235) 通院日

朝から 空模様cloudrainを気にしながら 病院hospitalへ。Img_2265 

予約時間watch40分前にtrain到着。
今日は 担当医は午前の診察はないので 午前の遅れが午後まで押せ押せの心配はない。

今まで 金曜日を通院日hospitalとしていたが あまりにも午前の診察が送れ 到着した時点で『watch60分遅れです・100分遅れです』 と張り紙がしてあることが多く 診察が午後だけの火曜日に変えてみた。

予約の入れ方を聞いたらtelephone 30分で6人だという。それなら6人目で 一人5分診察としても 30分待てばよい計算になる。
ところが 一時間待っても 順番が来ないのだ。angry
一人の診察時間を計ると 約7分。 次の名前を呼ぶまでに3分。 人によっては15分も掛かっていたり 再び呼び出したりしている。

他の診察室は回転が速いsoon。 2.3分で入れ替わる。3分治療は好くはないが 何か納得いかない。
やっと自分の番になって 解ったsign02
担当医の要領が悪いのだ。 
今までに10人近く担当医が代わったが 内科出身のリウマチ医だったのに 今回は初めて整形外科出身。
切った貼ったりhairsalonwrenchに慣れていても 「痛い」とか「曲がらない」とか 日常のの愚痴を聞くのには 慣れていないうえ 若いrunので仕方が無い。カルテの記入penも遅い。

患者の方が 医者から医師に育つまで 合わせていかなければならないのだ。bearing

結局 この日も 120分待ち。 いつ呼ばれるかと思うと トイレtoiletにも行けずじーっと待つだけ。
採血があるので 昼食riceballnoodleも取らないでいたので 「腹ペコあおむし」のようによたよたと どこにも寄らず ぐったりして帰ってきた。dash   あーあァ・・・・・・shock




 

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2008年7月 6日 (日)

会えたらいいね・・(234) 軸創り

絵を描かなくなって 3ヶ月。

どうも 時間を持て余しているのはその所為のようで 掃除だって草取りだって為すべき事は 山ほどあるのに 楽しくないことには腰が上がらない。

何年か前に 「個展」 をして以来 ご無沙汰の「掛け軸」を創ってみようかと 手順の確認のため 先生に「おさらい」していたいだくことになった。
Dscn0664 Dscn0663
裂は 骨董屋廻りして集めたものが箪笥いっぱいあるので 間に合うとしても 問題は本紙。
苦労して創るのに 自分の拙い絵では苦労のし甲斐がないので かなり古いインドのテキスタイル原画を使う事にした。

右側の濃い部分は 着物のおくみだったと思われる斜めの線と模様を利用。
本紙の色と 裂の色が似通っているので 本紙をはっきりさせるために やや薄い色で 細い筋(囲い)を入れた。

軸先は 友人が焼いてくれたものが ちょうど色もあっていて先端の葉っぱの彫も可愛く 全てが思うように揃って出来た。

作業は アドバイスを頂きながらだけれど ひとつひとつの工程を直ぐに思い出せた。
今までに 100幅ほどは創っているので 手が覚えているもので 肝心な指と手首が上手に使えないのが残念。

それでも リハビリと思えば 痛さも苦にならないし 何より出来上がった喜びは大きい。

テキスタイルが 他に2枚あるので 同時進行だが もうすぐ出来上がる。

Dscn0667 知人が 「楽しいかどうかを 行動の基準にしている」 と言っていた。
残り少ない動ける時を 自分に叱咤激励しながら修行する事はない。
先は短いのだ。
楽しいことを 一番としよう!

絵を描くことは楽しいが その人間関係の中に身を置くことが苦痛だとすれば、 自ずと答えは出るのだが・・・・。
元来 我侭な性格(らしい?)ので 我侭に撤するのもいいかもしれない。 

とりあえず 久しぶりに墨を摺って 風古流の絵で 次作の軸・本紙を作成できるよう 暇を使おう。   

 

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2008年7月 2日 (水)

会えたらいいね・・(233) 開院

Dscn0647 ドアを開けて 一瞬 入るのを躊躇した。
確かに “Kクリニック” という表示を見て入った筈。

入り口から受付まで 道案内のように並んだ胡蝶蘭。
受付カウンターから採血室・待合室の周りを取り囲んだ 鉢・鉢・・・・。

毎月 3科の病院に通院しているが そのうちの一人、東京女子医科大学教授のK先生が ご自分のクリニックを開院なさったDscn0641 のだ。

肝臓が専門で 「血液サラサラ、ドロドロ」 について数多くの著書や サプリメントも出されて カウンターにはずらりーっと並んでいる。 

まことにお目出度いこと・・・・、なのだが・・・。

10年も 同じ病院に通っていると 派閥や人脈が垣間見えてくる。
Dscn0643 今回の開業については 「厚生労働省」が 「これからの日本について考えるプロジェクト」を組み 「医療部門担当を有難いことに ご拝命いただいた」 そうだ。

それで 今までの早稲田にあった 「Tクリニック所長」 でいると忙しくなるので 日本橋に ご自分の 「Kクリニック」 を開院なさった・・・、というわけ・・・・。

Dscn0642 胡蝶蘭の送り主には 衆議院さんも名を連ねている。

風子など 手の届かぬ花で 其々が 3本仕立て、 と見事なお値段であろうことだけは想像できる。

数えたら 23鉢もあった。

其々の思惑は よく判らないが 風子にとっては 早く病院と縁が切れるよう 祈るばかり。

穏やかな先生だが 政治家のにおいがちらほらとして 気になる。

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2008年6月27日 (金)

会えたらいいね・・(232) 浴衣

着物も 単衣の時期はもう終わりで 7月からは「紗」や「絽」の着物に衣替え。

汗かきで 単衣さえ着ることを躊躇しているのに 紗とか絽なんてとんでもない。
・・・・というのは負け惜しみで 持ち合わせていないのだ。weep

かといって 買う気にもならないので 着るものがない。
Dscn0633
浴衣は お気に入りがあるけれど 困ったことに 下駄が履けない。
足の底の変形した骨や横に飛び出した骨が当たって 歩けないのだ。

時々 作務衣に 履き古した男物の下駄などつっかけてはいるけれど 外には出ないから 便利にしているだけ。

あちこち あたって見たけれど 履けそうなものはなく お店の方は「足袋を履いてもいいんですよ!それなら草履が履けますから・・・」 と言うけれど 足袋を履いた場合は それなりに 下着の襟を出さなくてはいけないのだ。

浴衣は やっぱり素足で歩きたい。
  パナマの草履は 素足でも 柔らかく気持ちが好いけれど ?万円もするものを素足で汗と誇りまみれでは 一日で薄汚れてしまう。

デパートをうろうろしていたら 若い店員さんが 「名案」 を考えてくれた。Dscn0634_2

男性用の雪駄の現代版で 「Mサイズならいいのでは・・?」 と探したが Lサイズしかない。
ところがところが・・・、履いてみたら ぴったりsign02

甲高盤(?)広の風子の変形した足footには もってこいなのだ~~~。

変形の足にも 負担が少なく 色気がなくたって 実用本位で しかも4000円。
踵がないのが ちょっと気になるが 贅沢は言えない。
「これで行こう!」 と決めた。
Dscn0632
万事揃って 七夕さまnightを待つばかり・・・。

若い人の 固定されない知恵をい頂いたー。

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2008年6月23日 (月)

会えたらいいね・・(231) 続 母の着物

叔母から母が受け継いだ着物は 着物として作り変えは諦めていた。
昔のものは 反物自体の幅が狭く そうでなくとも裄が長い風子には無理だと思っていた。
お直しの相談会があったので 試しに見ていただいた。 
「何とか考えましょう」 と言って頂き お任せすることにしたのだ。

出来上がって よくよく見ると 「よくもまあこんなに・・・・」と お直しさんの技術に感動した。
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羽織と着物はお対だと思っていたのに 実際は 模様の花の数が微妙に違っていた。 簡単に接ぎ合わせることは難しく 職人さんは 寝ても覚めてもお風呂に入っても 頭の中で図面を描き 構想を練るのだそうだ。

風子も掛け軸を創っている時は 裂を並べては 何日も同じように考えていたから その気持ちが解らなくも無いが 所詮 素人の趣味のわけで・・・。

幅や丈を出すために ・・・・・・の位置に接ぎが入っているが 気をつけて見ないと解らない(接ぎの部分はミシンになっている)。前はもっと細かく おくみにも接ぎが入っている。

洋服でデザインとして切り替えを入れたり 骨董市で 時代物としては出てくるけれど 今時こんなに切り貼りした物は 見たことがない。
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しかも 右左 敢えて柄を分けて 粋な創りになっている。

さぞかし頭を悩ませた事と 感謝する。
これでは 「やり繰り賃」 が割り増しになっても仕方ない。

何の世界でも その道のプロはすごい! と眺めては感心している。

 

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2008年6月22日 (日)

会えたらいいね・・(230) 母の着物

待っていた母の着物が仕上がってきた

実家を壊す時 何枚か持ち帰った母の着物。
決してお金持ちとは言えない生活の中で 風子には出来る限りのことをしてくれたが 自分の事は後回しで 質素に暮らしていた。

母の実家は 材木屋で羽振りが良かったそうだが 長兄が他人の保証人になったばかりに 財産をすべて無くし 末子の母の結納金まで無くなったそうだ。

身一つで父の元へ来たそうで 父の日記を見ると 「世が世なら 俺のような貧乏人のところへなど来る茂(母の名)ではないのだ。一生かけて 幸せにする。」 と あの寡黙で気難しい父が よくもまあこんな気障な言葉を・・・、とびっくりするが 父が惚れてもらった嫁、 青年時代から文芸誌に 小説など投稿していたようなので 「さもありなん・・・」 と思ったりもする。

そんなわけで プライドだけは強い母ったが、割り切っていたのか 十二社(西新宿)の芸者置屋から お針の仕事を預かっては 遅くまで縫っていた。

Dscn0623 亡くなって 箪笥を開けても ウールの着物ばかりで 縮緬や紬は10枚程度だったが 母の気姿を思い出させる気に入った着物を 思い切って直しに出した。

母は 背は風子よりほんの少し低かったが 38キロより肥れない人だったので 並みより幅があるうえ 手の長い風子に作り変えるのは 至難の業。仕立て賃も 割り増しになってしまった。
昔と違って 「やり繰り賃?」 というのが1万円も入るのにはびっくりした。

その着物がやっと届いた。

「叔母から母へ来た紬のアンサンブル(羽織と着物)」 は かれこれ百年近く前の物のような気がする色・柄で 風合いが懐かしい。叔母は小柄の人だったので お端折り無しでも風子には無理、 二枚で一枚の着物にお願いした。
「染みがついたままの母の紬」 は 染み抜きと洗い張りでもやり繰り出来ず 下前おくみに別布を使ってくれた。

Dscn0629 「安い着物なら新品を買えるから 作り直しは勿体無い」 と友人はいうが 風子にとっては お金では買えない大切な着物だし 今時 買おうにも買えない品のような気がする。

袖を通すと 真新しい着物と違って 柔らかく軽く 洗い張りしたのに 母の匂いがするようで 叔母と母に包まれて 胸が熱くなった。

今は 単衣の時期なので 秋まで着ることは出来ないが 裄が出ない母の羽織を帯に作り変えているので 涼しくなったら 着て墓参りにでも・・・と待ち遠しい。






 

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